辺境生物探訪記~生命の本質を求めて~

辺境生物探訪記~生命の本質を求めて~

1,386円 (税込)

6pt

南極や北極などの極地、深海底、火山、砂漠、地底、宇宙空間……どんな過酷な環境にも生命は存在する 辺境生物学者とともに“極限環境”を巡り、生命の謎と本質に迫る。

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辺境生物探訪記~生命の本質を求めて~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月18日

    この生物学者の長沼さんという方は知らなかったのだが、
    全方位的な知識とすごい行動力で、とにかく愉快で面白かった。

    深海、地中、宇宙といった辺境(彼らからすると僕らが辺境なのだが)に棲む生物の面白さ。

    おおよそ常識的な生物観の枠外にある仕様。

    メタンを分解して生きる奴や、超高温で生きる奴や、カー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月14日

    極限環境と呼ばれるような環境下に生息する生物について、対話形式で解説された一冊。専門、専門外関わらず、そういった生物に対する興味を引き出してくれる。地下生命などのとても代謝の遅い生物や、シングルセルバイオロジーについて、この本で初めて知った。

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    Posted by ブクログ 2012年07月10日

    著者たちの狙い通り,ワクワクさせられることしきりだった.この分野,あまりに知らないことが多すぎて,新書にしては分厚いが読むのが苦にはならない.

    ・岩石内生物.
    ・ハロモナス:寒いところも乾燥も塩分もオッケー.
    ・ハロモナスは硫黄酸化して独立栄養する.
    ・ウランとか鉱物資源が鉱床をつくるのに微生物が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月16日

    ふか~い海の底から宇宙の果てまで、極限で生息する微生物のお話がメインの
    対談集である。

    対談って妙に専門的だったり、上滑りだったりするのだが本書はリード役の藤崎氏の
    話の引き出し方が絶妙だ。世界の極地で研究を続ける長沼氏の知識を巧みにコント
    ロールしている。

    南極や北極の寒冷地、砂漠のような乾燥...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月10日

    極地、砂漠、海底、地中、果ては宇宙まで、あらゆる過酷な環境下での生命の限界を探る。軽妙な語り口で語られるその内容は科学の最先端であり、生命の謎を探る知的冒険である。好奇心が刺激され続け、読み終わるのが勿体ない。読んだことを人に話したくなる。そんな数少ない一冊。

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    Posted by ブクログ 2011年04月12日

    [ 内容 ]
    南極や北極などの極地、深海底、火山、砂漠、地底、宇宙空間…低温、高温、高圧、乾燥、無酸素、高放射能など、どんな過酷な環境にも生命は存在する!?辺境生物学者で、「科学界のインディ・ジョーンズ」の異名を持つ長沼毅と、『クリスタルサイレンス』『ハイドゥナン』などの小説で辺境を描いてきた藤崎慎...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月24日

    ここのところずっと、途中で小説を間に挟んだりすることもあるが継続的に読んでいるテーマが「生命の起源」。
    長沼氏の本はとても面白い。もっと読みたい。

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    Posted by ブクログ 2014年09月08日

    まぁ、生物っていっても微生物なんやけど、それはそれでおもしろかった。岐阜県瑞浪市に超深地層研究所なんて施設があるとは知らなんだ。
    科学っておもろいなぁ。海底から地底、南極と北極の違いとか、火山とか月、火星、金星、木星の衛星とか、興味深い話満載。対話形式で読みやすいってのもあるけど、おもしろかった。

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    Posted by ブクログ 2014年03月06日

    南極、深海、砂漠、地底、地球外といった辺境やそこに存在する生き物を通して、生物の不可思議さをめぐる旅を味わう本書。科学界のインディージョーンズこと長沼毅氏の辺境探索話を中心に、実際に、日本国内の各所を旅しながら、対談が進められるため、辺境の紀行文としても楽しむことができる。酸素とケイ素が多く、炭素が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月10日

    科学界のインディー・ジョーンズこと長沼毅博士と環境SF『ハイドゥナン』の藤崎慎吾氏が辺境をキーワードに地球内外での生命について縦横に語り尽くす対談集。新書にも関わらず千四百円&四百頁超の価格とボリュームには少し怯むが心配御無用!藤崎氏の生真面目なツッコミと長沼氏の理学博士とは思えない大陸的な受け答え...続きを読む

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