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Posted by ブクログ 2021年04月29日
久しぶりに司馬遼太郎の本を読んだ。所々にその時代の背景や考察が書かれていて、やっぱり司馬遼太郎調の文章だなと思った。しかし史実と物語が重なり合っているので全体として史実だと思ってしまうんだな。明から清にかけての流れが分かって面白い。物語ではあるが。清はモンゴルと違って女真なんだなと言う事がよく分かる...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月31日
明から清へ、中国王朝交替の激動を描く長編小説。前半はアビアと庄助の恋愛が、後半は激闘のアクションシーンが見せ場になっていて、上下巻で千ページを越える長編ながらまったく飽きさせない。 著者あとがきに曰く、「人も事件もことごとく数奇である」。
漢族、女真族はもちろん、日本、朝鮮の比較文化論としても面白...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月21日
関ヶ原から十年二十年経ったあたりの日本から話が始まる。
新しい世になった日本と、終末の近い明と、勢いの増してきたヌルハチなど女真族、そして明を倒して順を打ち立てた勢力(李自成)がちょっと出てくる。
上巻は主人公の周りで起こる話が多く、下巻は大きな時代の流れを俯瞰する形で描かれている。
下巻の時代の...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月25日
学生時代、中国の歴を
「いんしゅうしんかんぎごしょくずいとうそうげんみんしんかん」
と、念仏のように唱えて覚えた記憶がある。
それらは単に年号であってその区別にさしたる意味はないと思っていた。
けど、「明」から「清」に至るにはこんなんも重要な意味があるのだと
いうことを知るうえでとても参考になる小説...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
初めて読んだ司馬遼太郎モノ。大学時代に友人に勧められたら面白くて、しばらく司馬モノを続けて読むきっかけになった。平戸に漂着した女真族の姫を、日本の武士が送り届ける。明から清へ王朝が移行する激動期を舞台に2人の恋愛を絡めた冒険譚。モデルになった人物や事件があったわけじゃなく、司馬さんのオリジナルだそう...続きを読む
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