地名の謎を解く―隠された「日本の古層」―(新潮選書)
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地名の謎を解く―隠された「日本の古層」―(新潮選書)

1,144円 (税込)
800円 (税込) 5月2日まで

4pt

3.5

太古の時代から、「地名」は風土や原初的な神話世界と強く結びついていた。古代につながる難読地名から平成の市町村合併まで、土地の名前には日本人の心性や自然観、人間の営為を知るための鍵が“暗号”のように埋め込まれている。柳田國男や谷川健一など先人の研究に導かれながら、その歴史的変遷と秘められた意味に迫る。

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地名の謎を解く―隠された「日本の古層」―(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年10月28日

    各地に散らばる個々の地名について述べることが横糸だとするならば、本書は日本の太古からの歴史・信仰・コトバをめぐる縦糸だと言えよう。もし読者の関心が身近な地名の由来を表面的に知りたいだけだとしたら退屈な遠回りのように思えるかもしれないが、参考文献が多く載せられているので、本書を足掛かりにしてほかの文献...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月20日

    ●→本文引用

    ●ともあれ縄文人は「よくもの言う」自然と対峙しながら、生活圏にある川や野原、山、谷、沢、浜、岬、さらには巨木や岩などにそれぞれ名前をつけていった。それは、「そうした自然を自分たちの息がかかった味方に引きずり込んでいく」ことだった。と小林氏は言う。ソトの世界に存在するよそよそしい場所も...続きを読む

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