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Posted by ブクログ 2011年12月22日
帯の惹句がとても的確。曰く「家電製品を軸に、作品世界を解き明かす斬新かつ珍妙な書評エッセイ」。
長嶋有については『猛スピードで母は』を読んだもののピンとくるものがなかったので以来手にとることなかったのだが、Twitterでこの『電化文学列伝』の好評を見かけて目を通してみたら何これイイと目を白黒させて...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月05日
これは長嶋さんをまだ女性だと思ってた頃に読んだ本で、おもしろいと思ったのに文庫を買ってなかったとは!
改めて読んでもおもしろい。物語の中でも「家電」に目をつけて、それを語る。だけど書評。非凡な人だなあと思う。
家電にも新たな目を向けられそう。
確かに、うるさい家電(掃除機など)と静かな家電(ホッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月21日
電化製品が登場する小説、まんが、映画等々についてのエッセイ。
川上弘美の「センセイの鞄」とか、吉田修一の「日曜日たち」とか。
既読のものもあったが、まだ未読のものも、もちろんあって。
好きになった作家さんのエッセイを読むと、自分の読書界の視野が広がって、うれしい。特にこういう、本についてのエッセイだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月26日
現代文学の中で、家電が登場するシーンを取り上げて評した異色の本。
コンセプトにひかれて手に取った。
家電というピンポイントから、その作品全体が見える...というようなところを期待したのだが、それはちょっと虫が良過ぎたか。
川上弘美「センセイの鞄」の電池は、電池の固執するセンセイのたたずまいを象徴的に...続きを読む
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