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こどものときは理科が好きだった。なのにいつのまに物理は苦手、とか言うようになったのか。かつては理科室でわくわくしていた文系人間がすらすら読める愉快な一冊!
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Posted by ブクログ
およそ授業ではつまらない時間を過ごしたはずの、あれやこれといった分野の、実はなんと魅力的なことか、と理系エッセイを読むと感嘆させられる。 松岡正剛さんって、こんな人だったっけ? と思うほど、一冊一冊への想い入れがすごいというか、むしろ想いがガツンと先行して、感動詞ばっかりになっていたりする(笑) ...続きを読むただ、その高揚感で、読みたくなる。 この人にビブリオバトルをさせたら、まさに魔法の五分間になるに違いない。 きっと出ないだろうけど。聞いてみたいわー。 敢えてラインナップを見ずに読み始めた。 後々、この時の自分を振り返って、博多華丸・大吉の「天ぷら」の漫才を思い出す。 行きつけの居酒屋さんで出る季節の天ぷら。 大吉さんが「えびと、しいたけと、」という風に紹介していく内に、「ああ、次にそれが来るのっ⁉︎」と華丸さんの顔がキラキラ輝きだす。 (チュートリアルのBBQ串ネタもあったな) 寺田寅彦『俳句と地球物理』 中谷宇吉郎『雪』 野尻抱影『日本の星』 湯川秀樹『想像的人間』 朝永振一郎『物理学とは何だろうか』 ですよ!! うっひゃー!もう途中から「あああああ、そうきちゃいますかぁーっ!」って悶えました。 あー。興奮したー。 この章は割とベタなんだろうけど、他の章は松岡正剛さんに所縁のある方や、これは自分では出会わないな、という本ばかりで楽しめます。 とりあえず、お互いにテンション上がる本です。 「ポアンカレは書いている、『突如として啓示を受けることはある。しかしそれは無意識下で思索的研究がずっと継続していたことを示しているのだ』。ポアンカレはこのことを『数学的発見における精神活動の関与』とよんだ。」 最近、この話聞いた気がするんだけどな。 どこだったかな。 「ぼくは(人間)水棲説には好感をもっている。そもそもヒトが流線型の体形をもっていること、体毛が背骨にむかって生えているということ、サルとちがって著しい皮下脂肪に富んでいることなどは、どうもわれわれが一時期水の中にいたことを暗示しているような気がしてならないのだ。かつてジョン・C・リリーとこの話をしたときは、リリーさんは『そんなこと言うまでもない、当然のこと』というように、自分の両手をフリッパーにしてクジラとイルカの真似をしてみせた。」 なんとなく、このくだりに夢があるというか、イメージすると微笑ましかったので引用。
<目次> 第1章 科学のおじさん 第2章 鉱物から植物へ 第3章 虫の惑星・ゾウの耳 第4章 背は腹にかえられるか <内容> 松岡正剛の「千夜千冊エディション」の1冊。松岡さんの理系へのあこがれ、造詣がよくわかる1冊。どの本も読んでみたくなる。そこから自分も理系の頭があるのかな?と感じた。
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