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Posted by ブクログ
東京都立川消防署の消防士・宇津木準は、山火事をヘリから見ながら今までの山林火災とは違う、と感じていた。
二卵性双生児の妹・明子は、日本環境大学准教授で森林火災専門家の立場から広い視野で今回の火災を見ていた。
山火事での出火の可能性は、放火なのか異常気象による自然発火なのか、登山者の火の後始末で火種が飛んだのか…の原因を特定するより、消火が先で、と言ってる間に、埼玉での山林火災が、長野、群馬、山梨と続き、遂には東京都にまで迫ってくる。
人里離れた山で始まった炎、山林が焼けて終息するだろうと遠く離れて暮らしていると思うだろう。
まさか、何十キロも離れた首都を脅かすとは想像すらしなかった。
それが最大の誤算であるとは思わなかった。
誰が指揮をとり、状況を判断し決断するかによって防げる被害の大きさも人命も変わってくる。
火事の恐さを知ったうえで、改めて消防職員の存在の尊さを思う。
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