次男坊若さま修行中 名月の出会い
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次男坊若さま修行中 名月の出会い

693円 (税込)

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4.0

安房館山藩一万石稲葉家の次男・正高は正義感が強すぎて、いささか融通の利かない部屋住み。実の兄が正式に藩主となったため、藩政から身を退いた兄弟の祖父・正武とともに本所での中屋敷暮らしを始めた。身分を隠して気楽に暮らすうち、はからずも様々なやっかいごとに巻き込まれる祖父と孫。そんな中、正高が心惹かれるようになったのは常盤町「茜屋」の女郎・浜里ことおたゑだった。ある日、おたゑに身請け話が持ち上がる。心穏やかでない正高だったが、正武とともに出かけた月見の宴で出会った美貌の娘との縁談が正高にも……。きっぱりと断ったものの、二人の女性の間で揺れ動く正高。だが、ある事件がきっかけで正高は屈託を乗り越えるべく動きだす。

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次男坊若さま修行中 のシリーズ作品

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  • 次男坊若さま修行中 初雷の祠
    693円 (税込)
    安房館山藩一万石の二代目藩主・稲葉正武は四十四歳で隠居したが、後を継いだ三代目藩主は二十九歳で急逝してしまう。隠居ながら藩主として政を行う正武だったが、十二年が過ぎ、幼かった孫の正巳が藩政を担える歳になると、元の隠居の身分に戻り上屋敷から中屋敷に移った。そのとき伴ったのが、正巳の弟で部屋住みの正高だった。面倒事は嫌い、というのが正武の本音だが、お節介で結局は首を突っ込む質。一方、孫の正高は正義感が強く、不器用で融通が利かないところがあったが、祖父の言動に反発を感じながらも、逆らえずについてゆく。そんな折、館山藩御用達の魚油問屋の主から、藩に支払う七百両が狙われていると聞かされる……。書下ろし新シリーズ。
  • 次男坊若さま修行中 願いの錦絵
    693円 (税込)
    安房館山藩一万石の藩主と一歳違いながら、弟ゆえの悲しさで部屋住みの身である稲葉正高。孫に藩主の座を譲り隠居した祖父・正武の命で、共に本所猿江町の中屋敷に移り住んだ。ある日剣術道場からの帰り道、神田川南河岸で思いがけない人物の姿を見かけた正高。それは行きつけの小料理屋の馴染み客で錦絵の彫り師の留蔵だった。温厚なはずの留蔵は殺気立ち、雑穀屋から出てきた商人ふうと浪人の二人組に鑿で襲いかかろうとしている。大事になる前に辛うじて諫めた正高が事情を聞くと、かつて思いを寄せたことのある雑穀商片岡屋の女将が、かの二人組に強請られているという。正高はお節介ながら、ことの裏を探り始めるが…。痛快人情シリーズ。
  • 次男坊若さま修行中 名月の出会い
    693円 (税込)
    安房館山藩一万石稲葉家の次男・正高は正義感が強すぎて、いささか融通の利かない部屋住み。実の兄が正式に藩主となったため、藩政から身を退いた兄弟の祖父・正武とともに本所での中屋敷暮らしを始めた。身分を隠して気楽に暮らすうち、はからずも様々なやっかいごとに巻き込まれる祖父と孫。そんな中、正高が心惹かれるようになったのは常盤町「茜屋」の女郎・浜里ことおたゑだった。ある日、おたゑに身請け話が持ち上がる。心穏やかでない正高だったが、正武とともに出かけた月見の宴で出会った美貌の娘との縁談が正高にも……。きっぱりと断ったものの、二人の女性の間で揺れ動く正高。だが、ある事件がきっかけで正高は屈託を乗り越えるべく動きだす。

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    Posted by ブクログ 2017年07月30日

    千野隆司さんの次男坊若さま修業中シリーズ№3「名月の出会い」、2017.5発行です。祖父稲葉正武のもとで修業中の正高19歳の物語。祖父の指導を受けながら事件を解決していく。好きあった遊女の浜里ことおたゑ19歳は、大店の商家に見請けされることになり傷心の正高。その正高に紹介された女性は、七千石広瀬家の...続きを読む

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