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Posted by ブクログ
『キラキラネームの大研究』は、初見で読むことが難しい名前、いわゆるキラキラネームを題材にした研究書です。
戸籍法改正前は「光宙」と書いて「ピカチュウ」と読ませる名前があったとか、なかったとか…。
・なぜ、読みにくい名前(キラキラネーム)が浸透してきたのか
・なぜ、名付けた親たちはDQN(教養が無い)と言われるのか
・そもそも、キラキラネームはいつ頃できたのか
・キラキラネームの成り立ちと歴史
キラキラネームの背景には、日本語のなりたちが関係していたという説もあります。
もともと文字をもたない日本民族は、輸入品である漢字を自分たちの言葉に「無理やり」収めてきた歴史があるのです。
そういえば平安時代にも「明子(あきらけいこ)」とか「高子(たかいこ)」という女性名があったわ。
Posted by ブクログ
子供への名付けほど迷うものはない。
字画、音、漢字、意味、言いやすさ.....。
迷いに迷い、最近の名付け本などを開くと、眩しすぎるお名前ばかり。
いや、やっぱりここは中学時代から考えに考え抜いたあの名前でいこう!
そして保育園に通うことになって、同じクラスの子供達の名前を聞いてみると、かわいいしかっこいい、けれど漢字を目の前にしてみると、読め.......ない。
しかし半年も経てば慣れてきて、読めなかった名前が「普通」に感じるようになる。
何が「普通」かは慣れによるものが大きいのかもしれない。
批判されているキラキラネーム。
だが、はてさて、本当に「光宙」(ピカチュウ)なんているのか?
それに、「光」をピカなんて読まないでしょ、と鼻で笑って馬鹿にしているそこのあなた!
読むんですよこれが。
ピカイチ、漢字では「光一」(パソコンの変換でちゃんと出てきますよ、大辞泉に掲載も!)の読みとして。
「光宙」は「みつおき」さんがいたそうで、変な漢字の並びでもない。
こりゃあ、キラキラは馬鹿親がつけるもの、と笑っている方が浅学を晒している方かもしれぬ。
そもそも、名前につける漢字の読み、である名乗り自体が無理読みなのだそうで、「和子」という名前ですら本居宣長は批判していたそうだ。
名前の読みにくさというのは昔からあるものだとは知っていたが、「普通」に見える名ですら、出た当初は批判の的。
もちろん現代と、神話や平安、江戸期、それぞれの時代背景を考えれば一緒に論じるのは無理があるが、漢字を輸入し、音を当てはめた日本ならではの面白くも見える混乱だとも言えるだろう。
明治の文豪、森鷗外の子供達の名前は単なるキラキラネームではない。
読めない名前はみんなキラキラだ!と乱暴にくくれば確かにそうかもしれない。
しかし、そこには文豪と呼ばれるにふさわしい知識と経験があってこそ、名付けられた意味がある。
言葉は「今」だけに生きているわけではない。(244ページ)
私たちが心を込めて贈りたい名前は「意味のない単なるデザイン(同頁)」ではない。
私たちは初めての、そして一生ものの贈り物について、もっと深い考察が必要なのかもしれない。
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