ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
谷中・根津・千駄木。かつてこのまちを闊歩した二十五人の物語。お雇い外国人教師ベルツ、本妻と愛人を行き来したサトウハチロー、怪談と幽霊画の三遊亭円朝、昭和恐慌で没落したヂエモンとその一族……。地域雑誌を編集するなかで出会った、不思議な魅力あふれる人物たち。その路上の肖像を掘り起こす。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
千年以上の歴史を誇る京都とは違い、東京は江戸幕府以降に都市となった土地だ。 でも、明治維新で大変化を遂げ、元大名屋敷だった建物は残り、持ち主が変わった。 その後、関東大震災で壊滅の危機に瀕し、さらに東京大空襲で焼土と化す。 何度にも及ぶ破壊を生き抜いてきたのが、今残る、昔ながらの土地建物なのだろう。...続きを読む この本の主役はもちろん、東京という土地を通り過ぎていった人々であるが、歴史を生き抜いてきた土地や建物も、人を動とするなら、静の主役であると思う。 土地が変わっていくのは仕方がないけれど、残せるものは残して欲しい、と思うのだ。 最後の、渡辺一族の話は、印象に残る。 短期間に財をなし、昭和二年の買い付け騒ぎであっけなく滅びたお大尽… あらためて東京散歩がしたくなったが、文庫版あとがきで作者は、最近の軽薄な谷根千ブームに立腹している。 そういうブームが更なる東京破壊を呼ぶからだろう。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
明治東京畸人傳
新刊情報をお知らせします。
森まゆみ
フォロー機能について
「中公文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
赤レンガの東京駅 その保存・復元に向けて
いで湯暮らし
伊藤野枝集
試し読み
女三人のシベリア鉄道
聞き書き・関東大震災
京都不案内
寺暮らし
誤解だらけの明治維新
「森まゆみ」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲明治東京畸人傳 ページトップヘ