身代わり陛下の大変な半年

北野ふゆ / サマミヤアカザ

『精霊の取替え子』と恐れられ両親に捨てられたルーシャは、【夢見の才能】を見いだされ、流浪の民・ソヴェリの長に育てられた。その能力を開花させるには、十八になったら処女を捨てなければならない。覚悟を決めて高級娼館を訪れたルーシャだが、現れた身分ありげな美貌の男に拉致されて!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: メリッサ
• 電子版発売日: 2017年12月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

[そよ · ★★★★★]

面白かった！

長いお話なのに一気読みでした！本格的に悪い人がいないのが良かった。生きていく限り、理不尽なことや、寂しいこと、悲しいことがたくさんあるけれど、ソヴェリの教えが、それを純粋に矜恃にしているヒロインの姿が、ヒーローや、ヒーローの国をすくい上げたんじゃないかな、と思いました。
こんな孤独なスパダリ執着系ヒーロー、ヒロイン以外じゃ無理です。ヒーローにも、まわりにも。
それにしても、2人のお初は斬新でした。
処女のヒロインが、アラサーヒーローの筆下ろしをするなんて……
いやはや、興味深かったです

＃胸キュン ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[s · ★★★★★]

北野ふゆさんって

ナツさんだったんですね、知らなかった！
道理で面白いはず！
設定が斬新、でもあっという間に引き込まれました。
これは、様々な、愛の物語ですね。
何度も苦しくなって、泣きそうになりました。
TLに分類されているのが謎です。

＃胸キュン ＃泣ける ＃切ない

[maru · ★★★★★]

星の巡り合わせ

流浪の民ソヴェリに拾われた“精霊の取替え子”と、王宮に仕える宰相閣下の運命の出逢い。

精霊や魔法といったファンタジー色を背景に置き、お互い幸せとは言い難い幼少期を経て巡り合った二人。

哀しみの色合いが強かった“ヴェールヴァルディ”が、読了後には幸福の証となり読み手の心を満たしてくれる。

まさに大団円。面白かった。

[マカロン🍀 · ★★★★★]

面白かった

実の両親から泉に沈められそうだったのを、流浪の民の一族にたすけられ、大事に育てられた娘ルーシャ。
一族は旅役者であるとともに、その娘たちは「夢見」という特殊能力をもつ。。。。
設定がすごく素敵。面白かった。

[ワワン · ★★★★★]

面白かった

後日談も充実してて読み応えあって良かった。。

[ころころ · ★★★★★]

色々と大満足

作家さん買いです。

独特の文化を持つ民族のお話は元々大好きですが、そこにファンタジー要素も加わって、あたたかい愛情物語や切ない家族愛の物語が織り込まれて、読み終えた時にはもう色々大満足だと思いました。

ユートの昏い部分もルーシェのまっすぐすぎる部分もとても魅力的で、後日談のユート編の最後の1行になんだか涙が出ました。
家族愛についても深く書かれていますが、保護することと大事にすることは違うということを改めて感じたし、言葉を尽くすことの大切さを再認識しました。

とってもとってもおもしろかったです！

＃ハッピー ＃泣ける ＃切ない

[ぺりー · ★★★★★]

むちゃくちゃ良かった！！

軽めのタイトルに見合わない結構シリアスなお話。(重い訳ではないです)
魔法を使ったり、精霊石が国に結界を張っていたりとファンタジーな世界観で、もともと好きなジャンルではありましたが、とにかく主役の2人がカワイイ！！
客の見たい夢を見せる夢見の仕事をする流浪の民のヒロインと王族のヒーロー。
しかもお互い、初めて同士！！
無茶苦茶カッコ良いヒーローがDTとか…！！
まぁ、それには理由があるのですが。

ヒロインは悲しい生い立ちだけど、愛されて育ったとても真っ直ぐな心優しい子。
かたや、女王の子供として産まれながらも、王族の事情から愛を知らず孤独に育った青年。
ヒーローは子供のように幼い所があり、ヒロインに純粋に好意を示していく様がなんともかわいい！！
2人が心を繋げていく様子が微笑ましく、
「ヴェールヴァルディ」という魂の片割れを示す言葉が、物語が進むにつれ悲しみから永遠の幸せに変化していくのがとても素敵。

最後ご都合主義に感じるとこもありましたが、とにかく幸せな終わり方でほんとに良かった！！

ぜひ読んでいただきたい一冊です。

[匿名 · ★★★★☆]

身代わり

タイトルと序盤からは想像もできない展開に驚きましたが、面白くて一気に読みました。
世界観の設定がまず面白いし、ヒロインとヒーローをはじめとする登場人物たち一人ひとりの物語もよきでした。
面白かったです。