四千万歩の男(一)

四千万歩の男(一)

1,067円 (税込)

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3.7

忠敬は下総佐原村の婿養子先、伊能家の財をふやし50歳で隠居。念願の天文学を学び、1800年56歳から16年、糞もよけない"二歩で一間"の歩みで日本を歩き尽し、実測の日本地図を完成させた。この間の歩数、4千万歩……。定年後なお充実した人生を生きた忠敬の愚直な一歩一歩を描く歴史大作。全5巻。(講談社文庫)

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  • 四千万歩の男(一)
    1,067円 (税込)
    忠敬は下総佐原村の婿養子先、伊能家の財をふやし50歳で隠居。念願の天文学を学び、1800年56歳から16年、糞もよけない"二歩で一間"の歩みで日本を歩き尽し、実測の日本地図を完成させた。この間の歩数、4千万歩……。定年後なお充実した人生を生きた忠敬の愚直な一歩一歩を描く歴史大作。全5巻。(講談社文庫)
  • 四千万歩の男(二)
    1,001円 (税込)
    1800年6月、忠敬が渡った蝦夷は外にロシア、内に公儀(おかみ)・松前家・アイヌが策略に策略を重ね、だまし合いの地だった。陰謀家の間宮林蔵、変な剣客平山行蔵ら、敵か味方か。アイヌ青年と仲良くなった忠敬に起る、事件につぐ事件、喘息をかこつ忠敬の愚直な一歩は、血みどろ泥まみれの闘いだった。全5巻。(講談社文庫)
  • 四千万歩の男(三)
    1,078円 (税込)
    お上の刺客をなんとかかわし、一行は8月霜柱立つニシベツで折り返した。喘息の発作に見舞われながら、息子の一途な恋に心を砕き、はたまた弟子の片思いから母娘の仇討ち事件に首を突っ込み、"臆病剣"達人の命の洗濯の会を開くなど、奥州111次、"全き善人"忠敬の一歩は事件をかい潜りかい潜り江戸へ。全5巻。(講談社文庫)
  • 四千万歩の男(四)
    1,210円 (税込)
    日本全図を作るため1801年4月第2次測量隊は伊豆へ。円周率に憑かれた若者を加え、せこいお上の予算に自腹を切る冒険が始まる。阿波の藍栽培の騒動に首を突込み、十返舎一九の片棒坦いで"飯盛歌舞伎"を作り、はては俳諧師殺しの詮索に夜も日もない。忠敬の一歩は、ああ道草喰いの旅とはなった。全5巻。(講談社文庫)
  • 四千万歩の男(五)
    1,210円 (税込)
    青年二宮金次郎と"百姓論語"を闘わせ鰹節騒動では危うく情事の罠に。とかく学問より俗事に心奪われる伊能隊、再三の"測量中止"の危機を脱し、有望な孤児や人気女形をお伴に江戸へ。忠敬が"人生二山"を生きた江戸後期の、新しい文化の旗手を多士済々に登場させ、人間忠敬とその時代を縦横に描く大作、完結。(講談社文庫)

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四千万歩の男(一) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    面白い。
    江戸ものはもともと好きだけれど、
    伊能忠敬ときちゃぁ、もう読むしかない。
    それを井上ひさしが書いているという面白さ。

    土地柄や歴史や、小話や、
    とにかく面白い要素が盛りだくさん。
    井上ひさしの伊能忠敬像も期待を裏切ることなく
    愛すべきもの。

    旅の続きが楽しみ。
    次号で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月28日

    2014/10/14
    読み終わった
    昔々、父に勧められた本。読み終わるのに8ヶ月かかったよ。井上ひさしらしく、舞台にしたら面白そうな台詞回しや話の起伏が多い。旅のひと宿ひと宿が、舞台の一幕のような完結ものに思える。きっと途中から途中まで読んでも面白いよ。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月05日

    本当はこんなに事件とかなかったのだろうけど、こんな感じで測量をしていたのだなぁとわかってよかったです。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月07日

    ~<5> すごい業績だち思う。しかも50歳を過ぎてから始めた仕事。こつこつ積み上げることが大切だし、いくつからでも始めることが大切なんだと痛感。まだまだ、これからだ!!

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    忠敬の愚直さは暦学に限ったことではない。見るもの、聞くもの、一つひとつに対して曇りなき眼でこれを受け止め、己の信にしたがって身を処する。その愚直さに心を打たれる。
    このあとアイヌに入った忠敬らの行く末は。。。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月16日

    (再読)56歳から天文学をおさめ歩測で日本地図を作製した伊能忠敬の愚直な記録をもとにした小説。
    忠敬の右肩に乗った感覚での筆致に納得した記憶がよみがえる。
    第1巻は子午線1度の距離を測って蝦夷へ渡るまで。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月23日

    日本中をみずからの脚で歩き地図を作製した伊能忠敬を主人公にした長編小説です。

    忠敬は、天文学の師である高橋至時の提案により、蝦夷地図を作成するという使命を果たしつつ、緯度のちがいによる北極星の高度を測定して正確な子午線の長さを得ようとします。当初は陸路ではなく海路をとるように指示され、さらに出発も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    日本地図を完成させる、二歩で一間の歩みのお話し。見慣れた日本地図が実はこんなにも複雑に作られていたとは!

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    忠敬は下総佐原村の婿養子先、伊能家の財をふやし50歳で隠居。念願の天文学を学び、1800年56歳から16年、糞もよけない"二歩で一間"の歩みで日本を歩き尽し、実測の日本地図を完成させた。この間の歩数、4千万歩…。定年後なお充実した人生を生きた忠敬の愚直な一歩一歩を描く歴史大作。全...続きを読む

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