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日米同盟は、日本の安全を保障するのか? 米戦略が冷戦後、そして9・11後、変質する中で、日米同盟も日本人が気づかないうちに大きくその性格を変えた。米戦略を丹念に読み解き、日本の戦略を考える。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
世界史をあらためて勉強しなおしたくなりました。 世界がどう動き(外交し)、日本にどんな影響を与えたのか? そしてその影響に対し、日本はどう動いた(外交した)のか? 歴史に疎い私でも理解できる内容でした。 良作だと思います。
キッシンジャーによると、「日本人は論理的ではなく、長期的視野もなく、彼らと関係を持つのは難しい、経済的な観点からものごとを考える」 ある米国人学者「日本人と安全保障の話をするのはやめよう。彼らは安全保障の本質を全く理解していない。」 真珠湾攻撃は南北戦争と似ている。リンカーンは独立しようとしている...続きを読む南部に対して、南北統一には戦争が必要と考えていた。 キッシンジャーは並大抵でない努力により戦争に参戦できたと回顧している。 軍事力強化には議会の反対もあり大変だが、戦争が起こればその体制を作れる。 ノースウッド作戦は米国軍部がキューバへの攻撃のために米国内でテロ行為を演出するためのもの。ケネディ政権の文民により却下され実現されなかった。 戦略とは敵を欺瞞する術、しかし日本では陰謀を真剣に学んでいるところが無い。 戦争はどんなときに起こるか、ナンバーツーがナンバーワンを追い越そうとするとき。冷戦終結後、米国は日本を追い落とすため戦争に望むように戦略を作成しおとした。
以前から読みたいと思っていた孫崎さんの著書。第八章の「日本の進むべき道」に賛同できた。以前から「日本のこれからの進むべき道」について考えてみても、どこかすっきりせずにいたが、孫崎さんの案には快く賛同できたように思う。
抑制とは得られる利益とはつりあわないリスクを押し付けることによって、相手にある行動をとらせないようにする試みである。 キッシンジャーの言葉。
ハンパメモ 世界に脅威を作り出し最強の軍事力を維持しようとする米国。対米追従を国家戦略とするなった日本。 日本人は戦略的思考が制服の人間に至るまでできない。シーレーン防衛構想も米のソ連戦略原潜を封じようとする戦略の一環だった。 イラク戦争と石油には大きな関係はなかった。
日本人が伝統的に局地的な戦術では強いが、大局を見る戦略思考に弱い事を指摘。過去の事例分析から、筆者独自の持論を展開する良書。いかに日本の国防意識が低いかを思い知らされる。
敗戦後サンフランシスコ講和条約と抱き合わせで結ばされてしまった日米安全保障条約、つねに米国の主導の下、日本は、一貫して米国のいいなりである。それでも、吉田元首相をはじめ、心ある外務官僚の抵抗も、今は昔となってしまった。冷戦後、変質した戦争仕掛国家となってしまった米国と心中するつもりなのか日本。国連中...続きを読む心の集団安全保障の道筋を欧州諸国、そして中国をはじめとする東アジア諸国との地道な協議を模索すべき時に来ている。米国のあからさまな嫌がらせはあるだろうが、米国の覇権主義に対する世界の抵抗は一段と強くなっていくことを期待しながら・・・
・日本には戦略的思考がない ・陰謀をはなからないものと決めつけるな ・米国は軍事力で世界を変えることを志向している ・安保は以前米国に有利 ・極東規模では日米は協調できるが世界規模ではそうでもない ・イラク戦争継続は軍を維持するため(石油ではない.むしろ石油では脱中東を目指している) ・オバマの戦略...続きを読むは既存勢力との協調 ・核保有は日本の安保に利さない -核の撃ち合いになれば日本は初撃で壊滅させられる可能性がある ・経済力による抑止効果を考えるべきでは? -NATOとの協調も選択肢の一つ.
日米関係の見方、国益を確保するための国際戦略の考え方を精緻な理論で解説。著者は外務省で分析課長と国際情報局長にあった方である。 主な論点は以下の通り。「真珠湾攻撃から9・11」「イラク戦争継続の理由」「核兵器使用の戦略」「アメリカの戦略の変遷と翻弄される日本」、そして最後に「これからの日本外交の...続きを読む試案」。 日本参戦時のチャーチルの歓喜の理由を解説した上で、9・11を故意に防がなかったと思われる状況証拠を提示するなど、歴史が繋がっていることを分からせてくれる。この10年のアメリカ・日本・北朝鮮の動きも、当事者ならではの稠密な情報がコンパクトにまとめてある。 現代史、外交に興味がある人は必読である。
対米関係を主軸に日本の外交について書かれた本。私の主観だが、本質に近いことが書かれていると思う。論の立て方より著者は知性のある方と見え、この手の本にありがちな無責任にアジる本とは一線を画している。必読。
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