キラキラネームの大研究

キラキラネームの大研究

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

開催中のキャンペーン

苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの“常識”を覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

キラキラネームの大研究 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『キラキラネームの大研究』は、初見で読むことが難しい名前、いわゆるキラキラネームを題材にした研究書です。

    戸籍法改正前は「光宙」と書いて「ピカチュウ」と読ませる名前があったとか、なかったとか…。

    ・なぜ、読みにくい名前(キラキラネーム)が浸透してきたのか
    ・なぜ、名付けた親たちはDQN(教養が無い)と言われるのか
    ・そもそも、キラキラネームはいつ頃できたのか
    ・キラキラネームの成り立ちと歴史

    キラキラネームの背景には、日本語のなりたちが関係していたという説もあります。
    もともと文字をもたない日本民族は、輸入品である漢字を自分たちの言葉に「無理やり」収めてきた歴史があるのです。

    そういえば平安時代にも「明子(あきらけいこ)」とか「高子(たかいこ)」という女性名があったわ。

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    身近にある現象から深い漢字のことばの森奥までたどり着いたのは感心しました。言葉の言霊は現実から離れましたが。ネーミングの原理、人名の歴史、漢字政策については丁寧に資料を集めてくれました。論述も誠実さが溢れています。特にキラキラネームそのものに対して取りすべき態度の思考、興味深いテーマを残してくれました。過去や現在がなければ、未来はなし。キラキラネームに対する態度は我々の現状を問い、未来への選択を問うといえるだろう。

    0
    2018年05月22日

    Posted by ブクログ

    ものすごく軽~い書名ですが、
    中味はなかなかの読み応え
    単なる 「イマドキの命名は…」になっていない
    読み応えのある一冊になっています

    筆者が古典文学に精通しているのも
    その論考の厚みになっていますね

    巻末の参考文献のランンアップが
    とても興味深い

    名付けの意味
    名付けもまた その時代を反映する
    名付けもまた その教養が背後にあった(!)
    名付けもまた その教養のあるなしが大きく左右する

    「漢字」そして「感字」の造語
    いやはや 楽しい時間が持てました

    0
    2015年10月03日

    Posted by ブクログ

    名付けをきっかけとした、日本人と漢字との関係の歴史を考察した1冊。
    タイトルは軽いですが、中身はしっかりしていると思います。

    正しいか正しくないかは置いておいて、とても納得できる内容です。
    と同時に、我々がいかに薄っぺらな漢字の世界に生きているか、反省させられました。

    知識の浅さが若干気になる点もありましたが、個人的には、十分に満足できました。

    0
    2015年08月09日

    Posted by ブクログ

    キラキラネームといった読めない名前が過去からあったことや、最近になって増えたことその原因について書かれてあり面白かった

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    変な四股名、有職読み、織田信長のフルネーム、嘆く兼好法師、醜名にされる罰、「名を知られると支配下に置かれる」、ひどい海外のキラキラネーム、中国人の「@」さん、明治五年頃一氏一名になり創作難読姓続出、間違って「西郷隆盛」になった、森鴎外とか与謝野晶子の子孫の名前、漢字がムズすぎて国民が賢くなれないから戦後ごっそり制限され雑に簡単な字にしたりで字の本来の意味が失われたりした、誰しもが同レベルの漢字教養を身につけたことにより気軽な文字表現→キラキラネーム増も必然、漢字が感字になる懸念
    思ってたより重厚で読みごたえある、大研究だ

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    所謂キラキラネームと呼ばれる名前が多いのは、今日的な現象だと思っていたが、歴史を紐解いていくと、特段現代の風潮ではないことがわかった。
    それにしても、言語って奥深い。日本語に関していうなら、漢語と大和言葉のせめぎ合い(?)の歴史だ。
    当たり前のように学校で国語を学んできたが、そこには政府の国語政策が存在していることを改めて認識した。

    0
    2023年10月30日

    Posted by ブクログ

    キラキラネームの起源、遡ること1000年以上前の話になっていて非常に面白かった。
    歴史上の有名な人物も子供には独特な名前をつけていて意外だった。
    昔は教養のある人だけが漢字を使っていたという事実を知れてよかった。

    0
    2021年09月23日

    Posted by ブクログ

    色々と事例に踊らされてる感じはすごい
    最後の章にあった
    当用漢字が設定されたことによって
    漢字の敷居が下がって「漢字感覚」みたいなものが変化していったから、キラキラネームにつながったのだ
    という考えには一理あるし、
    キラキラネーム自体への否定以外の捉え方なのかなって思った

    0
    2020年12月03日

    Posted by ブクログ

    子供への名付けほど迷うものはない。
    字画、音、漢字、意味、言いやすさ.....。
    迷いに迷い、最近の名付け本などを開くと、眩しすぎるお名前ばかり。
    いや、やっぱりここは中学時代から考えに考え抜いたあの名前でいこう!
    そして保育園に通うことになって、同じクラスの子供達の名前を聞いてみると、かわいいしかっこいい、けれど漢字を目の前にしてみると、読め.......ない。
    しかし半年も経てば慣れてきて、読めなかった名前が「普通」に感じるようになる。
    何が「普通」かは慣れによるものが大きいのかもしれない。

    批判されているキラキラネーム。
    だが、はてさて、本当に「光宙」(ピカチュウ)なんているのか?
    それに、「光」をピカなんて読まないでしょ、と鼻で笑って馬鹿にしているそこのあなた!
    読むんですよこれが。
    ピカイチ、漢字では「光一」(パソコンの変換でちゃんと出てきますよ、大辞泉に掲載も!)の読みとして。
    「光宙」は「みつおき」さんがいたそうで、変な漢字の並びでもない。
    こりゃあ、キラキラは馬鹿親がつけるもの、と笑っている方が浅学を晒している方かもしれぬ。

    そもそも、名前につける漢字の読み、である名乗り自体が無理読みなのだそうで、「和子」という名前ですら本居宣長は批判していたそうだ。
    名前の読みにくさというのは昔からあるものだとは知っていたが、「普通」に見える名ですら、出た当初は批判の的。
    もちろん現代と、神話や平安、江戸期、それぞれの時代背景を考えれば一緒に論じるのは無理があるが、漢字を輸入し、音を当てはめた日本ならではの面白くも見える混乱だとも言えるだろう。

    明治の文豪、森鷗外の子供達の名前は単なるキラキラネームではない。
    読めない名前はみんなキラキラだ!と乱暴にくくれば確かにそうかもしれない。
    しかし、そこには文豪と呼ばれるにふさわしい知識と経験があってこそ、名付けられた意味がある。

    言葉は「今」だけに生きているわけではない。(244ページ)
    私たちが心を込めて贈りたい名前は「意味のない単なるデザイン(同頁)」ではない。
    私たちは初めての、そして一生ものの贈り物について、もっと深い考察が必要なのかもしれない。

    0
    2017年03月16日

キラキラネームの大研究 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮新書 の最新刊

無料で読める 暮らし・健康・美容

暮らし・健康・美容 ランキング

伊東ひとみ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す