Posted by ブクログ
2016年02月16日
最終盤にさしかかるまで、工夫している例えは違うけれども、どこかで聞いたはなしばかりだった。
一つ言えることは、科学者が主張しているからと言って、どんな理論(仮説)も盲信は禁物と言うことか。
しかし、最終盤は、多世界に対して、情報宇宙が出てきたあたりから、俄然、面白かった。
・時空間そのものに単...続きを読む純に量子論をあてはめる試みはうまくいっていない。
・宇宙に通常の量子論の考え方を当てはめると、宇宙の誕生自体は、現実と非現実の間にある確率的な重ね合わせ状態となる。そして、それが観測されたときに実際の宇宙として、現実化することになるが、これが大きな問題になる。観測者とは一体誰なのか。
・ホィーラーの参加型人間原理
・ホーキングのトップダウン型宇宙