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Posted by ブクログ 2015年08月13日
大日本帝国の構造は、天皇を頂点に据えて国務を司る政府と統帥権を有する大本営が対峙する。各々の組織における和平派と主戦派とを挙げ、彼らの行動や発言をつぶさに評価することで日米開戦に至った経緯を検証せんとする。歴史に「もし」はないと言うが、こと近代史に関しては、様々な分岐点での判断の是非をしっかりと吟味...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月16日
数年前位から自分で始めた企画ですが、年度が改まって8月の終戦記念日を迎えるまでに、先の戦争について解説された本を読もうを思っています。
この本は、以前に読んで私にとっては「目からウロコ」であった、「戦後史の正体」を書かれた孫崎氏によって書かれたものです。日米開戦=真珠湾攻撃になぜ踏み切ることになっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月30日
なぜ真珠湾攻撃と言う愚かな道を歩んだか
森島守人著、 陰謀・暗殺・軍刀 岩波新書
なぜだまされることを選択するのか、認知的不協和論
伊丹万作、戦争責任者の問題、騙されていたと言って平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう、
天皇陛下、満州事変に始まるこの戦争の歴...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月01日
資料のピックアップに恣意的なものを感じるけど、日米開戦に向かって、軍・政・官それぞれの考えが紹介される。もちろんいろんな意見があったわけで、当然ながら誰もアメリカに勝てるとは考えていなかった。
それでも開戦した。残念ながら形式として国民の総意で。それだけ日本は、民主国家としては不出来だった。天皇主権...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月18日
わりと長かった。
第2次世界大戦。太平洋戦争。日中戦争に至るまでの
日露戦争からの政治や軍部、マスコミの詳細な
動き(歴史)が語られています。多分、物事の見方は
ある一方からに偏っているかもしれませんが
ここまで詳しく語られているものは初めて読んだ
気がします。
第1次世界大戦・対華21カ条・満州事...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月15日
本作のテーマは「日米開戦」「真珠湾攻撃」。
若者から面倒臭っ、古臭っ、みたいな反応がありそうです。ただし、氏のテーマ設定の背景は深遠です。『日本は今、「あのとき」と同じ歴史的曲がり角にいます』、と冒頭で述べます。
・・・
今、TPP、原発はじめエネルギー問題、消費税増税、国の借金等問題がありなが...続きを読む
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