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一九五〇年六月二十五日、金日成率いる北朝鮮軍が三十八度線を越えて韓国に軍事攻撃を行ないました。韓国軍を破り、一気に釜山近辺まで迫ります。ここで米国を主体とする国連軍が投入され、逆に三十八度線を越え、北朝鮮に入り、中国との国境線まで進軍します。そして中国が義勇兵を送り、朝鮮戦争は姿を変え、実質的に米中戦争になります。結局、戦前の三十八度線の境界線を確認して、戦争は休戦します。境界線は、戦争前と戦争後は何も変わっていません。「朝鮮戦争に何の意義があったのでしょうか」。当然の問いです。(「はじめに」より)
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年01月03日
外務省で各国に駐在し大使まで務めた、外交の専門家が著した書。
正直、驚きの連続だった。僕の学生の頃なんて遥か昔だが、日本近現代史はさらっとしか触れなかった。当然朝鮮戦争も本の数分のレベルの知識しかなく、此処まで掘り下げた知識はなかった。
日本がポツダム宣言を受諾し降伏したその日の夜に「日本人の要...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月25日
¨忘れ去られた戦争¨と言われる朝鮮戦争。なぜ起こったか、日本の関与について等の歴史を振り返りつつ現在の朝鮮半島情勢を語る一冊。
「〇〇の正体」の著作で日本の外交の秘密を次々に暴く筆者の最新作は朝鮮戦争について。日本ではあまり知られていない戦争であるが敗戦からの日本の復興とその後現在まで続く朝鮮半島...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月31日
米国では忘れ去られた戦争とも呼ばれる朝鮮戦争。日本も公的に参加していたが、その事実すら多くの日本人には知られていない。そんな朝鮮戦争とは何だったのかをまとめた本。朝鮮戦争は米軍が常に戦う軍隊となり、軍産複合体が米国を動かすきっかけとなった。金日成も李承晩も外国が外国から連れてきた人間で、どちらも真に...続きを読む
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