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昭和一○一年夏。極東の島国《八洲(やしま)》は、二十年前の戦争で壊滅状態にあった。廃墟の町《尽天(じんてん)》では、人々が暴走した戦闘機械の脅威にさらされながら生きていた。 少女・叶葉(かなは)は戦闘兵器から逃れる最中、棺で眠る奇妙な少年と巨大な《蜂》に出会い、自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従関係の契約”を結んだ瞬間だった──。 少年の名は、金翅(きんし)の九曜(くよう)。《蜂》と少年は、《鬼虫(きちゅう)》と呼ばれる、超高性能戦略兵器であった。叶葉は、兵器であるがゆえに人の感情が存在しない九曜を一人の人間として扱い、交流していく。 徐々に心を持ち始める九曜だったが、九曜と同じ鬼虫である《蜻蛉》四天(してん)の竜胆(りんどう)が飛来し ── !?
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Posted by ブクログ 2012年10月01日
電撃受賞作、久しぶりに面白い作品が来たよ!
アクセルワールド以降、つまんなくはないし完成度も高いんだけど、何か無難、なのが多かったでの。
もう電撃で面白い作品は出てこないのかなあ、とがっかりしてたのでこういう作品が出てきてくれるのは嬉しい。
審査員の方々の顔ぶれがちょっと変わってたのも原因なのかなー...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月09日
第18回電撃小説大賞受賞作を読破。
実は第2巻が出ているのを先に見つけて、なんだか気になったので第1巻を買ってみました。
とりあえず冒頭の「序・甲」のページを読んで、なかなかおもしろそうとは思っていたのですが。
「昭和一〇一年、廃墟の町《尽天》」というあらすじの一文に、ほほう……となりまして。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月14日
第18回電撃大賞受賞作。発売前のあらすじや雰囲気から期待はしていましたが……傑作でした。応募総数5000を超える投稿作品の、頂点にふさわしい完成度だったと思う。
悪く言えば陳腐、良く言えば王道。読んでる間にいくつか過去の受賞作が頭に浮かびました。なんというか、今日まで書かれ継がれてきたライトノベル...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月10日
昭和101年、数少ない戦争の生き残りである叶葉は、廃墟の町で武装兵器に襲われていた。救ってくれたのは、棺で眠り続けていた少年――かつて最強とうたわれた兵器、”鬼虫”の九曜だった――。第18回電撃小説大賞受賞作。
面白かったです。世界観が細部まで作りこまれていて、しかし説明は最小限。文章はやや硬いなが...続きを読む
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