編集者T君の謎

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607円 (税込)

3pt

3.4

天才か変人か。とにかく棋士は半端じゃない。電線にとまる雀の数を瞬時に当てる、1秒間に1億3手読めるなど伝説は枚挙に暇ない。名人たちの奇抜な行動に目をみはり、本を1冊しか読んだことがない専門誌の編集者に打ちのめされる。非凡で強靱な情熱を傾ける人びとを描き出す、笑いと感動の初エッセイ! (講談社文庫)

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編集者T君の謎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年02月15日

    大崎善生の文章は 妙におもしろいところが
    生み出されている。それは 人を語るのが
    うまいということだろうか。観察力がある。
    棋士に対して、適確なキャッチフレーズをつける名人である。

    村上聖の青春で その筆力が発揮されたように思える。
    このT君の謎は 週刊現代 に連載されたものを
    本にまとめたもので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月17日

    前の2冊が辛すぎるので、この文庫も読んだ。棋士として成功していてもいろいろあるのだ。それはどんな世界でも同じだろうが・・・。

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    Posted by ブクログ 2011年08月30日

    将棋界という特殊な世界に生きる人々を描いたエッセイ。 軽妙洒脱な描写の中にも、将棋という修羅に魅せられた人々の悲哀みたいなものが垣間見えるのが切ない。 団鬼六にまつわるエピソードが一番面白かった。

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    Posted by ブクログ 2019年04月04日

    「聖の青春」も「将棋の子」も、深く心にしみる哀切な傑作だ。しかしまあ、作者の大崎善生さんがこういう人だったとは知らなかったよ。今頃言うのもなんですが。

    先崎学さんのエッセイにチラチラ登場するので、酒飲みであることは知っていた。昨今では世間でも将棋界隈でも珍しくなった、無頼系の方であることも。それに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月10日

    天才か変人か。とにかく棋士は半端じゃない。電線にとまる雀の数を瞬時に当てる、一秒間に一億三手読めるなど伝説は枚拳に暇ない。名人たちの奇抜な行動に目をみはり、本を一冊しか読んだことがない専門誌の編集者に打ちのめされる。非凡で強靱な情熱を傾ける人びとを描き出す、笑いと感動の初エッセイ。

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    Posted by ブクログ 2016年11月06日

    タイトルがなんのこっちゃ。発表媒体(週間現代)のせいか、妙に露悪的というかおちゃらけている文体。惜しいなあ。淡々と書けば、いいエッセイ集になったと思うのに。

    0

    Posted by ブクログ 2014年11月01日

    将棋界の色々は人や出来事のエッセイのようなノンフィクション
    他の本の感想でも書いたけど、棋士の方々って面白い人がいっぱい
    ひふみんを筆頭におもしろエピソードがありすぎだろ(笑)

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