リクルートの すごい構“創”力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド

リクルートの すごい構“創”力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド

1,760円 (税込)

8pt

「リボンモデル」「不の発見」「価値マネ」「ぐるぐる図」「価値KPI」「型化」……
次々と新しい事業を生み出す「リクルート式」を、
トップコンサルタントが徹底分析!

数々の新規事業を生み出してきたリクルート。
「結局リクルートだからできるのであって、我が社には役立たない」と思い込んでいる人たちは少なくない。
しかし、それは大きな誤りだと著者は言う。

リクルートには、個人のアイデアを拾い上げてブラッシュアップし、
驚異的なスピードと爆発力で展開するしくみを組織全体で共有しているのだ。

昨今話題の「リーン・スタートアップ」「アジャイル」と似た手法を、
シリコンバレーに先駆けて実践していたのがリクルートである。
本書は、第一線の戦略コンサルタントが、その手法を分析し、一般の企業に応用する方法を解説する。

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リクルートの すごい構“創”力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド のユーザーレビュー

リクルートは自由な発想とユニークな人材の活用が出来ており、やはり組織として、会社として、上手くできているなと思う。
新規事業を成功させるためには「計画に時間をかけるのではなく、未完成の事業でも走りながら修正を加えながらボトムアップしていくということ」「計画できないこと、達成できないこと、実現できないことは計画値の中にいれてはいけないということ」「事業を成功させるためにはとにかくブラッシュアップでおかしいと思うことや、改善した方がよいことは意見を出し合い最大限ブラッシュアップしていくということ」などがわかりやすく書かれている。
また経営陣のありかたとして「決してトップダウンではなく、現場の能力を生かすことに最大限尽力しなければいけないということ」など行動から組織のあり方、新規事業進め方などリクルートのその成功の秘密を丁寧に解説した書である。0→1よりも1→10に強みがあること、リクルートが一般の企業とあきらかに異なるのは、個を尊重し、人を活かす企業文化が徹底されているところだ。
リクルートで必ず言われる言葉「お前はどうしたい?」など、競争しながらも共有し一般企業がどこまでリクルートに近づくことができるか、考えさせらせる書である。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    リクルートの強さがわかる一冊。常に読める。
    ・経営陣の仕事はいかにメンバーのパフォーマンスを最大化することを考え、細かな点は口出ししない。
    ・価値のあるKPI=成果に徹底的にこだわり、進化させる。KPIがシンプルで行動指標にもなる。
    ・KPIは外的要因へ左右されてはいけない。自らの行動が直結し、成果...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月10日

    事業創造から育成、存続までリクルートから生み出された様々なサービスを用いて説明している。
    「ホットペッパービューティーのAirレジ導入」や「スーモカウンター設置」など、リクルートが「なぜ?」を問い続け、世の中の不を解決し、勝ち残って来たノウハウが外部コンサルタントにより解説されている。
    良書。

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    Posted by ブクログ 2021年04月17日

    当たり前のことを理解し、その通り実行することの難しさ。
    会社の文化としてそのことが染み付いているのはすごいと思う。
    リクルートという会社の社会貢献がどうかとはまた別の話だと思うが。

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    Posted by ブクログ 2021年03月09日

    経営陣の役割
    ①人を活かす
    ・個の尊重=自由奔放とは違う
    ・明確な方向を打ち出し、刷り込んでいくことで何をすべきなのか、何をすべきでないのかが組織全体として共有される
    ②若さを保つ
    ・賞賛の文化
    ・ノウハウの共有
    ③器を揃える

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    Posted by ブクログ 2020年12月21日

    圧倒的な売上を誇る事業がいくつも創出され、市場にリリースされる秘訣を覗いてみたくて読み始めた。頭の切れる人たちで創り上げているのだろうと当初は思っていた。しかし、単純にそれだけではなく、地道なPDCAの積み重ねや徹底的な分析・テストによる賜物なのだと思い知らされた。当社の特徴である「圧倒的な当事者意...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月04日

    リクルートの新規事業立案に関する内容が書かれた本。
    一部の天才が新規事業を考えてると思われがちだが、リクルートは組織的にうまくサポートできるようにリボンモデルといった集める・動かす・結ぶというフローで上手く事業化していることが理解できる。

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    Posted by ブクログ 2020年06月08日

    リクルートがいかにして新規事業を生み出すかが書かれた本。

    「不」を正当化しがちなので、それを起点に事業を起こす発想を心掛けたいと思った。
    組織の意思決定とそのスピードについてはまだ経験がないから、知識の一つとして置いておく。

    1→10のプロセスの復習がしたいので、しばらく経ったらもう一度読むと思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月09日

    ●感想
    リクルートが、課題設定もテストケースも、具体的に突き詰めることを大事にしていることが分かる本。

    ●なぜ読んだか
    ・リクルートの仕組みの強さを学びたい

    ●学んだこと
    ・「不」は顧客のニーズだけでなく、リクルートが考えるあるべき姿も反映している
    ・撤退するハードルもあらかじめ設定し、ドライに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月29日

    正直、リクルートの規模でないと成立しない気もしますが、とても刺激的な内容でした。こういった文化のない会社では、経営陣がどこまで本気になってくれるかどうか、会社が後押ししてくれるかどうかがとても重要だと思います。転職しようかな…

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    Posted by ブクログ 2019年12月22日

    リクルートGr.における新規事業開発と、ローンチされた事業の育て方について書かれた本。
    正直読む前は、Rならではの社風や社員のマインドがあるからこそなし得た功績が書かれているのかなと思ったが、
    (確かにそういう部分は実際あるにしても、)
    普段自分の担当業務に向き合う上で必要な視点、押さえておくべき数...続きを読む

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