鬼と日本人

鬼と日本人

968円 (税込)

4pt

3.0

雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ……古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。

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鬼と日本人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月22日

    鬼とはなにか
    鬼の時代―衰退から復権へ
    「百鬼夜行」の図像化をめぐって
    「虎の巻」のアルケオロジーー鬼の兵法書を求めて
    打出の小槌と異界―お金と欲のフォークロア
    茨木童子と渡辺綱
    酒呑童子の首―日本中世王権説話にみる「外部」の象徴化
    鬼を打つ―節分の鬼をめぐって
    雨風ふきしほり、雷鳴りはためき・・・...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年08月26日

    ・鬼は私の関心事である。だから、小松和彦「鬼と日本人」(角川文庫)を読んだ。例の如く鬼の定義を示す。「怪力・無慈悲・残虐という属性はほとんど変化していない。鬼は、なによりもまず怖ろしいものの象徴なのである。」(6頁)かう書いたうへで、怖くない鬼がゐることを述べて、「だが、そうした鬼は、怖ろしい鬼がい...続きを読む

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