散歩の達人_2019年8月号

散歩の達人_2019年8月号

750円 (税込)

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※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。

古くは縄文時代より栄えたというこのエリアは、下総国を司る国府、成田へ続く街道の宿場町、東京の富裕層の別荘地、八幡の農具市の開催地と、その姿を変えながら多くの人を集め、各地と強く結びついてきた。万葉歌人が歌を詠んだ場所が残る一方で、戦後には幸田露伴、永井荷風、井上ひさしなどの文豪が好んで住み、教育機関も集結。首都圏きっての文教都市となったが、しかしそれだけではない。本八幡駅前ではサエキけんぞう氏が自宅跡に新しい施設をプロデュース。葛飾八幡宮参道では約100店が並ぶニューボロイチが開催され大にぎわい。永井荷風ゆかりの飲食店は大人の学び場になるなど、今新たな動きがそこかしこに見えるのだ。時は令和の梨なる季節。豊かな歴史や文化の上に、進化を続ける街の魅力を、改めてたっぷりと味わってみたい。

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散歩の達人 のシリーズ作品

1~97件目 / 97件
  • 散歩の達人_2024年4月号
    NEW
    880円 (税込)
    この沿線には、春のイメージが付きまとう。都心や大学へのアクセスは良好、落ち着いた住環境が整っていて、毎年この時季に新生活を始める人も多いエリアだ。駅前は再開発が進み、買い物する場所にも事欠かない。しかし、利便性と表裏一体の画一化の波が押し寄せているのも事実で、街の色をどんどん覆い隠しているようにも感じられる。そんな今こそ、あらためて自分の足で周辺を歩いてみてほしい。すると、商店街に残る老舗、文化人が暮らした薫り、農村を偲ばせるのんびりとした空気感、団地を駆け回る子供たちの姿など、パッチワークのように広がる本来の景色に出合うはず。そしてその中では、新しい色が地面から少しずつ顔を出し、空に向かって伸びている。やっぱり、この沿線には春がよく似合うのだ。
  • 散歩の達人_2024年3月号
    880円 (税込)
    ベッドタウンとして長年にわたり根強い人気を誇り、いまだ人口も増加の一途をたどる船橋・津田沼は、住みやすさはもちろんのこと、それ以上にわざわざ足を運びたい魅力があるのだ。開放的な空の下に広がる農園地帯の風景、個性的な店の数々、おいしい地元産の農産物に海産物、進化を続けるベイサイド……挙げだすとキリがない。来訪者を魅了して、虜にする。そんな船橋・津田沼の魅力をいざ、堪能しにいこう。※電子版に付録はつきません
  • 散歩の達人_2024年2月号
    880円 (税込)
    いまや東京随一のおしゃれタウンとして名をはせる蔵前。その隣、かつては問屋街として多くの商人を迎えた浅草橋とともに「モノ作りの街」として、雑貨店・道具店が軒を連ねている。一方、両国国技館を中心に、相撲部屋にあふれる相撲の街・両国。碁盤の目のように張り巡らされた道に新顔が続々と表れている。伝統を大切に受け継ぎながら、時代とともに変貌し続ける3エリア。新旧溶け合うモダンな下町の楽しみ方を伝授します!
  • 散歩の達人_2024年1月号
    880円 (税込)
    おいしい酒と肴が揃っている、仕事帰りにサクッと寄れる、仲間とわいわいできる、一見でも気さくに接してくれる……。無論、酒場に求めるものは人それぞれですが、やっぱり愛したいのは“ちょうどいい”酒場。あなたの新しい行きつけが、きっと見つかります!※電子版に付録はつきません
  • 散歩の達人_2023年12月号
    880円 (税込)
    昭和のはじめ、「東洋初の地下鉄」というキャッチフレーズを冠して開業した銀座線。レモンイエローにチョコレート色の屋根をかぶせた車体はハイカラそのもの。乗車距離約14キロの短い路線だけれど、浅草を起点に上野、日本橋、銀座など歴史ある繋華街から、エスプリあふれる虎ノ門に赤坂見附、トレンド最前線の表参道や渋谷と、どこで降りても主役級の街ばかり! 遊園地、グルメ、好奇心くすぐるカルチャースポットに、都内屈指の老舗めぐり……楽しみ方は無限大。東京の持つ魅力がたっぷり詰まった沿線を、心ゆくまでお楽しみあれ。
  • 散歩の達人_2023年11月号
    880円 (税込)
    街が秋めき旅足が軽くなった今、訪れるなら高尾山・八王子だ。都心から中央線に乗って揺られれば、またたく間にゴミの少なさで全国1位(2023年現在)という八王子市へ。駅から一歩踏み出せば、遠景に山々が見えてホッとするとともに、どこか洗練された空気を味わえる。 体を動かしたい人は、東京随一のハイキングスポット・高尾山へ。何千年もの祈りがこめられた風景をたどれば、きっと心が癒やされる。木々と対話しながらじっくり歩きたい。 体力に自信がない人は街歩きを! 八王子駅北口から放射線状に張り巡らされた道をゆけば、自ずと名店に出逢うことができる。腹を満たした後は、日本遺産に思いをはせたり、歯医者さんの看板を眺めたり、怪奇に身を震わせたりと、街のいろんな表情に魅せられよう。 ワンダフルな可能性に満ちあふれたこの街、楽しみ方は無限大!
  • 散歩の達人_2023年10月号
    880円 (税込)
    関東指折りの観光地・川越。今やインスタ映えの聖地としても注目を集め、街は浴衣姿の若者であふれ、その大半が常にスマホを掲げて撮影に勤しんでいる。 でも、せっかくなら大人の粋な遊び方を。蔵造りの町並みを散策するのも楽しいけれど、ちょっと路地に足を向ければ、魅力がぐっと詰まった地元民の憩いの場が点在。そのどれもが川越という地への誇りと自信に満ちあふれている。古くからあるものと新たに誕生したものとが予想外の調和を生んで形成される、時代を超えた“川越らしさ″を堪能したい。朝霞・志木・ふじみ野をはじめとした東武東上線沿線にも、わざわざ足を運びたくなるスポットが盛りだくさん。ただの観光地とは言わせない、川越エリアのツウな楽しみ方を提案します。
  • 散歩の達人_2023年9月号
    880円 (税込)
    2018年10月、築地の場内市場は83年の歴史を終え、豊洲へと移転した。それから5年。コロナ禍を経た築地を歩いてみれば、あふれんばかりの人でにぎわっていた。移転とほぼ同時期に『築地魚河岸』という施設もでき、“東京の台所”としての役割は変わらぬままだ。 一方の豊洲と言えば、こちらも当然東京の食卓を支える場として機能し、7月には三陸・常磐の鮮魚を販売する『三陸常磐 夢市楽座』がオープン。2024年の2月にも新しい商業施設ができる予定で、さらに活気づくことだろう。 築地と豊洲の間に位置する月島は、古い建物をリノベーションした個人店が路地にひしめき合う。まるで、歴史を紡いできた築地と最新の豊洲のかけ橋のようになっているのだ。 どこから歩くかは、もちろん自由。三者三様の街から力をもらいに行こう。
  • 散歩の達人_2023年8月号
    880円 (税込)
    西荻窪は、道という道すべてに魅力的な飲食店が立ち並ぶグルメな街だ。さらに、本に雑貨にアンティークと、大人の趣味欲もとことん満たしてくれ、実に底が知れない。 荻窪は一方、駅前は商業化しているが、街の随所に老舗や名所が点在し、風格のある土地を保っている。新しい店にも自然と品があるのは、この落ち着いた空気ゆえだろう。 街の色は違えども、どちらにも共通して言えるのは、住民が自分の“お気に入り″をいくつも持っていることだ。例えば、酒場ひとつ見ても、ディープな横丁から普段使いできるバル、ぜいたくなビストロまで幅広く揃うが、そのどれもが等しく住民の憩いの場となっている。それでいて、新しいモノにもめっぽうアンテナが高い。地元のことを徹底的に知ろうとする貪欲さは、中央線随一だ。そして皆、口を揃えてこう言う。 「一度住んだら、離れられない」 この街に来る人、そして住む人の心をわしづかみにする、旬な話題をたっぷりつめこんで、お届けします!
  • 散歩の達人_2023年7月号
    880円 (税込)
    北の玄関口と呼ばれて久しい上野。今や世界の玄関口へと変貌を遂げ、アメ横をはじめ、ここ数年で見慣れた景色は様変わり。駅周辺の熱狂から少し離れれば、コーヒーやアパレルなど、オフビートな空気感が心地いい新顔もちらほら。一方、御徒町や湯島方面では、老舗・若手を問わず、ものづくりに実直な人々がどっしり根付く街になってきた。情熱と冷静さの間で、自在に変化を続けていくこのエリア。少しばかり熱に浮かされた気持ちで、街の胎動を今、感じよう。
  • 散歩の達人_2023年6月号
    880円 (税込)
    板橋の表情は豊かだ。東武東上線も三田線も、駅前商店街に新旧の店が肩を並べ、目移り必至だ。この2路線の間には、起伏に富んだ地形が待ち構え、散歩の楽しさをさらに膨らませてくれる。緑豊かな公園も多く、植物園や科学館もあって、大人も子供も楽しめる場所が随所に散らばっているのだ。もちろん、町中華や洋食にカフェなど、グルメもジャンル問わず充実している。その中でもひときわ存在感を示すのは、地域とのつながりを大切にしつつも、己が信念を貫き通す人々。一見矛盾しているようで、その絶妙な溶け合い方が街の新たな魅力を引き出しているのだ。
  • 散歩の達人_2023年5月号
    880円 (税込)
    港町ならではの鷹揚さと、各街の個性が独特すぎる「横浜」を訪れるなら、断然、今! みなとみらいや中華街にはカルチャーの新しい話題が花開き、ちょっぴりローカルな平沼橋や戸部には、ハマッ子自慢の穴場がちらほら。この春に開業した東急・相鉄直通線で、アクセスが向上した新横浜線沿線にも注目したい。万華鏡のように街ごとガラリと異なる横浜の空気を味わうべく、今回は横浜駅から縦横無尽に東西を散策してみた。気が赴くままに歩いてみれば、こんなすてきな風景にも出合えるかもしれませんよ。
  • 散歩の達人_2023年4月号
    880円 (税込)
    東葛地域の北西。江戸川と利根川に挟まれたデルタ。チーバくんの鼻。今、この三角地帯がじわじわと進化中だ。流山おおたかの森駅周辺の開発や人口増加が注目を集めているが、変化はそれだけではない。少し足を延ばすだけで広大な田畑が目にまぶしい柏は、型破りな挑戦者たちの個性も光り、すっかり「千葉の渋谷」を卒業している。流山では地元再発見の火花がはじけ、もはや「千葉のニコタマ」とは言わせない。野田でも、豊かな産業遺産を活かした工夫があちこちで芽吹き、「企業城下町」から脱皮中と言ってもいい。都心の真似ではなく、我が道をゆく唯一無二の街。歴史や風土という土台の上に挑戦を積み重ね、自分たちの手で魅力を生み出し、自ら楽しむ――そんな循環が生まれつつある三者三様のトライアングルを歩きに行こう。
  • 散歩の達人_2023年3月号
    880円 (税込)
    「通勤・通学、休日に遊びに行くのも都心」。このエリアでたびたび聞かれた、地元への関心が薄い声。しかし、最近は暮らしや風土を見直す動きが活発だ。例えば所沢や東村山では、街に開かれたよりどころが増えている。同じ思いを持った人たちがゆるゆる集まり、埋もれていた街の魅力を掘り起こしては、かけがえのない時間を過ごしている。また、武蔵野台地が育んできた食文化も元気だ。清瀬や東久留米では小麦や野菜の栽培が盛んで、農家の直売はもちろん、地元の飲食店が利用することで、地産地消の輪が広がっている。時代と共に商業ビルやマンションが増え、物質的にも豊かになっている。でも、代えがきかない街の“豊かさ″は、実は足元に転がっている。その事に気づければ、よりこの街が好きになるはずだ。
  • 散歩の達人_2023年2月号
    880円 (税込)
    街を歩いて漂ってくる、パンとコーヒーの幸せな香り。ふと入った喫茶店でトーストを注文したなら、「どこのパンを使ってるんだろう?」と、ちょっと気にしてみてほしい。街のそこかしこにある「仕入れ」の関係性のなかでも、今回本誌では、パン屋さんと喫茶店のお付き合いにフォーカス。「うちのパン、あの街の喫茶店に卸しているよ」「このお店のトーストは、あそこのパンじゃなくっちゃね」なんて声にしっかり聞き耳立ててみれば、パン屋さんと喫茶店のつながりに、小さなロマンスを感じられるはず。知るほどに人に教えたくなる両者のグッドコンビネーションを、たんとお楽しみあれ。※電子版に付録はつきません
  • 散歩の達人_2023年1月号
    880円 (税込)
    いわゆる“谷根千ブーム”から十数年、もはや大定番の観光地。この街の魅力は語り尽くされた……そう思っているなら、大間違いだ。相反する要素が絶妙なバランスで隣りあい、混じりあって変化してゆくこの街は、歩けば歩くほど見えてくる顔がある。リノベーションの波は未だ衰えず、老舗や有名店にも発見があふれている。懐かしい風景を新しい世代がしかと受け継いで歩き出している様子も頼もしい。都心なのに田舎くさくて、山の手だけど下町みたいで、安心と驚きが交互に飛び出し、おまけに地形も山あり谷ありの谷根千散歩。コントラストに酔いしれて目を回さないよう、お気をつけあそばせ。
  • 散歩の達人_2022年12月号
    880円 (税込)
    いまや日本中、いや世界中の麺料理が味わえるのが東京。とりわけ近年、目を見張るのが「麺」そのものの多様化だ。例えば、流行り廃りの激しいラーメン界には自家製麺の波が押し寄せ、うどんとの境界が曖昧な新感覚なものも出現中。また、飲食店や庶民の台所を支えてきた町の製麺所をのぞいてみれば、中華麺だけでなく、乾麺でも生パスタでもない第3の麺が! さらに、昨今の健康志向に応えるように、小麦を使わないおいしい麺だって増えている。麺はいつの時代も進化がとまらない。それでいて、なじみのない味付けや食材と合わせても、不思議と食指が動いてしまうのが麺の持つ神秘さだ。一口すすれば未知なる世界が幕を開ける。一杯の器から広がる無限の宇宙に吸い込まれよう!※電子版に付録はつきません
  • 散歩の達人_2022年11月号
    880円 (税込)
    長年、中央線人気を牽引してきたのこの一帯は今、変革期を迎えている。中野の駅前は再開発の真っ只中で、日常から隔絶しつつある。高円寺と阿佐ケ谷は、祭りやイベントが軒並み中止となり、外から人を呼び込む吸引力が落ちこんだように見えた。しかし、それくらいじゃ萎まないのが、このエリアの面白さだ。コロナ禍を経て、繁華街の外れを中心に、ほどよいマニアックさと住民目線の心地よさが同居する新世代のカルチャーが発芽し始めている。一見、「アクが抜けた?」なんて思うかもしれないが、その実は皆、自分の“好き″に正直で、これまでと変わらず自分の街を愛しているのだ。そんな混沌の街で拡大する中央線カルチャーの最前線を歩いてみよう!
  • 散歩の達人_2022年10月号
    880円 (税込)
    去年からわずか1年なのに、我慢できずまた鉄道特集です。なぜかって? 1872年10月14日は新橋~横浜間に、日本初の鉄道が開業した記念すべき日なのです。そうときたら、お祝いしない訳にはいかないじゃないですか! 開業から150年の間に鉄道業界はどんどん発展し、首都圏にはさまざまな電車が駆け巡るようになりました。歴史や鉄道そのものの情報はもちろん、沿線の魅力あるスポットもてんこ盛りです。いざ、出発!
  • 散歩の達人_2022年9月号
    880円 (税込)
    東京には、まだまだ知られざる魅力がたくさんある。今回、『散歩の達人』が歩いたのは、都内各所12の街。例えば、銀座、新宿、六本木、浅草。普段は食事や買い物をして終わりかもしれないけれど、繁華街から一歩離れてみれば、“B面”ともいうべき世界が待っている。芝浦、亀有、王子、茗荷谷・小石川、目黒・五反田、大泉学園は、用事がなければなかなか訪れる機会のない街だ。それならば、街歩きの基本に立ち返り、地形、建築物、商店街、自然などに着目してみよう。すると、それぞれの街の歴史や個性が浮かび上がり、歩き方は無限大なのだ。また、郊外だって見逃せない。東村山と八王子には、独自の文化・産業が根付いていて、都心とは一味違う豊かさであふれている。“ひとり”だったら、どこへ行こうが思うまま。さあ、いつもと視点を変えて、身近な東京を再発見しよう!
  • 散歩の達人_2022年8月号
    880円 (税込)
    城東一の繁華街・錦糸町に、駅前がさらに華やかになった亀戸、名店が点在し、東部の穴場と名高い平井。新陳代謝を繰り返し、エネルギッシュな個性を発揮している三者三様の街だが、根っこには下町らしさがしっかり息づいている。産業を下支えする町工場に、情緒たっぷりの個人商店。東西南北を血管のように流れる小さな水辺のそこかしこでは、無邪気な子供たちの声も響く。大胆な人懐こさが愛しい城東ワンダーランドの今をご案内。
  • 散歩の達人_2022年7月号
    750円 (税込)
    江戸の宿場町から世界をリードする企業都市へ。社会科の教科書そのものみたいなこの街は、新たな住民が増えてもどこか無機質。未来のライフスタイルを予感させる。それでも、一旦立ち止まってみれば、街道を見守る神社仏閣や産業遺産、下町人情たっぷりなお店も健在。そんな、様々な歴史のグラデーションを歩けば、気分はまるでタイムトラベル! 再開発されゆく景色の隙間、重層的に流れる時間の中に、この街のいまが見えてくる。
  • 散歩の達人_2022年6月号
    750円 (税込)
    緑濃く、風薫る初夏は鎌倉エリアのベストシーズン。この街の人やお店、そして路地でさえ、どこかロマンチックな空気をまとうのは、時が育んだ文化の奥深さや、すこし視線を外せばめいっぱい飛び込んでくる大自然のおかげかも。ダイナミズムを秘めた古都鎌倉、街なかも海沿いもコトコト走る江ノ電に、独特のおおらかさが息づく逗子・葉山。人混みはちょいと避けつつ、自然と文化の調和を全身で感じてみませんか。
  • 散歩の達人_2022年5月号
    750円 (税込)
    三ノ輪橋から早稲田まで全30 停留場。都電荒川線(東京さくらトラム)は東京唯一の路面電車で、全長12.2 kmを約1時間かけてつなぐ。今年4 月の『あらかわ遊園』リニューアルをはじめ、近年、沿線には注目スポットも続々登場。バリアフリーで街と隔たりが少なく、また1両ゆえの人との近さが、進化が続く東京にあって心地よい路線だ。どの停留場で降りても自然体で楽しめる、とっておきの“散歩電車”をご案内。
  • 散歩の達人_2022年4月号
    750円 (税込)
    吉祥寺といえば、「衣・食・住」三拍子揃った人気タウン。ただ、なんでもあり過ぎるがゆえ、気ままに歩くには難しい街でもある。それでも駅前の中心地から一歩離れてみると、生活感と人間味がそこかしこにあふれる。カフェ、雑貨店、本屋、酒場、井の頭恩賜公園と、街を形作る要素はそのまま、古いものも新しいものも、あらゆるカルチャ―がのびのびと息づいている。目新しさとローカル感が平然と同居する、今の吉祥寺をご案内。
  • 散歩の達人_2022年3月号
    750円 (税込)
    一見、どこにでもある地方都市に見えるかもしれない。しかし、この街はひと味違う。じつはその景色のそこここに個性的なスポットやキャラが潜んでいるのだ。そしてどこかこの街らしい独特の世界観が通底している。大宮・浦和はサッカーや鉄道だけじゃなく、いまやお笑い・音楽などの多様なカルチャー、多彩な食を享受できる街へと進化中。首都圏北部最強のエンタメタウンといえる大宮・浦和を、企画てんこもりでご案内。
  • 散歩の達人_2022年2月号
    750円 (税込)
    今や日本中どこにでもおいしい日本酒がある時代。今回、本誌が目指したのは、現在の日本酒シーンにおける東京を、多角的にのぞいてみること。すると見えてきたのは、自由な発想と形態で日本酒を楽しむ、一大消費地としての姿。日本各地の銘酒を、世界へと届ける発信地としての姿。さらには、新しい醸造スタイルを確立する、最先端の産地としての姿も。知識やうんちくは一切不要。世界一の酒どころ"TOKYO"最新事情をどうぞ。
  • 散歩の達人_2022年1月号
    750円 (税込)
    寒い冬。温泉に入ってぬくぬくしたいですよね。遠出して、旅館に泊まらないといい温泉はないと思っていませんか? 今回は、思い立ったらすぐに行ける東京周辺の温泉を厳選(もちろん全て本物!)。山間、海辺、川沿いなどロケーションも様々。とろ~りとした黒湯、地下1500mから湧き上がるピリっとした茶褐色の湯。すべっすべになる美肌の湯……。日帰りで1000円程度から楽しめる、近場のいい温泉をずらりご案内します
  • 散歩の達人_2021年12月号
    750円 (税込)
    和と洋、老舗と新店、下町と都会。表裏一体の顔をあわせもつ神楽坂・飯田橋エリア。表通りは華やかだけど、通り一遍じゃもったいない。小路をそぞろ歩けば、肩肘はらずに楽しめる裏通りの隠れ家グルメに、店主のセンス光る雑貨店など、個人店のひしめく楽しい街なのです。今回は地元在住スタッフの目線もふんだんに盛り込み、この冬訪れたいスポットをたっぷりご紹介。コツコツと石畳を踏みながら、いざ迷い込みたくなる路地へ。行ったり来たりするたびに、新しい発見がきっと見つかるはず。
  • 散歩の達人_2021年11月号
    750円 (税込)
    読書、スポーツ、音楽にアート。趣味を満喫するなら、やっぱりこの街。日本一の古書店街はもちろん、アウトドア用品店や楽器店、名喫茶に、カレー、ラーメン、 酒場など、とにかく誘惑だらけ。何度訪れても発見がある、底知れない魅力がつまっている。そしてここは「散歩の達人」編集部の“地元”。普段通っている店や好きな風景などなど鼻息荒めに詰め込んだ、とっておきの特集を、歴史と文化の薫りとともにお届けします。
  • 散歩の達人_2021年10月号
    750円 (税込)
    どこまでも続く商店街にネオンきらめく繁華街。町工場に銭湯と、昭和の風情いっぱいの蒲田。かつて行楽地として栄えた空気を残す海側と、ちょっぴりハイソで文化の薫る山側の2つの顏を持つ大森。池上本門寺をはじめとする寺社仏閣に見守られ、多くの参拝客を受け入れてきた門前町・池上。いずれも「懐かしさ」にあふれる街だが、一歩を踏み出すと、新しい人やモノも溶け込んでいることに気づく。彼らと話をしてみれば、気さくで人情味あふれる人ばかり。その時あらためて思う、本当の「懐かしさ」は「人懐っこさ」からくるのではないかと。ここには昨今、失われつつある人と人とのリアルな交流があり、それが街の鼓動となっている。懐かしくても新しい、新しくても懐かしい、温もりあふれる城南のホットタウンに繰り出そう。
  • 散歩の達人_2021年9月号
    750円 (税込)
    思わぬところから新幹線や特急列車が見えてはしゃいだり、たとえ通勤電車でも、新しい車両に初めて乗る時にはどこか浮足立ってしまうことはありませんか? 首都圏の移動に欠かせない鉄道は、単なる交通手段ではなく、いつの時代も人の心を不思議とつかんで離しません。今回の鉄道特集では、首都圏の鉄道のステキなところをいろんな視点から掘り下げてみました。散歩の達人プレゼンツの“ゆる鉄”企画、とことんお楽しみください!
  • 散歩の達人_2021年8月号
    750円 (税込)
    夏といえば湘南が気になる季節。今回、湘南エリアでも西側の藤沢~大磯間をご紹介。新旧の調和が心地いい藤沢。湘南の代表格ともいえる茅ケ崎。にぎやかな繁華街と下町感が楽しい平塚。古くから別荘地として独自の文化を育む大磯。辻堂も含め、JR 東海道線の5 駅周辺は街の個性が際立ち、わざわざ行きたくなる魅力にあふれれています。さらなる進化を経て、より楽しくなっている本エリア。その魅力をたっぷりお届けします。
  • 散歩の達人_2021年7月号
    750円 (税込)
    深川は2021年の今も進化中。由緒ある寺社が息づく一方、近年ではロースタリーカフェで一躍話題に。カフェはさらなる進化を遂げ、多国籍きわまりないグルメ店も増え、ビールやワインまで醸造し始め、「自由」が街にあふれている。 江戸時代より天災・火事を乗り越え発展してきたからこそ、先進的・先駆的な気概が息づいているのかもしれない。さまざまな人が暮らし自由に楽しむ、古くて新しい粋な下町をたっぷりと紹介します。
  • 散歩の達人_2021年6月号
    750円 (税込)
    創刊以来、『散歩の達人』では何度も特集し、その魅力を探ってきた赤羽と北千住。どちらも荒川沿いの伸びやかな風景が自慢で、賑やかな飲み屋街で知られる。相変わらず繁華街はにぎわう一方、本格的な再開発も始まる赤羽。若い力の台頭目覚ましく、歴史を上手に生かしながら、生まれ変わっていく北千住。ちょうどどちらも特集したいタイミングだったので、今回はあえてこの2つの街を徹底比較。両街の真の魅力を浮き彫りにします。
  • 散歩の達人_2021年5月号
    750円 (税込)
    いよいよ新年度がやってきました。東京駅・日本橋は、鉄道としても道としても起点となる、まさにスタートにふさわしい街。今だからこそ、これまで慌ただしく通過するだけだったこのエリアを、じっくり歩いてみませんか。見知った豪奢で華やかなスポットだけじゃなく、古きよき路地裏や、職人さんの集う街角、あるいはちょっぴり秘密にしたい喫茶店だってちゃんとあります。懐かしさと新しさが優しくとけあうこのエリアを歩いてみれば、街のつむいできた記憶たちが、不思議と自分のふとした思い出と結びつく瞬間があるはず。さあ、まずは玄関口・東京駅から。誰もがきっといつしか「ただいま」と言いたくなる、東京の懐へ飛び込もう。 今月は『酒場放浪記』放送1000回記念として、特別企画「吉田類と東京の大衆酒場」を収録! 吉田類さんの表紙が目印です。
  • 散歩の達人_2021年4月号
    750円 (税込)
    今回、散歩の達人では、初めてそしてあえての「ひとりさんぽ」大特集。舞台は東京のみならず、普段より少し離れたあちこち。いつもとは違う場所をひとりで歩くからこそ、冒険心や好奇心が増すはずです。ひとりなら密も避けられ、誰かの意見に合わせたり、同行者と予定を調整する必要もありません。手段もコースも自由自在。本特集ではそのヒントになればと、日帰りで十分に楽しめる東京近郊の散歩を、7つのテーマに分けてご案内。
  • 散歩の達人_2021年3月号
    750円 (税込)
    いつもと違う春とはいえ、ふと周りを見渡せば、足元にも街路樹にも例年と同じように春が訪れています。でも、もっと春を感じたいなら、今年こそ「山さんぽ」はいかがでしょう。コロナ禍でストレスがたまる日常を離れ、新緑に染まった束の間の別天地へ。密も避けられ、ちょっと準備をしておけば、一人でだって楽しめます。今回、東京近郊から主な4エリアと房総のいい山をご案内。美しい新緑や心が晴れるような展望が待っています。
  • 散歩の達人_2021年2月号
    750円 (税込)
    今、私たちは新型コロナウイルスの影響で、新しい生活スタイルを模索しています。家にいる時間が増え、出歩く機会が減る中、なんだか体調が悪い、体力が落ちている、と感じる人も多いはず。そこで、今月号では歩くことの健康面に着目した特集をお届けします。専門家インタビューから、歩数別で厳選した都内のさんぽコース、おすすめの足元アイテムなどなど。ちょっとした気分転換の域を超えた、散歩の知られざるパワーに迫ります。(付録の「歩数別健康さんぽコースマップ」は電子版には付属しません。)
  • 散歩の達人_2021年1月号
    750円 (税込)
    新宿から中央線を20分乗ると、車窓風景は一変。自然と住宅地の距離感が素敵な三鷹・武蔵境・小金井エリアは、駅近くには商店街や横丁、足を延ばせば公園や雑木林が広がる。また、住民同士のつながりも深く、広大なようでいて案外みんなが顔見知り。“広いけど狭い”のがこのエリアらしさなのだ。誰にとっても心地いい距離感は、冬の散歩もあったかくさせてくれるはず。人も自然も大らかな“スモールワールド”をいざ冒険!
  • 散歩の達人_2020年12月号
    750円 (税込)
    東京最南部に位置する町田は、駅前に大型商業施設が立ち並ぶなか、絹の道の要衝として古くから栄えてきた商店街も元気。古着屋が点在していたり、独自のカルチャーも息づいている。一方、お隣の相模大野は、都心への通勤圏内でありながら、緑豊かでファミリー層に人気のあるエリア。湘南、箱根という行楽地へも気軽に行ける距離感も魅力のひとつ。海も山も都会へもアクセスしやすい、東京と神奈川をまたぐ、最も熱い都県境なのだ!
  • 散歩の達人_2020年11月号
    750円 (税込)
    今、身近な社会や世界を揺るがす、さまざまな事態の中で、真偽を問わず、あらゆる言説・言論の力が増している。大型書店でも小さな個人書店でも、街の本屋さんは、時代の様相を反映する場所だ。本を求める理由は人それぞれだが、読者は氾濫する情報をかきわけて、自分の興味関心と向かい合う。選択、読書、思考、対話。時に失敗があっても、次への足掛かりになる。本特集では、本をきっかけに始まる、そんな冒険をご案内。
  • 散歩の達人_2020年10月号
    750円 (税込)
    川越といえば蔵の街。でもそれだけでなく、最近は古い建物をリノベーションした新しい店やゲストハウスもちらほら。一方で、朝霞・志木・ふじみ野をはじめとした東武東上線各駅周辺にも、意外なカルチャースポットやおいしいグルメ情報がぎっしり。川越街道と新河岸川の舟運で江戸時代より栄えたこの地域には、昔からのつながりを大事にしつつ、いつも大らかで新しい風が吹いている。闊達自在な川越エリアの底力、とくとご覧あれ!
  • 散歩の達人_2020年9月号
    750円 (税込)
    “スパイスカレー”の存在が定着して以降、カレーと呼ばれる料理の概念がどんどん拡張しているように思われる。各国のローカル料理。酒場や喫茶店の名物。あらゆるところにカレーはひそみ、街を歩けば発見と再発見の連続だ。そしてもちろん、家のカレーにも心は踊る。カレーという料理に、なぜこんなにも気持ちが昂ぶるのだろう? 探す、選ぶ、作る、混ぜる、味わう、考える。カレーにまつわる果てしない思考の宇宙をご覧あれ。
  • 散歩の達人_2020年8月号
    750円 (税込)
    ようやく夏がやってきました。でも、暑い日中は街なかを出歩く気になれません。そこで朝です。日が長い時季だけに5時ごろから明るく、日中に比べて過ごしやすい、さらにいわゆる“密”になりにくい時間帯でもあります。本特集では、おすすめ散歩コースや朝こそ楽しみたいアクティビティなど、朝時間を楽しむ方法を盛り沢山にお届け。もちろん、とっておきの朝ごはん情報も満載。いつもの東京がちょっと違って見える朝特集です。
  • 散歩の達人_2020年7月号
    750円 (税込)
    短くも長い歴史の中で、東京は大きな出来事があるたびに建設が繰り返されてきた。全貌を把握するのは難しいが、そもそも東京は小さな“町”の集合体。たとえば喫茶店や酒場といったお店。入り組んだ路地や河川。映画館や書店、大小のミュージアム。当たり前のように身近な街にあるもの、その一つ一つをじっくり眺めるだけでも、おのずと“らしさ”が浮かび上がってくる。東京さんぽの楽しみは、日常風景を見つめるところから!
  • 散歩の達人_2020年6月号
    750円 (税込)
    未曽有のウイルス禍により、おでかけ自体が制限されてきたここ数箇月。私たちは散歩に何ができるかを考え続けてきました。ただ、いわゆる“3密”を避ければ、自宅付近での散歩や軽い運動は日常生活を送る上でも必要なこと。そしてせわしない日常のちょっとした気分転換は散歩の醍醐味でもあります。そこで今号の『散歩の達人』はそんな原点に立ち返り、日々を楽しむ散歩アイデア集をお届けします。ふだん何気なく過ごしている身近なエリアでも、想像力を働かせたり、視点を少し変えるだけで、散歩の楽しみは無限に広がります。本特集では、さまざまな分野の達人たちに身近な場所で“とっておき”を見つける15の方法を教えてもらいました。ぜひあなたの街で、新鮮な視点で散歩を楽しんでみてください。
  • 散歩の達人_2020年5月号
    750円 (税込)
    なんでも“シェア”な時代がやってきて、いま都内の多くの街はシェアサイクルであふれています。街なかで気軽に自転車を借りられる便利な時代だからこそ、出かけた先で自転車を借りて街を巡ろうという提案です(もちろん自分の自転車でもOK)。いつもと同じ場所へ行くにしても自転車に乗ると、徒歩ともバスともクルマともまた違う視点で街が見えてきます。遠いと思いこんでいた街が近く感じたり、風を切って季節の変化を体感したり……。自転車は新たな発見や、気づくことがたくさんあるのです。初夏の気持ちいいこの季節。自転車でふらりふらりと寄り道しながら、いつもよりちょっと遠くへ出かけてみませんか?
  • 散歩の達人_2020年4月号
    750円 (税込)
    高輪ゲートウェイ駅が開業し、計30駅となった山手線。その歴史は明治5年(1872)の日本における鉄道開業にまで遡り、今も原宿駅の新駅舎や西日暮里駅のイベントスペース誕生など話題は尽きない。多数の巨大ターミナルを抱え、都心の真ん中をぐるぐる回るこの路線は、街と人、物をつなぐ、東京の大動脈だ。沿線を散歩すれば東京のリアルな姿が見えてくる。今こそ山手線を楽しむとき。30駅の魅力、お届けします。
  • 散歩の達人_2020年3月号
    750円 (税込)
    このエリアの特徴は大きな商店街。都内一長い戸越銀座商店街、アーケードの長さ日本一の武蔵小山商店街パルム、2~3月はジャズフェスティバルで盛り上がる中延商店街。個人店が苦しいのはこの商店街も例外ではないが、そんな現代だからこそ昔以上に頑張っている老舗のお店や、新しく商売を始めた人たちが街を活気づけ、近年、若い世代の人たちが多く移り住んでいる。新旧の空気が混じり合い、これからさらなる旋風が巻き起こりそうな魅力あるエリアをじっくりご紹介します。
  • 散歩の達人_2020年2月号
    750円 (税込)
    武蔵野台地の北に位置するこのエリアは、単なる郊外ではない。日本の航空発祥の地である所沢。関東随一のお茶産地の中心である狭山・入間。そして秩父とは違う、奥武蔵独自の文化を育んできた飯能。その飯能には首都圏でも注目のテーマパーク『ムーミンバレーパーク』が2019年3月に誕生したばかり。豊かな自然の中に、この地ならではのユニークなカルチャーが生まれ続けている所沢・飯能・狭山・入間の今を紹介しよう。
  • 散歩の達人_2020年1月号
    750円 (税込)
    2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催、明治神宮創建100年で注目が高まっている明治神宮・神宮外苑エリア。広大な敷地に神苑や公園、競技場などの巨大空間が広がり、その隙間に原宿、青山、表参道といった昭和の時代から東京のカルチャーを牽引してきた街々が連なる、不思議なコントラストのある空間だ。100年の間、時代に翻弄されてきた歴史を辿りつつ、さらなる変革の途上にあるこの街の「今」をご案内。第2特集は、あらゆる悩みを神仏に御祈祷! 東京おもしろご利益さんぽ( 電子書籍は特別付録はつきません)。
  • 散歩の達人_2019年12月号
    750円 (税込)
    ここ数年、様々な産地・作り手でお茶の楽しみ方を提案する専門店などが続々と登場し、「お茶」の奥深さに触れる機会が格段に増えた。また、「あんこ」も、多彩な食材との掛け合わせで新たな味が生み出され、おはぎや大福などに創意工夫を凝らす専門店も目立つようになった。一方、昔ながらの街のお茶屋さんや甘味処も再注目されている。今回の大特集では、いま目覚ましい広がりを見せ、進化し続けるお茶とあんこの世界をご案内。
  • 散歩の達人_2019年11月号
    750円 (税込)
    かつて別荘地として知られた荻窪、のどかな農村だった西荻窪は、関東大震災後の都心部からの移住者増加により急速に発展した。文化人も多く暮らす街で育まれた、都会らしいにぎわいと、郊外らしいゆとり。そんなあいまいさ、“スキマ”の多さは、他の街にはない独特の色合いを醸し出している。どこか懐かしい街並みに、ユニークな名店が次々に生まれ、さまざまな「個」が共存する街の魅力を余すことなくお届けします。
  • 散歩の達人_2019年10月号
    750円 (税込)
    ここ数年で、東武鉄道「リバティ」、小田急ロマンスカーGSE、西武鉄道Laviewをはじめ、新型列車が続々登場。東京五輪の2020年を前に、首都圏の鉄道が華やいでいます。そこで今回の散歩の達人では、首都圏の鉄道の面白さを再発見できる特集をお届けします。かつて鉄道好きだった人にも、これから鉄道趣味を嗜みたい人にもおすすめしたい企画が満載です!
  • 散歩の達人_2019年9月号
    750円 (税込)
    テレビドラマや漫画などをきっかけに、今また落語が注目されている。落語は元々、江戸や上方の街場で発展した都市ならではの芸能。独創的な新作落語も増えているが、庶民のユーモア、生活や人生の機微、街の文化を描く基本は変わらない。だからこそ落語は東京の街に長く息づいてきた。今回の特集では、落語家と街の関係、落語の舞台歩きをはじめ、落語にまつわる東京をご案内。もっと落語を知りたくなる内容満載でお届けします。
  • 散歩の達人_2019年8月号
    750円 (税込)
    古くは縄文時代より栄えたというこのエリアは、下総国を司る国府、成田へ続く街道の宿場町、東京の富裕層の別荘地、八幡の農具市の開催地と、その姿を変えながら多くの人を集め、各地と強く結びついてきた。万葉歌人が歌を詠んだ場所が残る一方で、戦後には幸田露伴、永井荷風、井上ひさしなどの文豪が好んで住み、教育機関も集結。首都圏きっての文教都市となったが、しかしそれだけではない。本八幡駅前ではサエキけんぞう氏が自宅跡に新しい施設をプロデュース。葛飾八幡宮参道では約100店が並ぶニューボロイチが開催され大にぎわい。永井荷風ゆかりの飲食店は大人の学び場になるなど、今新たな動きがそこかしこに見えるのだ。時は令和の梨なる季節。豊かな歴史や文化の上に、進化を続ける街の魅力を、改めてたっぷりと味わってみたい。
  • 散歩の達人_2019年7月号
    750円 (税込)
    平成が終わって令和となり、昭和がまたひとつ遠くなったと感じる人も多いだろう。改元された今、現在の大河ドラマでも明治~昭和時代が取り上げられ、その時代の東京にも注目が集まっている。昭和時代は震災復興、戦災復興、オリンピックに向けた都市整備により、今の東京を形づくった時代といえる。だから今振り返ってもエネルギッシュで魅力的に見えるのかもしれない。今回の特集では、そんな歴史的な背景や変化を楽しむ東京さんぽを提案。現代まで残っている建築や商店、建造物を中心に、新旧の地図や写真を比較しながら歩き回ります。
  • 散歩の達人_2019年6月号
    750円 (税込)
    古いものを守りつつも、常に新しいスポットが生まれる鎌倉。海も山もあり、つい歩きたくなる狭い路地や、秘密が隠れていそうなやぐらもある。そしてなにより鎌倉を鎌倉らしくしてくれるのが数あるお寺。懐深いお寺が待っているから、いつ行っても散歩が楽しいのだろう。今回の特集は、大人だからこそ楽しめる場所&物探しをテーマにコースや物件をセレクト。自分だけの物語を探しに出かけてもらえるような企画満載でお届けします。
  • 散歩の達人_2019年5月号
    750円 (税込)
    世間は改元の話題に沸き、オリンピックに向けた再開発に忙しい。だが、街が形成されて以来、絶えず変化の渦中にあった神田や日本橋は、何処吹く風といった趣だ。江戸時代に大規模な開削や埋め立てが行われ、交通、商業、文化の中心地として発展。時代が移り変わる中、震災や戦災で何度も風景を失いながらそのたびに復活を遂げ、今もにぎわいは続く。ここは江戸のホントの真ん真ん中。街を歩けば、分厚い歴史の層に圧倒されるのだ。
  • 散歩の達人_2019年4月号
    712円 (税込)
    東京は鉄道路線が張り巡らされているため、移動手段において「バス」の優先順位は低いかもしれない。しかし、バスは鉄道が行き届かないところを走ってくれる便利な存在。さらに、実は鉄道を使うより乗り換えが楽なルートがあったり、早く到着する抜け道的ルートがあったりと、知れば知るほど路線バスの世界は奥深いのだ。バスに乗る楽しさのみならず、目線が高いバスだからこそ見られる新たな街の一面をたっぷり紹介する。
  • 散歩の達人_2019年3月号
    712円 (税込)
    中山道と川越街道、東武東上線と地下鉄三田線。区を貫く交通網に支えられ、古くは宿場町として、明治以降は工場地帯や住宅地として、板橋はその姿を変えてきた。商店街や団地など昭和の面影を色濃く残すこのエリアだが、じつは今、次の時代へと静かに跳躍を始めている。住宅地にトランポリン専門の施設ができ、団地一帯では民・学・公連携の街づくりが進むなど、新たな動きが現れているのだ。そんな新旧混淆の板橋の魅力をご紹介。
  • 散歩の達人_2019年2月号
    712円 (税込)
    「きちんとご飯を食べる」ことの価値が見直され、“一人めし“の需要も高まる昨今、街なかで場所で出合う「定食」の充実ぶりがすごいことになっている。ランチのイメージも強いが、近年は夜も定食を食べられる店が急増中だ。定食の基本はピカピカのご飯、温かい汁物、おいしいおかず。そこに漬物や小鉢、さまざまな付け合わせが加わり生まれる宇宙は無限大。街を歩けばきっと、あなたの知らない定食の世界が待っている!
  • 散歩の達人_2019年1月号
    712円 (税込)
    個性が異なる2つの街、大宮・浦和。県の商業中心地・大宮は進歩的で寛大な街。麺類なら何でもOKな大宮ナポリタンや初詣客で毎年にぎわう氷川神社が、大宮の包容力を物語る。県庁所在地・浦和はちょいハイソでこだわりの街。アートがらみのお店が点在し、関東唯一の青空古本市も30年続く。ただ2つの街の共通点は古くていいものが点在し、ゆるくて、時々アツいこと。この垣間見える「アツさ」こそが街を魅力的にしているのだ。
  • 散歩の達人_2018年12月号
    712円 (税込)
    東急東横線の歴史は丸子多摩川駅(現・多摩川駅)~神奈川駅から始まった。しかし今や高層マンションが立ち並ぶ人気タウン・武蔵小杉を筆頭に、激シブな「六角橋商店街」や元住吉「ブレーメン通り」をはじめとする商店街も元気な街が点在。一方、慶應義塾大学や神奈川大学などのアカデミックな一面もある。2大ターミナルを結び、人の行き来を通して影響しあったからこそ育まれた文化とアミューズメント性がこの沿線にはあるのだ。
  • 散歩の達人_2018年11月号
    712円 (税込)
    平成生まれのカフェやコーヒースタンドが話題になる一方、昭和生まれの純喫茶も注目を集める昨今。東京喫茶の世界はますます広がりを見せている。クラシカルなスタイルを踏襲しつつ、今を映した新店。閉店した名店の思いを受け継ぎ開いた店。そして、歴史を紡ぎながら深化する街の喫茶店。本特集では、様々な土地から人が集う東京だからこそ生まれた喫茶店を、全部まとめて「純TOKYO喫茶」と呼び、東京喫茶の今を紹介します。
  • 散歩の達人_2018年10月号
    712円 (税込)
    都心からのアクセスがよい高尾山は、年間約260万人という世界一の登山者数を誇る。とくに紅葉時の混雑具合は有名だ。ただ多彩なコースがある高尾では穴場スポットも点在。そんな懐の深さも魅力なのだ。一方、麓の八王子は、古くは甲州街道最大の宿場町で、近代は絹織物で栄えた織都。ここ数年で新しい息吹を感じさせるこだわりの店が増えつつある。山だけでなく山麓までも魅力的になってきたこのエリアをたっぷり紹介したい。
  • 散歩の達人_2018年9月号
    712円 (税込)
    ふなっしー、アンデルセン公園、千葉ジェッツふなばし、そしてサッカー・野球・吹奏楽の強豪高校……。船橋・津田沼にはローカルなのに全国に名の知れたものがたくさんある。大型ショッピングモールや交通網も充実し、潮干狩りができる海だってすぐそば。ここは今や “東京のベッドタウン”ではなく、一大“発信拠点”であり、住んで楽しい便利な都市。変化を恐れず独自に突き進むベイサイドシティの魅力、たっぷりと紹介します!
  • 散歩の達人_2018年8月号
    712円 (税込)
    東京湾と羽田空港がそばに控える蒲田・大森エリア。数多くの温泉銭湯、どこまでも連なる商店街・飲み屋街が健在の蒲田。かつて海苔づくりが盛んで、海水浴場も人気だった大森。そこかしこで出合う渋い商店や古い家並み……と思ったら、その一角には様々な新スポットが紛れ込んでいる!? そんなノスタルジックで新鮮な“新旧の昭和”を、ここでは“ネオ昭和”と呼びます。そんな不思議なスポットが点在する蒲田・大森をご案内。
  • 散歩の達人_2018年7月号
    712円 (税込)
    東京屈指のサブカルタウンとして、中央線らしさの象徴とされてきたこのエリア。大学や大企業も誘致され、人の流れの変化とともに見どころが街の周縁部に拡大している中野。ユニークなスポットが生まれ続け、外国人観光客にも人気が高まっている高円寺。普通であることが最強の個性と知る大人たちが、密かに遊び心を爆発させている阿佐ケ谷。常に混沌を受け入れ、安易にカテゴライズできない独自のカルチャーを育む街の魅力に迫る。
  • 散歩の達人_2018年6月号
    712円 (税込)
    名酒場が点在し“酒都”とも呼ばれる立石。ハナショウブで知られる堀切。常磐線も通る水の街・綾瀬。荒川東岸に広がる縦に長いこのエリアはともに昭和情緒を残しつつ、それぞれ個性の強い下町だ。そんなエリアで気になるのが、立石駅周辺の再開発。とくに北口の巨大横丁「呑んべ横丁」を今の状態で見られるのは今年の夏までという。ということで今回は立石エリアの緊急大特集。今だからこそ楽しめる街の魅力を満載でお届けしたい。
  • 散歩の達人_2018年5月号
    712円 (税込)
    水木マンガのキャラに出合えるだけでなく、調布・府中は不思議な街だ。調布には映画の撮影所が2つもあり、Jリーグ・FC東京のホームスタジアムもある。府中にはラグビートップリーグのチームが2つもあり、競馬ファンの聖地・東京競馬場がある。極めつきは深大寺。都内で浅草寺に次ぐ古刹周辺は、名物のそば屋が点在するエリア随一の観光地だ。住宅地のすぐ近くに非日常空間が点在する、面白くて不思議な街が調布・府中なのだ。
  • 散歩の達人_2018年4月号
    712円 (税込)
    軍都、米軍基地の街として栄えた立川。文教地区でハイソな国立。古代遺跡とヒッピー文化の名残が共存する国分寺。街の個性は三者三様だが、際立つ共通点がある。それは、この街に集う人たちの自由のスピリットだ。街や人とのつながり方、ものづくりへのこだわり方など、ぶれない“個”があるからこそ、ときにその結びつきから新しい色も生まれる。時代が移り変わっても、この街の人々がつくりだす風景は最強にピースフルなのだ。
  • 散歩の達人_2018年3月号
    712円 (税込)
    酒場といえば都心の繁華街を思い浮かべるだろうが、どの街にも地元の人に愛されてきた酒場がある。老舗大衆酒場だけではない。肉屋が片隅でやっていた立ち飲みが、本体の肉屋がなくなっても今に続いていたり、元々は食堂だったが、常連の要望で酒やつまみが多くなったり……。形はそれぞれだが、みんな心地よく酔える“酒場”なのだ。そして、その酒場こそが街を彩る色にもなっている。街の魅力すら感じるそんな酒場をご案内。
  • 散歩の達人_2018年2月号
    712円 (税込)
    山手線のてっぺん、正午あたりに位置する巣鴨・大塚・駒込は、山手線の駅の中でもちょっぴりマイナーな街かもしれない。おじいちゃん・おばあちゃんの街「巣鴨」、山手線内永遠の穴場タウン「大塚」、そして由緒正しきお屋敷町「駒込」。まずはそんな印象をもつ3つの街だが、それだけじゃない。それぞれに多彩で深い街の魅力が詰まっている。そして、ともに充実した商店街があるのも見逃せない。老若男女が元気になれる街なのだ!
  • 散歩の達人_2018年1月号
    712円 (税込)
    戦後~バブル期にかけて続々と増えてきた街の大衆的な中華食堂が、今、「町中華」と呼ばれ注目を集めている。いわゆる本場の中国料理ではなく、定食やカツ丼、オムライス、カレーなど中華以外の料理がメニューに並ぶこともしばしば。多くが家族経営で、親戚や弟子へののれん分けで生まれた店も多い。知れば知るほど「どこにでもあるふつうの中華屋」の概念が覆り、ひいては街の風景さえひと味違って見えてくるはずだ。そんな町中華の世界をご堪能ください!
  • 散歩の達人_2017年12月号
    712円 (税込)
    どちらも埼玉を代表する観光地、という以外に共通点がないように思える川越と秩父。位置関係もかなり離れている。しかし、両者とも県内屈指の織物の産地だったり、和菓子の名物も多かったりする。そして何より、どちらも祭りにアツい地でもある。祭りにアツいのは街に誇りを持っている人が多い証拠。実際、古い町並みを生かしつつも、新店が増え、街は随所で盛り上がっている。ますます魅力を増す、川越と秩父の今をご紹介します。
  • 散歩の達人_2017年11月号
    712円 (税込)
    東京東部を代表する繁華街、錦糸町。その東隣にある江東区最古の街、亀戸。そしてその南側に位置する団地の街、大島。それぞれが別々の“東京下町”のイメージを持つ。年季の入った住宅と町工場がまだらに隣接し、雑多でちょっと猥雑、それでいて人情に厚い。日本橋まで約5kmと交通の便もいい。なのに家賃相場は都内でも比較的リーズナブル。一歩足を踏み入れると抜け出せない魅力に満ちた絶品下町トライアングルなのである。
  • 散歩の達人_2017年10月号
    712円 (税込)
    千葉県北西に位置する東葛エリアの中でも、中核都市として活気ある柏、水戸街道の宿場町だった松戸、そして、江戸川の流通拠点として栄えた流山を特集。歴史もあるのだが、東京からほどよく離れているからこそ独自性が生まれ、独特な文化の醸成が進み、数々の個性派スポットを育んできた。さらに首都圏有数の商圏でありながら、農業が元気なのも見逃せない。文化と農のバランスがとれた、このエリアの魅力をたっぷり紹介します。
  • 散歩の達人_2017年9月号
    712円 (税込)
    「難しい」。それがこのエリアの第一印象だった。目黒や五反田の駅周辺は路地にもビルにも新旧のお店がびっしり詰まって、よそ者はどの扉を開けたらいいかわからない。白金にいたっては「高級住宅地で散歩を楽しめるだろうか」とイメージだけでひるむ。だが、歩いてみるとどうだろう。坂を下っては上り、上っては下りながら体感するのは、新と旧。ハイソと猥雑。山の手と下町。地形の高低差もさることながら、街も人も凸凹の連続で調子が狂う。不思議な空間、独特の カルチャー、どこか懐かしい人たち。突如現れる森やお屋敷、昭和風情の商店街。何かスゴイ、何かヘンだ。こんな都会のど真ん中なのに、出会うもの全てがとっておきの穴場じゃないか――。そして気づくのです。“難しい街”ほど散歩は面白い!
  • 散歩の達人_2017年8月号
    712円 (税込)
    数年前から外国人観光客が増え、日本人よりも外国人の方が多いんじゃないかというカオスな状態の上野エリア。とくにアメ横は店の入れ替わりも激しいが、新店も昔からそこにあるように感じてしまうから不思議だ。一方、上野・御徒町から少し歩いた湯島、入谷・下谷では、驚くほどのんびりとした時間が流れている。久しぶりのパンダフィーバーに沸くこの夏、 のんびりとカオスが表裏一体となった上野周辺を歩いてみませんか?
  • 散歩の達人_2017年7月号
    712円 (税込)
    井の頭線の電車には7色あるのをご存じだろうか? 特別ラッピング列車も運転されているので、実際には8種の電車が走っている。電車もカラフルなら沿線の各駅も多彩だ。ターミナルの渋谷・吉祥寺をはじめ、演劇や音楽の街として知られる下北沢など、様々な色を持つ街が連なっている。各駅で降りてみれば、どこも同じくいろんな人や物を受け入れる空気感。次の休みは、虹色の電車に揺られて、自分好みの街を探しに出かけませんか?
  • 散歩の達人_2017年6月号
    712円 (税込)
    海を見たい。山に登りたい。ちょっとだけ街気分を味わいたい――。そんなときは、鎌倉です。年々新しいスポットが生まれ、同じ街を歩いているはずなのに、なんだか表情が変わった気がする、不思議な街。歩けば歩くほど、おもしろさの深みにはまってしまいます。にぎやかな駅周辺、探検気分の山の古道、ふと現れるタイムスリップ路地。どこか懐かしい江ノ電に揺られて、気持ちのいい海へ。ぜんぶ自由行動の大人の遠足へ、いざ!
  • 散歩の達人_2017年5月号
    712円 (税込)
    「日本橋」は結構広い街である。江戸時代からの商業地でありながら、現代はビジネス街であり、観光地であり、東京のど真ん中ながらも住宅地。全部で21ある日本橋と名がつく地名は、どこの町も表情が豊かだ。そして、どの街を見ても古くからあるものと新しいものが共存し、不思議と調和が取れている。きっとこの懐の深さこそ、東京一老舗ひしめく街の“らしさ”だろう。
  • 散歩の達人_2017年4月号
    712円 (税込)
    「ディープ」と聞いて、みなさん何を思い浮かべるでしょう?怪しい。怖い。濃い。酒場が多い。おもしろすぎる。新しすぎる。古すぎる。底が知れない。変……ひと言で表現するのは難しいけれど、普通に「おしゃれ」だったり「新しい」ものは含みません。でも、ディープな風景や店、人との出会いこそが散歩の楽しみではないでしょうか。東京ディープ案内はそんなに難しい話ではありません。一番まっとうな東京入門書のはずなのです。
  • 散歩の達人_2017年3月号
    712円 (税込)
    吉祥寺や国分寺といった中央線カルチャーの色濃い街に比べると、どうも印象が薄い。でも歩けばすぐ、強い吸引力があることを思い知ります。新旧のお店が入り混じる商店街や横丁、足を延ばせば広大な公園や農園、武蔵野の原風景を思わせる雑木林が。どうしてこんなに豊かなの? 東京の空ってこんなに広かったっけ? 都会とも田舎ともいえない独特の時間に圧倒され、気づけばどっぷり。そんな武蔵野ユートピアの冒険が始まります。
  • 散歩の達人_2017年2月号
    712円 (税込)
    今回紹介するのは、西北西の郊外、西武線で30分ほどのエリア。まず目にするのは公園と基地とお茶畑でしょう。周辺に米軍ハウスもちらほら残り、そのせいかエリア全体に自由でDIYなクラフト精神を感じます。味も佇まいも独特なのは狭山茶、だんご、武蔵野うどん。素晴らしいのは、大半が個人レベルの“作品”と言うことです。人間はこんな豊かな創造力を持っている。そんなことを思い起こす、ワンダーな世界なのです。
  • 散歩の達人_2017年1月号
    712円 (税込)
    銀座の魅力は“通り”と言っても過言じゃない。小さな路地を通り抜けたり、縦横無尽に歩いてごらん。どこにいるかわからなくなるときもあるけど、街が碁盤の目状になっているから迷わないのがよいところ。ここ2、3年で新しい商業施設やビルが続々と立ち並び、通りの“顔”も変わってきた。見過ごされがちな京橋も再開発真っ只中だ。けれど、いつまでも変わらないよさがある。いつの時代もこの街を歩く人は“ごきげん”なのだ。
  • 散歩の達人_2016年12月号
    712円 (税込)
    赤羽人気はとどまるところを知らない。大衆酒場人気も相変わらずだ。しかし、北区の注目タウンは赤羽だけじゃない。十条は、カフェやバーなどオシャレスポットの開店が相次ぎ、新しい顔を見せ始めている。王子も、実は江戸時代の頃から栄えた観光地。駅周辺には緑豊かな公園が点在し、駅から離れた地域にも魅力的な商店街がある。赤羽・十条・王子の三地帯を踏破してこそ、北区の魅力は見えくるのです!
  • 散歩の達人_2016年11月号
    712円 (税込)
    本の売れない時代と言われ、大手書店が次々に撤退する昨今。だがその一方で、小さいながらもユニークで、きらめくような個人書店が増加している。書店チェーンも以前とはちょっと違う。コンセプトを明確に打ち出し、雑貨ふくめ品揃えに工夫を凝らし、本当に本屋?と思うような凝った店舗が続々と出現している。厳しい状況にあって、なお本への情熱あつい人々。本屋およびその周辺の、さまざまな情熱とアイデアの現在を伝える。
  • 散歩の達人_2016年10月号
    712円 (税込)
    池上本門寺への参詣路線として計画された池上線は、昭和3年(1928)に五反田までの全線が開通した。現在の東急池上線は全長10.9km、15駅。走るのは3両編成の電車。「……ここ2016年の東京だっけ?」と疑いたくなるようなローカルムードがただよう。沿線には洗足池などの古くからの名所に加え、大小の商店街、温泉銭湯、酒場が点在し、まさに“散歩的観光路線”。懐かしくて新しい、不思議な旅へご案内します。
  • 散歩の達人_2016年9月号
    712円 (税込)
    柴又は、江戸時代からの観光地だからか、訪れれば食欲・物欲が一気に増す。駅周辺の様相が激変している金町だが、街の変容にあわせ、個人商店が踏ん張り、地元民の生活を支えている。亀有は、商店街がそこかしこに延び、さすが葛飾区きっての商業地というべき活気だ。それでいてどの街もどこかのんびりしている。浅草や上野とはまたちょっと違う、“活気”と“脱力”が入り混じる不思議な下町の歩き方をお教えいたしましょう。
  • 散歩の達人_2016年8月号
    712円 (税込)
    今年の夏は胸まで熱い不思議な夏……。猛暑でやられた食欲を取り戻すには、キンキンに冷えたビールで喉を潤すのが一番。鉄板ビアグルメを筆頭に、3章仕立てでいろんなビールの楽しみ方を紹介します。さぁ扉を開けて、ビール⇔おかずのエンドレスのはじまりです。「グビっ!」「プハーっ!」「いっただきまーす!」と、いっちゃいましょう!
  • 散歩の達人_2016年7月号
    712円 (税込)
    深川が近年、めまぐるしく変化している。ロースター&カフェが増えた清澄白河には国内外から若者が集まり、続々と建設される高層マンションは若いファミリーの人気を集め、11月には築地市場が豊洲に移転――。話題は尽きないが、歴史を顧みれば変化・変貌はこの街の宿命という気がしてくる。江戸の頃より埋め立てで土地をどんどん広げてきた深川。海から街へ、路地から水路へ渡り歩けば、深化し続ける街の今が見えてきます。
  • 散歩の達人_2016年6月号
    712円 (税込)
    創刊20周年記念・第3弾となる6月号は100人の達人が推薦する「喫茶100軒」を特集します。「酒場」「食堂」に続く記念企画のラストを飾るのは「喫茶」。喫茶やカフェの専門家、打ち合わせや執筆で喫茶店を日常的に使う人、そして喫茶店が好きで何らかの道をきわめたスペシャリストが、喫茶で過ごす「特別な時間」を語ります。※電子版では3号連続の読者プレゼントの応募はできません。ご了承ください。
  • 散歩の達人_2016年5月号
    712円 (税込)
    創刊20周年記念・第2弾となる5月号は100人の達人が推薦する「食堂100軒」を特集。顔も名前も知らない人がつける点数では測れない、自分だけの「おいしい理由」があるお店を紹介。もし今、おなかがすいているなら、何も考えずにページをめくってみてください。たくさんの「おいしい」に出合ってきた達人が選ぶ“垂涎の一軒”が、待っています。※電子版では3号連続の読者プレゼントの応募はできません。ご了承ください。
  • 散歩の達人_2016年4月号
    712円 (税込)
    創刊20周年記念・第1弾となる4月号は東京の酒場を知り尽くした100人の達人が推薦する「酒場100軒」を特集。我々はこれまで、あらゆる街の酒場を飲み歩いてきました。もしあなたが「今日はどうしよう……」とお悩みなら、迷うことなくページをめくってみてください。きっと、あなたの思いにこたえる店があるはずです。※電子版では3号連続の読者プレゼントの応募はできません。ご了承ください。

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