AVビジネスの衝撃(小学館新書)

AVビジネスの衝撃(小学館新書)

858円 (税込)

4pt

3.7

AV業界の内幕を抉る驚愕のルポルタージュ。

アダルトビデオは性行為を晒すことで対価を得るメディアである。ビデオデッキの普及、バブル時代とリンクして、AVは急速にメジャーになった。当時は、女優のギャラは安く、メーカーだけが巨額の利益をあげていた。怪しい人間が跋扈し、女優らを食い物にしていた輩も少なからずいた。
バブル崩壊と時を前後して盟主であった村西とおる監督率いるダイヤモンド映像が倒産。混沌とした中でセルビデオが登場、それまでのレンタルAVと対立の構図ができあがる。ここで何が起こったか?想像を絶するような出来事が頻発していた。そして、衝撃の結末を迎える。
現在はどうか。かつてのビジネスモデルは崩れ、簡単に利益が上がらない構図となっている。当然、女優のギャラは下落する一方で労働量は増え、求められる技術は過激の一途を辿っている。そんな業界にも関わらず、AV女優になりたい女性の応募が殺到。今や人気単体女優は容姿端麗であることは当然、一流大学在学中といった付加価値のある女性でなければ採用されないのが現実だ。
村西とおる、松本和彦、安達かおるといった時代を引っ張ってきた監督や現役女優や男優らが実名で登場。内幕を赤裸々に語る。

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AVビジネスの衝撃(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月21日

    風俗を専門とするルポライターによるAVに関する本。1980年代のビデオの時代から歴史的に業界を調査研究しており、詳しくわかりやすい。今は、健全なビジネスが行われていることやデフレ化してしまった厳しい経営状況がよくわかった。
    「性風俗産業はデフレ化が止まらない。AV女優を含め、AV業界に関わる者たち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月15日

    1990年代後半AV業界で大活躍した小室友里さんは「アイドルのような扱いが気持ちよかった」と。人間、誰でもちやほやされると嬉しいもんですよね。需要があるから商売になる。AV業界も同じでしょう。ビデオデッキの普及と共に動くビニ本といわれたAVは1981年に誕生したと。1986年黒木香の「SMぽいの好き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月08日

    AVビジネスの栄枯盛衰について、正面から書いた一冊。

    ネット配信や海賊版に押されて斜陽産業になっていたのは知っていたけど、実際かなり大変であることがわかった。

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    Posted by ブクログ 2023年06月18日

    AV業界の成り立ちや現状を当事者の声を交えて、学べる本
    2015年の本だが、まさにそうなっているなという状況が2023年に起こっていて、どうしようもできないんだなとなった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月06日

    AVの歴史から現在までを学ぶことができた。脱いでるから稼いでいるではなく、想像以上にシビアになっている

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