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Posted by ブクログ 2010年01月10日
「あなたはすべての仮面ライダーを破壊するものです。創造は破壊からしか生まれませんからね。残念ですが…」
突然だが、この「仮面ライダーディケイド」第一話「ライダー大戦」で紅渡が主人公の門矢士に言った台詞が、やけに本書が示唆する時代背景の一面を表している。
今までいろいろ電車やバスの中でちょくち...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
まだ3ヶ月以上あるのでまだ言い切れない部分がありますが、今年一番といっても良いほどの読み応えがある本です。新書と侮るなかれ。価格と読みやすさから得られる新しい地平の広さを思えばこそ言えます。社会科学系の本において今年一番の衝撃的な指摘と解説をふくんだ本でした。恥ずかしながら著者である大澤真幸氏の名前...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
僕の大澤真幸の出会いは、この一冊からだった。
要するに、つい最近なのだ。
この本から大澤真幸の本をいくつか読んできたが、
ダントツにこの本は読み易く書かれている。でもその中にも大澤社会学のキーワードである「第三者の審級」だったり「アイロニカルな没入」だったり<他者>といったものが
散りばめられてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月02日
戦後から時代を「理想の時代」、「虚構の時代」、「不可能性の時代」の三つにわけてその時代の特徴や人々が何を求めていたのかを分析していました。
社会学の新書ということもあって専門的な言い回しが多く難しく感じられましたが、映画や小説、アニメや漫画など身近な作品が紹介されていて楽しく読めました。
その時...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月05日
人間の一つの精神的活動の出発点であり終着点でもある〈現実〉へのコミットが不可能である現代において、どのようにして不可能性に挑み、その〈現実〉へと至る道を獲得するか。
最終的には、イコール憎しみとなる愛、信仰の徹底による無神論を解決とする。けど、私たちは、そうした情動の極限に耐えうるのか。不可能性の不...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月03日
※ 超単純化した、独断的な説明です。
本書のテーマは、終戦から現在までの「戦後日本」の時代の移り変わりです。
日本人が時代ごとにどんな生き方をしてきたか?また、今どんな生き方をしようとしているのか?
この疑問に答えてみた、という本です。
本書の内容に関して、まず人が生き方を決めるときの「基準」...続きを読む
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