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大学のリゾートバイト研究会に所属する田中譲。とある出来事で大学から遠ざかり、住み込みのみかんアルバイターとして、ひとり愛媛へ。1歳下のシンガーソングライターの女子と出会う。次第に彼女のペースに巻き込まれ、アルバム製作の費用を用立てて、一緒に曲作りをすることに。彼女に振りまわされた季節は、それでもやっぱり輝いていた。青春まっただ中の男子と女子の物語。
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Posted by ブクログ
大切な友達がおすすめしてくれた本。爽やかで夏にぴったりでした!みかん食べたくなったなぁ〜〜 "枠組みはどんどん外していけよ"
簡単なあらすじとしてはミカンアルバイターとして愛媛にやってきた譲とそこで出会ったシンガーソングライターのリンとの物語。もうこの取り合わせだけでわくわくしないか。譲は自らをイエスマン田中と称し、リンは才能を生かせず燻るシンガーソングライター。この二人が紡ぎだす一つの物語っていうのはきっと生きてみたかっ...続きを読むた現実が描き出されるんだろうなって感じた。 話の内容もさることながらなにせこの関口さんの話の書き方っていうのは話の中に飛び込み、その世界に自分がいるかのように感じさせるものがある。文字で僕らの気持ちを表してくれるのだ。だからこそ、どこか心の中でしてやられたとクスッときてしまうものがあるんじゃないかな。 そもそも最初に背表紙の紹介を見たときに、ここまで胸が躍らせれるのは初めてだった。なんせ、自分が書きたかった話が突然目の前に出てきたようなもんだったからな。夢が現実になったってのはこのことじゃないかって思った。同時にやっぱり悔しくも思った。なんでこんな話を書くことができなかったんだろうかってね。それこそ、譲が千春に感じてた感情そのものがこの本と出合った時に僕の中に芽生えていたのかもしれない。
東京の大学に通い、ひょんなことから愛媛でミカンのアルバイトを行うことになる田中 その家の娘でシンガーソングライターのリン 音楽を通して成長していく2人の姿、読んでいてさわやかになる あきらめないことの大切さ、人とのつながり 夏を超えて成長していく2人を描く
人間もみかんみたいに見た目じゃ決められないってことみ改めて気づかされました。 外見に多少難があっても内面はいい人だったりその逆もあったり… 自分がダメな人間だと思っても変わっていけるんだよというアドバイス、変わっていく勇気をもらえた気がします。 僕自身、事なかれ主義的なところがあるので、イエスマンと...続きを読む言われるような事なかれ主義の主人公がノーと言える、自分の意志を貫けるようになっていったのは見習いたいと思いました。 ただ、最後がちょっと寂しすぎかな…
大学のリゾートバイト研究会に属する主人公。 恋愛傷心も兼ね、住込みのみかんアルバイトとして、愛媛へ。 海と山しかない大自然の中で一人の女の子と出会う。いや、見かける。そして、絡まれる。 その女はシンガーソングライターだと。 瀬戸内の青空から、舞台は東京へ。そして、30万円を持ち逃げされ、再び愛媛...続きを読む、松山へ。 青春ものではあるが、本作はそこまで、涙溢れるというよりは爽やかの方が強いかな。 関口尚氏の作品では、大概、感動で泣かされてるからな。 こういう形も悪くはないが、泣ける作品がイメージ強い。
予想を裏切る意外な結末。 こんな形での人間成長物語は初めて読んだ。 あまりきれいな話とは言えないが、「やられた」という感じになる。
これもまた一つの青春だよなぁ、と思う一冊。 平凡な人間の遠回りな成長物語。主人公の平々凡々な性格を、強引に揺り動かすヒロイン。バランスと呼ぶのか、相性としては丁度いい関係だと思う。平凡ゆえに主人公みずから動かない物語には、ブレイカーが掻き乱すくらいがいいんだな、なんて思いながら読んだ。 ヒロインの...続きを読むリンの性格というのは、中々いないタイプで、過去のことや問題について、全くというほど考えず、強引で、自己顕示欲が強い余りに痛い目を見るが全く反省する気が無く学習能力の無いゆえにまた似たような真似をして失敗する……。だからこそ身勝手な行動をする度に、うんうんそこはやっぱりそうだよな、なんて頷くような感覚だった。終盤は特にその色が濃く出ていて良かった。ただ、一方でヒロインの振る舞いに主人公が翻弄されるわけだが、リンを描写するために主人公が振り回されてるような、つまり物語を描写するために主人公が誘導されてる感じがして、勿体無いと思いながら、これが限界なのかな、とか思ったり。 結局リンは学習することなく、何てことない顔で好き勝手やってる姿が最後までそのままで良かった。評判としては最後が納得いかない、面白くない展開だとよろしくない反応が多いが、個人的には小説ならではだし、意外なまでに人というのが変わらないのだという描写が、自分としてはこれで良かったと思う。
シンガーソングライターの「リン」が、一流のシンガーソングライターになるべく奮闘する話。ひょんな事から「譲(ゆずる)」と出会い、共に歩んでいく―。っていう話なんだけど、終始、リンに対してイライラしてました。人間としては最低最悪。女子としても最低最悪。そして「イエスマン田中」にもいらいらしながら…。落ち...続きを読む着かない小説だった。ただ、歌に関わる物語なだけあって、そこに関しては気持ちよく読めた。…それにしても、最後の終わり方は呆気無い。上手く丸め込まれて終わった。
大学4年生の時に読みましたが、その当時も今も私はいろんな人の気持ちが絡んでもっと複雑な恋愛小説が好きなので、なんだかしっくりきませんでした。中学・高校の時にこの本と出会っていたら好きだったかもしれません。
なんか・・・ 終始、譲がかわいそうだった(´・_・`) あたしは好きな曲は歌詞で決めるので 作詞者、かっこええなー なんて思った♪**
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