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Posted by ブクログ
『本はね、いつだってロマンでもテロルでもあり続けるんですよ』
私の中で読書というものが花開いた、あるいは芽が出た、グッと自分の身体の真ん中に来た、そういう感覚になったのは松岡正剛に出会ってからだと思う。
松岡正剛が亡くなった。情報としては知っていたが、自分に腹落ち、腑に落ちてなかったのだろうと思う。
この本を読んで実感が湧いて来た。
悲しくもあり、人生を終えた一人の先輩に対しての穏やかな気持ちにもなった。
何となく、松岡正剛に対して一区切り、という感じ。
恐らく書ききれなかったこともあるだろうと思うが、一つの生命の終わりでもあるが、また何か、誰かの始まりでもあると思う。
著作を全てを読んだわけではないけれど、そして、これで松岡正剛を読むのは終わりというわけではなく、また出会いに行くだろうとも思う。
人は死ぬ。でも終わらない。
私には確かに松岡正剛から受け取ったものがある。誰が何と言おうとそれは私の中と縁と周辺と外側にある。
色々な本、書物、書籍、テキストの結節点や分岐点に立っていた。これからも墓碑が傍らにあるだろう。
編集は終わらない。安らかに。
Posted by ブクログ
<目次>
第1部
第1章 テスト氏との一夜
第2章 死者の書
第3章 サイの国から
第4章 黒板銀河鉄道
第2部
第5章 アインシュタインの林檎
第6章 生命の塵
第3部
第7章 虹色のトロッキー
第8章 ZEAMI条々
第9章 ぼくの読書編集術
付録 ぼくの読書術
<内容>
2012年におこなわれた連塾のライブトークイベントを活字化したもの。これを編集中に松岡自身が亡くなり、遺作のような形に。ただのトークショーではなく、森村泰昌、山本耀司氏や安田登氏のパフォーマンスもあり、生で聞きたかったと思う。
本読みの達人による、読書術(「千夜千冊」中の抜粋)も役立つ。白川静などはちゃんと読んでみなくては…
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