無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ゲス不倫」叩きから、「熟年離婚」まで……。世の中は、かくも男女の問題に満ち溢れている。甘美で魅力的なはずの関係はなぜ、今や絶望的なまでに我々を追い詰めているのか? 男女の機微を知り尽くした作家とタレントが、出会いから恋愛の作法、不倫の在り方、看取りの瞬間まで、男と女を巡るあらゆる問題を徹底討論。しなやかでありながら、したたかでもある男女の「愉しみ方」を提言する。古典的男女観ともフェミニズムとも異なる視点の2人が、とかく男女に世知辛い日本社会を喝破する!【目次】まえがき/第一章 結婚したい女たち/第二章 男と女の利害関係/第三章 女は「損」なのか?/第四章 人はなぜ不倫を許さないのか/第五章 女はどう育つのか/第六章 死ぬことと、生きること/あとがき
...続きを読む
壇蜜「私と菜々緒さんに共通しているのは、男性の目を惹いてのし上がってきた匂いはするけれど、そのあとで男を捨てているところだと思います。男の手から出されるごはんを食べている感じがしないから、女性にも嫌われない。」
林真理子と壇蜜が現代の男女の問題について語りつくすエッセイ。「結婚したい女たち」、「男と女の利害関係」、「女は『損』なのか?」、「人はなぜ不倫を許さないのか」、「女はどう育つのか」、「死ぬことと、生きること」の6章仕立て。
「結婚する、しない」をはじめ、個人の生き方が尊重される多様化した現代社会。多様化されるにつれて、個人の抱える悩みが増えているのではないだろうか。そんな「生き方の模範スタイルが消失しつつある現代社会」を林真理子と壇蜜はどう考え、どう生きているのかが本書で明らかに…。冒頭の文章に惹かれたあなたに是非読んでいただきたいです。
Posted by ブクログ 2019年05月17日
まあ、はっきり言って「移動中の暇つぶしに」という程度でしか期待していなかったのです。
それは私が壇蜜さんを良く知らなかったから。
妖艶な雰囲気を持つきれいな人が、芸能界に引っ張られて「きれい」で食べているのね。ぐらいしか思っていませんでした。壇蜜さんごめんなさい。
いやあ、腹の座った、カッコい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月02日
「女の人は、自分の中に「夜叉」を飼ってる。すごい合理主義の女性にも、それがある。・・・男の人には分からないかもしれないけど。野心みたいな単純なものでなく、ある目的のためには男なんかポイッと捨てちゃう。」というやり取りには薄らと思うところがあり、ヒヤリとした。また、合理主義ばかり追求するのではなく、1...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月11日
林真理子さんと壇蜜さんの対談集
実に面白かった。
驚いたのはミステリアスな雰囲気を持つ壇蜜さんの頭の回転の良さと聡明さ、世情にもいたく通じている事
林さんが聞き役、対して壇蜜さんが答える形式になっていますが、林さんの質問に対して、それ以上の知識と回答と自身の考えがミックスされた言葉が発せられてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月06日
林さんはなかなか、好きにはなれないけど
壇蜜は面白かった
お金持ちより中国語で数字を数える人が魅力的なのはすごくわかる
死と向き合った人である壇蜜が魅力的に思える本だった
この二人には関係はないけれど、本の中で秋元康が年に一回嫌いな人と会う機会を設けてなぜ自分がその人のことを嫌いなのか認識し、自...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月03日
◯降りかかる火の粉を払えば手を火傷するのと同じで、賢く返してもちょっと痛い思いはするんですけど、その火傷が癒えるまで待てばいいんじゃないかと。(102p)
◯日頃一人で過ごしていることの寂しさとか、自分は将来どうなるんだろうとか、そういうことを考えなくていい。その相手と会っている時だけは。(139...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月14日
面白かった、壇蜜さん頭いいなー。林真理子の聞き手も秀逸。でもこの数年で、時代を感じる部分もあった。一年で世の中の価値観は大きく変わるからな。もっと最新の対話を読みたい!壇蜜さん結婚されたしな。
気に入ったところを引用。
中山美穂「各自、幸せにやってます」
村山由佳「ほかの男と、した?俺のかたち...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。