コルトM1851残月

コルトM1851残月

1,672円 (税込)

8pt

江戸の裏世界で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、さらなる力を得んと欲するが──。壮絶なアクションと重厚なドラマの融合が好評の「機龍警察」シリーズで文学賞を立て続けに手にしている著者が、月村印エンターテインメントのもうひとつの柱として力を入れている、時代小説。時代小説なのに「コルト」という拳銃をメインアイテムとし、著者ならではのユニークかつ読みごたえたっぷりの娯楽小説を完成させた。

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コルトM1851残月 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年03月22日

    まさかの「ジャンゴ」幕末日本版!?
    日本家屋での大銃撃戦は是非とも映像化して欲しい。
    襖越し、障子越しに飛び交う弾丸。
    倒した敵から次々に銃を奪いながら撃って撃って撃ちまくる!
    たけしの「座頭市」プラス「必殺仕置き人」プラス「続・荒野の用心棒」が見事に融合、こんな小説が読みたかった!
    いや~凄い。凄...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月11日

    コルトM1851を操って江戸の裏社会を生き抜こうとする男の物語。その生き様はかっこよくて切ない。まるで西部劇を見ているかのような時代劇は異色で新鮮でした。

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    Posted by ブクログ 2022年03月09日

    なんだろう、悲しくて、カッコよくて、不思議な感覚。時代劇ではあるが、現代劇のような迫力とスピード感。
    面白かった。

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    Posted by ブクログ 2021年08月26日

    嘉永6(1853)年の江戸を舞台に、コルトM1851を手にした商人が大暴れするという「なんじゃそりゃあ?」な話なんだが、これが滅法おもしろい。主人公の“残月”こと郎次のキャラクターが際立っていて、活劇ファンなら歓喜すること請け合いだ。
    読みながら思ったのは、昔熱中した大藪春彦さんの小説の数々。内に秘...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月28日

    江戸時代末期を舞台にしたノワール。時代劇にコルトというワンアイデアが面白く、その取り合わせの妙も手伝ってぐいぐいと引き込まれる。拳銃というオーバーパワーな武器を取り入れたわりにはパワーバランスが絶妙で、無敵ではあるが弾丸の装填に時間が掛かる、残弾数が心許ないという感じで上手い具合に枷をはめているのが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月16日

    題名通りの幕末ウエスタン。組織を裏切った主人公と組織の幹部の元情婦が組織と戦う。ウエスタン物はこんなベタな展開が一番。

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    Posted by ブクログ 2018年02月14日

    江戸のにコルト!綺麗にハマっていて違和感無く楽しめちゃった。(*_*)

    最後の最後まで弾数を気にして、数えてて欲しかったかな。

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    Posted by ブクログ 2017年02月01日

    舞台は江戸時代だけど拳銃を持つ男が主役のピカレスクハードボイルド.殺伐とした江戸の裏社会の雰囲気がよく出ている.松田優作のアクションのような銃撃戦も出て来る.ハードボイルドは一匹狼と言いながら大抵,子供か女または老人が一人味方につくのだが本書は美女.

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    Posted by ブクログ 2014年03月04日

    江戸時代版ハードボイルド。主人公の唯一の武器であるコルトM1851を隠し持ち、敵となる相手を撃ち倒していく。

    最初、抜け荷一味の一員でもあり、上にのし上がってやろうという野心満々の主人公になかなか魅力を感じられなかったが、仲間から裏切られ、孤立していく中で、それでも強かに這い上がろうとする姿を見る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月02日

    江戸時代末期にコルトM18511!?
    父親に殺されそうになった男、残月の郎次が、ある人物から「憎しみのない弾など当たりはしない」と教えられ銃を託され、それを一種の「秘密兵器」として裏社会を渡って行くのだが、自分が生き抜き登りつめようとしていた裏社会を最後は憎悪しぶち壊す。
    ダークヒーローものと謂って...続きを読む

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