沈むフランシス

沈むフランシス

作者名 :
通常価格 1,232円 (1,120円+税)
紙の本 [参考] 1,540円 (税込)
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作品内容

北海道の小さな村を郵便配達車でめぐる女。川のほとりの木造家屋に「フランシス」とともに暮らす男。小麦畑を撫でる風、結晶のまま落ちてくる雪、凍土の下を流れる水、黒曜石に刻まれた太古の記憶、からだをふれあうことでしかもたらされない安息と畏れ。――五官のすべてがひらかれてゆくような深く鮮やかな恋愛小説。

ジャンル
出版社
新潮社
ページ数
186ページ
電子版発売日
2014年03月14日
紙の本の発売
2013年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

沈むフランシス のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2018年03月15日

    ただただ美しい。その一点に尽きる大人の恋愛小説。仕事を辞め、中学生の一時期暮らしたことのある北海道の安地内村に東京から引っ越し、非正規で郵便配達人とて暮らし始めた三十代半ばの桂子は配達を通して知り合った少しミステリアスな和彦と恋仲となる。小さな村のこと、桂子は和彦の不穏な噂を耳にして心を騒つかせる。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月02日

    道東の自然を求めて移住してきた女と男。女は都会の喧噪と人間関係に疲れて、男は違った事情がある。女は純然と道東の自然とノスタルジアを求めているが、男は私生活が複雑だ。そして生き方も趣味的だ。そんな2人が出逢って愛し合う事に筋書き場の整合性を求めても無駄だろう。「女と男はそう言う物」と作者は思っているに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月03日

    北海道を舞台に描かれる大人の恋愛小説。
    一作目同様キレイな世界観で、読んでいてなんとも心地いい。
    印象的なのは、「音」の描かれ方。「音」が胸に残る。
    なんだろう、このキレイさ、この心地よさ。

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    Posted by ブクログ 2017年02月12日

    北海道の田舎というと、なんだかすごく特別な感じがする。もちろん全くの偏見なんだろうし、まぁ良い意味でだけど、ある意味思い込み。でも実際のところどこも一緒なんだよなぁ、と。何もなくてやることないんだから、そうすっと本能的に人間がやりたいことって話になって、もう世界どこ行っても田舎なら文化の違いとかなく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月21日

    情景が浮かぶ文章を楽しませてもらった。ストーリーは思ったよりシンプルで、終わり方も良かった。短編小説を読んだような軽い感覚。少し物足りないので、次作は長編を期待します。

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    Posted by ブクログ 2014年09月04日

    北海道が舞台。美しい風景が目に浮かぶ。
    出てくる食べ物がおいしそうで。

    こういう生活が気負いなくできたら、最高だなぁ。

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    Posted by ブクログ 2015年05月11日

    ただただ、水に流される景色。その音、色、速度が語られる冒頭そのままに、一組の男女の時間が流れていきます。


    非正規雇用で貯金を切り崩しながら懐かしの地で暮らす女性と、時間も収入も余裕のある男性。
    一見真逆のように見える二人ですが、しかし自分の希望する時間(スタイル)を生きているという意味では同じだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月21日

    「いつのまにかたどりついたところに、人は立ってるの」
    目の見えない老婦人から、北海道に帰った桂子に掛けられた言葉。
    自分の気持ちに正直な恋は時に辛い。
    ラスト「沈むフランシス」とは・・なるほど、そういう事か。
    綴られた言葉がしんしんと静かに降り積もるようで
    品が良く素敵な小説。

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    Posted by ブクログ 2013年12月18日

    北海道東部を舞台にした大人の恋愛小説。
    東京の商社を退職し北海道で郵便配達員となった桂子。
    川のほとりに一人住んでいる和彦と出会い、二人は恋に落ちる。
    田舎特有の周囲の目や、それぞれが抱える事情などを乗り越えて二人はどうなるのか。恋は成就するのか。

    前作同様、何よりも自然描写が美しい。
    真っ暗な闇...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月15日

    沈むフランシスというどこか不安な気持ちにさせるタイトルと、
    同じく不穏な空気をはらむ冒頭のシーン。
    けれど読み始めてみれば淡々と静かに物語りは進んでいく。
    広大な北海道の道東地方らしい地域が舞台になっていて、
    そこの空気がうまく伝わってくる文章だった。
    とくに秋から冬にかけての描写はとてもよかった。...続きを読む

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