読者はどこにいるのか 書物の中の私たち

読者はどこにいるのか 書物の中の私たち

1,056円 (税込)

5pt

4.0

私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか―近代読者の誕生から百年。作品論・作家論、テクスト論、構造主義、ニュー・アカデミズム、カルチュラル・スタディーズ…文学研究と現代思想のトレンドの変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深き世界へと読者をいざなう。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    石原千秋流「読書論」。著者の視点には、なるほどこんな読み方があるものか、といつも感心させられる。有名な作品の引用が多く、とっつきやすいと思う。が、ほとんどのストーリーを忘れてしまっているので、改めて小説を読み直してみたくなった。とくに東野圭吾を取り上げた最終章は、笑えた。

    0
    2011年12月27日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。
    その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。
    そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか―近代読者の誕生から百年。
    作品論・作家論、テクスト論、構造主義、ニュー・アカデミズム

    0
    2010年07月14日

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