本の自叙伝

本の自叙伝

ビジネス・実用
3,080円 (税込)

15pt

4.3

「私は本になります」――古今東西の書物を読み漁ってきた編集工学者が,愛着をもつ「本」たちを主人公に据え,「日本という方法」を軸に,書物の来歴,読み方,編集術を余すところなく開陳する.伝説の私塾「連塾」の最終講義を書籍化!垂涎の『千夜千冊』全集特別巻所収「ぼくの読書術」を付録として収録する.

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本の自叙伝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『本はね、いつだってロマンでもテロルでもあり続けるんですよ』
    私の中で読書というものが花開いた、あるいは芽が出た、グッと自分の身体の真ん中に来た、そういう感覚になったのは松岡正剛に出会ってからだと思う。
    松岡正剛が亡くなった。情報としては知っていたが、自分に腹落ち、腑に落ちてなかったのだろうと思う。
    この本を読んで実感が湧いて来た。
    悲しくもあり、人生を終えた一人の先輩に対しての穏やかな気持ちにもなった。
    何となく、松岡正剛に対して一区切り、という感じ。
    恐らく書ききれなかったこともあるだろうと思うが、一つの生命の終わりでもあるが、また何か、誰かの始まりでもあると思う。
    著作を全てを読んだわけではないけれど、そして、これで松岡正剛を読むのは終わりというわけではなく、また出会いに行くだろうとも思う。
    人は死ぬ。でも終わらない。
    私には確かに松岡正剛から受け取ったものがある。誰が何と言おうとそれは私の中と縁と周辺と外側にある。
    色々な本、書物、書籍、テキストの結節点や分岐点に立っていた。これからも墓碑が傍らにあるだろう。
    編集は終わらない。安らかに。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    本になるほどの本読み。
    世界の肖り。擬い。抜き型。世界には裂け目がある。

    ・様式は一挙に混淆すべき
    ・方法が内容
    ・表現はよく練られた逸脱

    ・イメージとマネージ
    ・潜読と顕読
    ・感読と単読
    ・耽読と系読と共読

    ・コンディション、マーキング、再生

    ・千夜千冊の前提:適確な要約、印象のキーワード、読書状況、著者の境遇や意図や時代性、本と自分との関係性のメタファー

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1部  
     第1章  テスト氏との一夜
     第2章  死者の書
     第3章  サイの国から
     第4章  黒板銀河鉄道
    第2部
     第5章  アインシュタインの林檎
     第6章  生命の塵
    第3部
     第7章  虹色のトロッキー
     第8章  ZEAMI条々 
     第9章  ぼくの読書編集術
    付録 ぼくの読書術

    <内容>
    2012年におこなわれた連塾のライブトークイベントを活字化したもの。これを編集中に松岡自身が亡くなり、遺作のような形に。ただのトークショーではなく、森村泰昌、山本耀司氏や安田登氏のパフォーマンスもあり、生で聞きたかったと思う。
    本読みの達人による、読書術(「千夜千冊」中の抜粋)も役立つ。白川静などはちゃんと読んでみなくては…

    0
    2026年09月21日

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