妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心

妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心

1,210円 (税込)

6pt

3.5

日本人にとって、妖怪とはなにか。科学的思考を生活の基盤とし、暗闇すら消え去った世界においてなお、私たちはなぜ異界を想像せずにはいられないのだろうか。「妖怪」とは精神の要請なのか、それとも迷信にすぎないのか――。古代から現代にいたるまで妖怪という存在を生みだし続ける日本人の精神構造を探り、「向こう側」に託された、人間の闇の領域を問いなおす。妖怪研究の第一人者による、刺激的かつ最高の妖怪学入門。(講談社学術文庫)

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妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・妖怪の学といつたら小松である。その小松和彦「妖怪学新考 妖怪から見る日本人の心」(講談社学術文庫)を読んだ。おもしろい。当然、この書での、つまり小松和彦の妖怪の定義がまづ問題になる。それは例へばかうある、「『神』とは人々によって祀られた『超自然的存在』であり、『妖怪』とは人々に祀られていない『超自

    0
    2015年09月20日

    Posted by ブクログ

    画期的な妖怪研究への手引きだった
    ボクは、京極先生の本でこういう「妖怪」の扱いになれてるけど、一般的には異色なのかな?と思った
    前半は妖怪が生まれた背景で、後半は妖怪への対応が主だった
    人の心に闇がある限り妖怪は発生し続ける

    0
    2025年01月03日

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