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ユング心理学の第一人者が、日本人のカウンセリングについて、人生の実際問題との対し方についてなどなど、人生観や死生観、宗教観などもからめて、わかりやすく語る。人の心が描く、思いも寄らない軌跡が見えてくるとともに、「たましい」との対話が聞こえてくる。対人関係を考えるうえでも格好の1冊! (本作品は一九八五年四月、創元社から刊行されたものを、文庫収録にあたり再編集したものです)
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Posted by ブクログ
本当にこの先生の本は読みやすい。とてもあったかく優しい感じがする。ただ、生半可な気持ちでカウンセラーにはなれないと実感した。
下巻の方は、カウンセリング諸派の比較などから始まり、 より実践的な内容です。 10年前に買った本を、ひょんなことから手にとりました。 当時には感じなかったことを、ひしひしと感じます。 積読もしとくもんだと。
上巻に続く、カウンセリング講座の講義をまとめた本です。カウンセラーは、常に自分を知ることを続け、クライアントの問題を自分の中の一部にもある、たましいの一部であることを認めていくという作業が必要不可欠であるということが解りました。
宗教のあたり、とても面白い。河合氏の主張は「常に物事は二律相反する性質を持っている」というもの。宗教に関しても、消長があるのは、とてもよく分かる。その上で、「100人、200人の人のためになるよりも、自分の子どものために尽くす方が人間にとって難しい」という一文は唸ってしまった。 そして、 《...続きを読むカウンセラー》は ・心理学だけ修めていればいいと言うわけではなくて、文学などを通して人間を究める必要がある。 ・日本のカウンセラーは母性の上に父性や厳しさを持つ必要がある。 ・普通の人が嫁姑、三角関係、不倫などと名前を付けて見るべきところを、そういうところではクライエントを見ない。カウンセリングの理論も含めて、「とらわれないこと」が肝要。 《クライエント》は ・カウンセリングを自己探求の安易な道具とすべきでない。 ・カウンセリングを受けること、そして、人間を変えることは大変なこと。 他にも ・(日本人が)外国に行って自分の好きなことをし、どんどん自己主張するような態度になっても、それまでほんとうに強い自我を育て上げるような訓練を受けていませんので、きわめて中途半端な自我ができあがる。 というあたりも鋭い。 最後に、「たましい」との対話の章は、本当に読んで謙虚になれます。簡単に「分かった」とか言うな、と自戒しています。
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