記号論

記号論

935円 (税込)

4pt

4.0

文字、数字、音符、絵画、人の表情や動作、空に浮かぶ雲のたたずまい……人間にとって世界は膨大な記号の集積だ。世界を解読するのにも、表現するのにも、記号は不可欠のツールであり、われわれは日常においてそれを疑うことなく用いている。しかし記号の使用は、無制限にいつも成り立つものなのか? こう問い直すことで世界や人間の営みを解明する糸口が開ける。たとえば、心をめぐる謎を解く手がかりも、記号と心についての常識を疑ってみるところから得られるのだ。さまざまな領域における記号の構造を解説し、それを読み解く最強の技術、論理学の基礎へと、最小限の道具立てで易しく誘う。

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記号論 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年10月13日

    同じ著者の『論理と哲学の世界』のさらに前段の、「記号とはどういうものか」についての本。論理学の主要なこともさらっとまとめて書いてあり、知識のある人が頭の中をまとめるのに読んでも参考になると思う。

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