椿と花水木 万次郎の生涯(上)

椿と花水木 万次郎の生涯(上)

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

土佐国中ノ浜村の貧家に生まれた万次郎は、ある日、乗り込んだ漁船が遭難、太平洋の無人島に漂着する。島での暮らしは言語に絶したが、彼の生への執念は天に通じた。百数十日後、大海原に船影が――。それは、生まれて初めて目にする異国船の異容な姿であった。幕末動乱期に活躍した国際人・ジョン万次郎の波瀾の生涯を描く壮大な歴史ロマン。

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椿と花水木 万次郎の生涯 の一覧

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1~2件目 / 2件
  • 椿と花水木 万次郎の生涯(上)
    836円 (税込)
    土佐国中ノ浜村の貧家に生まれた万次郎は、ある日、乗り込んだ漁船が遭難、太平洋の無人島に漂着する。島での暮らしは言語に絶したが、彼の生への執念は天に通じた。百数十日後、大海原に船影が――。それは、生まれて初めて目にする異国船の異容な姿であった。幕末動乱期に活躍した国際人・ジョン万次郎の波瀾の生涯を描く壮大な歴史ロマン。
  • 椿と花水木 万次郎の生涯(下)
    796円 (税込)
    英語、数学、測量、航海術、造船技術……アメリカでさまざまな知識を身につけた万次郎は、愛妻の死を契機に望郷の念を募らせる。やがて鎖国状態の日本へ命がけの渡航を試みるが、晴れて十数年ぶりに降り立った故国は黒船来航を端緒とした未曾有の国難に面していた。卓越した才学で開国に向かう日本を陰で支えた男の数奇な後半生。圧巻の人物評伝。

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椿と花水木 万次郎の生涯(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻は万次郎の少年時代から、遭難、アメリカ捕鯨船による救助〜アメリカでの暮らし、再び捕鯨船に乗り込み副船長としてまたアメリカに帰るまで。2028年のNHK大河ドラマの主人公がジョン万次郎とのことで再読しました。とにかく冒険譚としても伝記としても面白くてページを繰る手が止まらない。
    『白鯨』のごとき捕鯨の迫力ある描写はどんなふうにドラマ化するのだろう。CGでもなんでもいいからドキドキわくわくさせてほしいなあ。
    作品の端々に、封建的で不自由な日本の体制と、民主的で自由なアメリカの対比がなされていて、この頃の島国根性やお上への無条件で不条理な服従感覚は今も錆びついたように残っているよな、と思ったりして。
    それにしても万次郎の素直さ、実直さ、勤勉で謙虚でありながらも積極性や好奇心に溢れているところが終始眩しかったです。出会った人たちにも恵まれていたのですね。さて、下巻に続きます!

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    驚いたな。開国要求の手土産として重宝された漂流民だと思っていたけど全然違って当時のアメリカ人の優しさと万次郎の探究心でジョン万次郎は誕生していたんだ。

    0
    2022年12月12日

    Posted by ブクログ

    ジョン万次郎。名前は知っているが、詳しいことは知らない。彼も土佐から漁船が流されて鳥島にたどり着く。鳥島は漂流で読んだより、過ごしづらそう。ただ捕鯨船が近くに来てくれて救助される。アメリカ人の船長に可愛がられ、マサチューセッツまで付いていき、教育を受けさせてもらい再度の航海に出て帰国するまでを書く。アメリカに。当時のアメリカの様子やグアム、ホノルルが鯨漁で潤っていた事もよく分かる。勉強する事がすごい贅沢で大切な時間だと改めて思い知る事ができる。常に謙虚で人に感謝する性格だったし、何より好奇心が旺盛な性格が素晴らしかったのだろう。ルーズベルトからの書簡も面白い。まだ上巻だが、これから日本とどう関わって行くのかを知るのが楽しみ。読後感も素晴らしい。

    0
    2021年08月12日

    Posted by ブクログ

    気力、体力、知力、そして礼の心、義の心。万次郎のポテンシャルに脱帽。
    思春期に実力主義・合理主義のアメリカを体験しながら、階級社会の日本に戻り暮らしたことは、さぞ苦しかったのではないかと思う。
    アメリカで結婚を誓った相手キャサリン。彼女との突然の別れには泣けました…。上下巻のなかで、最も泣けたね。

    【以下、史実のネタバレ】 だがしかし! 後日、万次郎の子孫の方が書いた本を読んだら、キャサリンは海難事故で死亡してなかったらしい…。津本先生、オレの感動を返してくださいw ま、小説ですからね(^o^)

    0
    2013年08月30日

    Posted by ブクログ

    吉村さんの「漂流」で読んだ流れ着いた島が鳥島でしたが
    「ジョン万次郎も鳥島でアメリカ船に助けられたっけ、、」
    とふと思い出し、この本にたどり着きました。

    ジョン万次郎は龍馬や勝海舟の本で断片的に出てくるだけなので
    彼の人生がよくわかって良かったです。

    津本さんの本は「下天は夢か」ぐらいしか読まなかったのですが
    この本は結構ひきこまれました。
    これを読むと「学問って大切やなあ」と改めて思います。

    0
    2020年09月06日

    Posted by ブクログ

    ジョン万次郎という名前をどこかで聞きつつもその生涯がこんなにもスリル満点のアドベンチャーだとは知らなかった。名を残した日本人の伝記物を探す中、ふと手にとった作品がまさかハラハラドキドキの展開で漂流から生死をかけたサバイバル、異国の地へと進む物語に一気に引き込まれた。これが現実に起きた話というのだからすごい!
    彼のことを今の日本人がどれだけ知っているのだろうか。自分もこの本に出会わなければ知らなかったわけで、是非ドラマ、映画化して欲しいが、このストーリーを映像化するのは難しいだろうと思う。

    0
    2019年01月26日

    Posted by ブクログ

    土佐で貧しい暮らしをしていた少年万次郎が、漁の途中で遭難、アメリカの捕鯨船に助けられてアメリカでの生活を始め、ふたたびアメリカから捕鯨船の船員として船に乗るまで。
    最初は土佐弁に苦労して読みすすみづらかったけれど、万次郎の素直さ、社交性、努力、明るさ、活き活きと適応していくさまにわくわくする。

    0
    2012年04月08日

    Posted by ブクログ

    江戸時代に、船が難波したお陰で日本を離れアメリカで生活せざるを得なかった…
    と聞くとさぞかし苦労したんだな、と思ったけど、出てくる人皆が良い人なのであまり大変さが伝わってこない…

    基本物語なのだが、唐突に歴史解説ナレーションを挟んでくる書き方にやや違和感あるけど、まっいいか。。。苦笑


    当時の田舎言葉が読みづらく最初は戸惑うけど、気がつけば慣れてくるのが不思議でのーし。

    0
    2020年07月30日

    Posted by ブクログ

    幕末の国際人・ジョン万次郎の生涯。乗り込んだ漁船が遭難し無人島へ漂着。そして外国の捕鯨船に救助される。日本しか知らずの世界から更に大きな世界に投げ出され、異国の地にて人種・文化も異なり言葉も通じない中で、一生懸命に勉強し英語を習得し、それと好奇心の強さと素直で聡明な人柄が認められ多くの外国人と打ち解けていく万次郎。とても素晴らしいと思う。優秀な人だったんですねえ。しかし、日本に帰国したくとも徳川幕府の異国船打払令でしたか鎖国体制のため近づくことさえできない。後半どうなるのでしょうか。

    0
    2012年04月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めは文字に起こされた土佐弁に違和感があって
    読み進めるのにちょっと苦労したが
    遭難したあたりからは慣れと話の緊迫感もあって
    引きこまれて読み進められた。

    名前だけは知っているが、あまり詳しくは知らなかった
    中浜万次郎氏。
    そんなにも長期間無人島で生きながらえておられたとは知らなかった。
    助けられて異文化に触れ、戸惑うこともありつつも
    キャプテンを父と思い慕う様子が如何にも日本人らしく真面目でもあり
    キャプテンが航海中、留守を男である自分が守ろうとするところが
    頼もしくもあった。

    いよいよ念願叶って航海に出る万次郎。
    続きが気になるところ。

    0
    2013年01月26日

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