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日本SFの誕生から百五十年、“未来”はどのように思い描かれ、“もうひとつの世界”はいかに空想されてきたか―。幕末期の架空史から、明治の未来小説・冒険小説、大正・昭和初期の探偵小説・科学小説、そして戦後の現代SF第一世代まで、近代日本が培ってきたSF的想像力の系譜を、現在につながる生命あるものとして描くと同時に、文学史・社会史のなかにSF的作品を位置づけ直す野心作。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ] 日本SFの誕生から百五十年、“未来”はどのように思い描かれ、“もうひとつの世界”はいかに空想されてきたか―。 幕末期の架空史から、明治の未来小説・冒険小説、大正・昭和初期の探偵小説・科学小説、そして戦後の現代SF第一世代まで、近代日本が培ってきたSF的想像力の系譜を、現在につながる生命...続きを読むあるものとして描くと同時に、文学史・社会史のなかにSF的作品を位置づけ直す野心作。 [ 目次 ] 序章 近代日本SF史―「想像/創造」力再生の試み 第1章 幕末・維新SF事始―日本SFは百五十歳を超えている 第2章 広がる世界、異界への回路 第3章 覇権的カタルシスへの願望―国権小説と架空史小説 第4章 啓蒙と発明のベル・エポック 第5章 新世紀前後―未来戦記と滅亡テーマ 第6章 三大冒険雑誌とその時代 第7章 大正期未来予測とロボットたち 第8章 「新青年」時代から戦時下冒険小説へ―海野十三の可能性 第9章 科学小説・空想科学小説からSFへ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
幕末(⁉︎)から昭和50年までの日本SFの歴史。 なんと安政4年発表の「西征快心編」を日本SFの嚆矢として、昭和48年発表の「日本沈没」で日本SFは普遍となった、そうだ。それ以前の「果てしなき流れの果てに」は日本SFの大傑作だと思うのだが、スルーされている。明治時代が少し長く大正時代から戦前も長い。...続きを読む知らない作品ばかりだからね。 SFって時代の流れと共に陳腐化するから難しい。 まぁ面白く読めました。
「SF史」ではなく、「SF精神史」というのがミソ。故に狭義の「SF」にとらわれず、明治期の「政治小説」などの分析に多くを割く。
「存在しない理想を描くことで、それが欠落している現実を告発する」という日本SFらしさのルーツが、幕末の「政治小説」にあるというのが驚きであり、納得。本書の締めくくりの言葉がとてもカッコイイ。
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