人口減少時代の都市 成熟型のまちづくりへ

人口減少時代の都市 成熟型のまちづくりへ

880円 (税込)

4pt

人口減少と高齢化、低成長に直面する日本。だが本当の危機はこれからやって来る。上下水道や交通ネットワークといった身近な公共インフラの維持・更新、空き家問題への対策などには膨大な費用がかかるが、自治体は破産寸前だ。本書ではこの危機を逆に「住みよい都市」実現のチャンスととらえる。投資と効率性の視点から地域内の所得と雇用、独自の財源をもたらす都市経営のあり方とは。発展を続けるための戦略を示す。

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人口減少時代の都市 成熟型のまちづくりへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年04月26日

    前の税の本や、ヒューマニティー経済学もそうだったけど、この本も大変平易でわかりやすい。海外事例の紹介もよかった。人口減少下の都市が縮小均衡にならざるを得ないのは仕方ないが、エネルギー自給や中心市街の価値向上を中心に据えた循環は、やや無理があるかもと思ってしまいました。

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    Posted by ブクログ 2023年05月28日

    現在の日本の多くの都市で課題となっている都市経営に関する論点、意見を公平に取り扱った良書。
    実現は難しく先は長くとも書かれた内容を意識して世の中を眺める事は大変有意義と感じる。

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    Posted by ブクログ 2020年05月04日

    シュタットベルケについて、詳しく書いてあるかなあ、と期待して購読。
    あまりかいてなかった。

    ・成熟都市へ向けて、社会資本、自然資本、人的資本、社会関係資本に投資すべき。

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    Posted by ブクログ 2020年01月16日

    読書会の課題図書。
    都市経営の在り方について戦前から現代までのさまざまな事例を紹介。
    公共施設やインフラの老朽化、郊外の空き家問題、駅前を中心としたまちづくりなどの課題にどう取り組むべきか。
    自分たちの住む自治体がどのようなまちづくり計画を立てているか調べるとより理解が深まると思います。

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    Posted by ブクログ 2018年12月25日

    人口減少時代を迎え、都市はどのようなまちづくりを行うべきかを述べた本。都市が自前でエネルギー政策を実施し、その収益で社会政策を進めるシュタットベルケという手法を紹介された。資源がない日本で、原子力の使用も見込めず、自由化されたとはいえ東北電力などの大手がエネルギーを牛耳っている状況の中、自治体が独自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月30日

    人口減少だとか社会の変化には興味があるので。

    人口減少都市の将来
    成長型都市経営から成熟型都市経営へ
    成熟型都市経営への戦略
    持続可能な都市へ

    社会関係資本、人的資本、社会資本。
    所有と利用の分離
    縮退都市
    都市公社

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    Posted by ブクログ 2018年04月11日

    本書では、自治体における具体的な取組を紹介し、持続可能な都市経営の在り方を模索、提示していく。

    本書の後半の主な内容となる「シュタットベルケ」の記述。

    「エネルギー事業で稼いだ収益を元手に、他の公益的事業に再投資するのが、ドイツのシュタットベルケの特徴である」

    この動きは今、日本にひろがりつつ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月04日

    行政、都市計画からみた人口減少時代の自治体経営。民間企業の視点とともに、こちらの視点からも一読しておくのによい。ソフト面からのみで語られがちなコミュニティやまちづくりにハードや規制、税収の観点を入れてくれているのもありがたい。

    あと、学者の方がこういう主張をしてくれていることは心強い。

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    Posted by ブクログ 2021年03月26日

     人口問題については、とにかくその問題は総論で終わりにして具体的な問題については、人口問題はないものとしているのが一般的だ。
     スマートシティなんていう問題についても、結局ことごとく箱物を作って第三セクターは破綻するという実例ばっかりなのだから救い難い。夢のような話でなく、地味だけど、現実を見ている...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月07日

    人口減少を迎える日本。それは都市の縮小を意味する。
    この避けられない自体でどのように都市は適応すべきか?をといた本。

    まず著者は人口減少の本格化を以下のように記述。

    「日本社会はこれから少子高齢化する。
    人口はますます減少する。2020年を境に加速する。2050年には1億人をきる。
    大都市圏への...続きを読む

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