最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く

最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く

799円 (税込)

3pt

裁判員制度が動き出し司法への関心が高まる中、司法の頂点に立つ最高裁。判事たちの合議で決まる最高裁判決に、どのようなカラクリがあるのか。過去10年の重大判決の内幕を追い、権威に隠れた最高裁の真実の姿に調査報道が迫る。

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最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年09月09日

    三権分立の中で、行政と立法に比べ、司法に対するメディアの関心は相対的に薄いように思う。
    本書は、過去の最高裁判事の思考傾向(極端に言うと人間性)や違憲判決の舞台裏等、非常に興味深い内容になっており、司法がいかに重要な役割を担うかを再確認することができる。
    外国編では、アメリカ女性が勤労所得の男女不平...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月19日

    「暗闘」という表現は、本書の内容にふさわしくないように思うが、判決が出るまでの舞台裏の動きがリアルに描かれている。綿密な取材が行われたことがうかがわれる。

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    Posted by ブクログ 2011年02月15日

    タイトルの「暗闇」ってのがいまいちだけど、内容は秀逸!ここ10年の著名最高裁判決までの流れがちょっと感動的にまとまってる。司法関係者必読!

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    Posted by ブクログ 2011年01月23日

     めちゃくちゃ面白い!!学部で憲法を学んでいたということも楽しめた要素としてあると思うけど、学んでない人も楽しめるんじゃないかな。
     
     2000年以降の、最高裁の判例変更はどのように起こったのか。従来の判例を尊重すべきか。あるいは、判例を変更すべきか。判事たちは対立する。そして画策する。自分の考え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月20日

    ■内容紹介
    最高裁判所の意見の変遷を、少数意見をひもとくことで綿密に分析。最高裁判所の内部を明らかにしてくれる良著。
    ■分析
    いつも思うことだが、「最高裁判所の判決は」などの表現が人口に膾炙している。しかし突き詰めて思考すると「●●裁判官は、」といったように個人名がつくはずだ。というのは、最高裁判所...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月25日

    最高裁ってお堅い、しかもほぼ同思想の方の集まり、いいところ弁護士VS司法官僚の争いがあるくらいと思っていました。最高裁判事の皆さんのお人柄が、なんとなく伝わってきました。後は、最後に紹介されていた書籍を読み倒すだけ。なんだけど、いつできるか…

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    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    国籍法,在外邦人,選挙定数,死刑,林試の森…などなど,勉強して何だか一生懸命読んだ判決の舞台裏とかがとても興味深かった。
    良い本でした。

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    Posted by ブクログ 2011年06月19日

    最高裁の多数意見がどのように形成されていくのか、
    少数意見がどのような意味を持っていくのか。
    緻密な取材に基づいて記載されており、著名判例についても
    多く触れられていて、
    興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2017年07月21日

    これ、タイトルで損してるよな。タイトルを見ると、最高裁判所がいかにひどいところかを暴いたものと思うよね。
    実際は真逆。どちらかと言えば最高裁判所に寄り添いながら、様々な判決の過程を詳細に描いた、良質のルポルタージュ。

    本論とは逸れるけど、登場する人物の紹介がなんだかかっこよくて燃える。

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    Posted by ブクログ 2014年01月01日

    最近の最高裁の判断について、朝日新聞記者が書いたルポ。
    最高裁判事に着目しつつ、各判断においてどのような立場をとったのかを踏まえながら分析した本。
    新書という形式なので網羅的ではないし、適切ではないと思われる部分もあるものの、裁判体の判断にいたる過程について、退官した裁判官に取材をして、明らかにして...続きを読む

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