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あなたのマンションは大丈夫か。 2020年の東京オリンピックを前にマンション価格は上昇中。ところが、その裏では空室急増、老朽化、スラム化など多くの問題が生まれつつある。マンション600万戸時代を迎えたいま、人気のタワーマンションをふくめてマンションの資産価値を考え、問題解決の処方箋をプロの目から提案する。
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Posted by ブクログ
2025/07/01 p.51 空き住戸の対策として「リノベーションまちづくり塾@豊島区」を立ち上げ、入居者難に悩むワンルームなどを保有する不動産オーナーに空き家の改修や新たな活用方法などを提言しています。 投資目的の分譲マンションほど、老朽化するとマンション維持管理やリニューアル工事を目的とした...続きを読む大規模修繕をするのが難しそうですね。老朽化マンションを取り壊すにしても、解体費をどうやって捻出すればいいんだろう。
マンションという形態の不動産が、 ・共同所有というやっかいな所有形態であること ・土地の価値よりも建物価値が大きいこと といった特徴を持つことから、 ・本来は、賃貸物件として回転させていくべきである という結論に至る。 所有権の呪縛というか、不動産業界に騙されるな、ということですね・・・
色々と勉強になった。 日本のマンションの歴史は、一番古いので築60年。2013年時点で600万戸、約12万棟。築30年以上が約104万棟。→10年後なら277万戸。毎年10万戸が新築されていてその内5〜7万戸が首都圏で建設。戸建の新築は僅か5千戸。 2013年の調査でマンション所有者の73%が50歳...続きを読む以上。住み潰す考えが一般的になり、年金生活で新たな拠出(例えば大規模修繕のための特別拠出など)は難しい。修繕が出来ずに価値が下がっていくことも。 このままのペースでいくと2035年には空き家率30%を超える。それは夕張やデトロイトのように財政破綻した街のそれに同じ。スラム化の危機。 一方で政府が何か対策を打ったとしても、住宅事情がすぐに改善するとは考えられず、将来を充分に考えてマンションを買う覚悟をすべき!
不動産市場の最前線で感じたものを率直に書き表した「2020年 マンション大崩壊」。 著者の経験・感性が如何なく発揮された著作である。 第1章「地方」の問題ではなくなった空き家問題 第2章 都心部ですすむ「マンション空き家問題」 第3章 老朽化マンションが抱える「スラム化」の恐怖 第4章 問題解決を阻...続きを読むむ管理組合という存在 第5章 タワーマンションの将来 第6章 マンションの資産価値を考える 第7章 解決のための処方箋 第8章 不動産価値の大変革を迎えて 管理組合における民主的手続きと日本の私的権利の強大性。 解決のための処方箋を日本社会がどう受け止め、変革できるか。 考えさせられる本でした。
マンション分譲業者は需要の先細りが明白になっても相変わらず新築マンションの供給を減らすどころか増やしている。日本人の中の新築信仰もいまだ根強い。国の住宅政策も中古住宅流通市場の整備を提言しつつも、税制で新築住宅購入を後押ししている。著者が本書で述べているようにマンションは共同体だから私権を強すぎる日...続きを読む本では管理・維持修繕が立ち行かなくなるというのは納得。高齢者は自分が所有するマンションを「住みつぶす」という発想でとらえる。そして将来のことがどうでもよくなる。子供も住まず、賃貸にも出せず、処分(売却)もできなくなったマンションは空室で放置され、スラム化する。「家賃はもったいない」という耳障りのよいフレーズに騙されて新築という割高な将来の負債を追い求める時代は終わってもいいのではないかと本書を読んで私は強く思いました。
人口減少と人口構成の変化によって年々浮き彫り化する空き家問題。その中でもマンションの抱える問題は大きい。 管理費や修繕積立金の滞納、建て替えも大規模修繕も簡単な修繕さえも行えない、マンションは共同体であるが故にリスクを他人の分まで背負い込まなければならない。 中古住宅を購入しようと思ってた時期だった...続きを読むので少し考えさせられた。 個人的には現状の日本において不動産価値の変化は既に起こっているが制度が整っていないという状況なのではないかと思う。 人生で一度しか住宅を購入しないと考えている人にとっては、マンションは購入ではなく賃貸の方が良さそうな気が本書を読んで感じた。 不動産は資産価値としても効用価値としてもやはり立地が重要と再認識。
今後のマンション事情やマンションを購入してからの管理委員会などの話、今後供給過多になるであろう日本のことが書かれていて面白かった
多くの都市在住者が住むマンションの法的未整備の結果、いずれ吹き出てくる修繕、立て替え、積立金不足の問題が行き詰まることを予言する本書。マンション管理組合の理事長をやって苦労した私にとっては、思わず膝を打つ指摘が多い。
将来的に主要駅の駅チカ以外のマンションはゾンビ化すると思われる。 "・マンション需要減るも、建設従事者の減少・高齢化と円安による資材費の高騰により、マンション価格上昇。建物の本質的な価値の上昇ではない。 ・定借マンションは、解体前提のため、修繕の合意が取りづらい"
・空き家問題 ・本書の内容は、雑誌等の様々な媒体で既に広く紹介されているので、新鮮な部分はなかった。 ・湾岸のマンションは買わない。タワーマンションは買わない。 ・タワーマンションの管理費の負担方法は、言われて見れば当然だが、占有面積に比例して決まるので、低層階や中層階の所得の低い層も高層階に住む所...続きを読む得の高い層も金額負担はそんなに変わらない。(高所得層は負担感が低く、低所得層は負担感が高く感じる。) ・外国人、特に中国人による高額物件の購入。 ・マンションは立地が全て。
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2020年マンション大崩壊
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