P+D BOOKS 廃市

P+D BOOKS 廃市

770円 (税込)

3pt

4.0

退廃的な田舎町で過ごした“青年のひと夏”。

誇り高い姉と、快活な妹――いま、この2人の女性の前に横たわっているのは、一人の青年の棺だった。

美しい姉妹に愛されていながら、彼はなぜこの世を去らねばならなかったのか? 卒業論文を書くために「廃墟のような寂しさのある、ひっそりした田舎の町」にやってきた大学生の「僕」は、地所の夫婦、妻の妹の三角関係に巻き込まれる。

古き日本の風情を残しながらも、どこか享楽的な田舎町での青年のひと夏の経験から、人の心をよぎる孤独と悔恨の影を清冽な筆致で描いた表題作「廃市」は、後に大林宣彦監督によって映画化された。ほかに「飛ぶ男」「樹」「風花」「退屈な少年」「沼」の全6編を併録。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2017年07月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
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P+D BOOKS 廃市 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    〈それでもいい。彼は人を愛し、人に愛された記憶を持ち、ただ自分ひとりの命をいとおしんで生きて行くだろう、――命のある限りは。風花のようにはかなくても、人は自分の選んだ道を踏んで生きて行く他はないだろう。〉

     特に印象に残ったのが、詩的な味わいと美しい余韻が残る「風花」で、次に印象的だったのが、寂れ

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    最終的に心中を選ぶのはどうなんだろうと思いつつ、
    目の前の現実を受け入れた秀には、確かに小さな幸せがあった気がする。
    読んだ方、どう感じましたか?

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    福永武彦の短編6話
    廃市と退屈な少年は読んでて面白かった
    残りはワシの読解力の問題か話がよく分かりませんでした

    0
    2023年04月12日

P+D BOOKS 廃市 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2017年07月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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