翻訳家のなつめは、人妻・吹雪と激しい恋に落ちる。吹雪の家で逢瀬を重ね、子供の昼寝の間に快楽をむさぼる日々。女同士の恋、家庭を壊すつもりなどなかったのに、会えば会うほど溺れてゆき、愛するがゆえに傷つけあわずにはいられない。一方、吹雪の夫・マツキヨは、幼い息子を守るため、そんな妻を受け入れ家庭を再生しようとするが――。一途で、不器用で、あたたかい、愛と赦しの物語。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
216ページ
電子版発売日
2013年09月20日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

深爪

購入済み

凄くよかった!

あんみ 2014年10月26日

同姓愛者の自分でも言葉にするのが難しい女性同士の愛の複雑さが文章を通して理解できていく。
必ず違う作品も読もう!と思えました。
なんだかスッキリしました!

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深爪

Posted by ブクログ 2012年05月24日

ナツメ、吹雪、マツキヨ3人のそれぞれの視点からそれぞれの行方が書かれている。
マツキヨの「父親にも父性愛があっても良いのではないか」という言葉や読んでて入ってくる中性的な性格は優しすぎて可愛そうだけど一番人間らしい。
ナツメと吹雪についてはタイミングであったり、性格の相性による恋愛の難しさ、女の自分...続きを読む

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深爪

Posted by ブクログ 2016年10月09日

人妻と恋愛をするビアンのおんなと、不倫をするおんな、その旦那の目線で書かれた連作短編。描く目線によってテーマが変わっておもしろかった。各々の目線が描くすれ違いが切ないし、人生はこんなものだと思う。一番感情移入したのは旦那。かわいそうで愛おしくて、一番しあわせになってほしいと思いました。おんなの強さと...続きを読む

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深爪

Posted by ブクログ 2012年12月17日

レズビアンの妻の恋愛がメインといえばメインなのだが、マツキヨの息子に対する愛情に、一番胸を打たれた。
吹雪に対して身勝手だなぁ、と思ったり、なつめに対して面倒臭いなぁ、と思ったりもしたけれど、結局誰のことも憎めない。
愛は理屈じゃないから。

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深爪

Posted by ブクログ 2011年07月04日

これからどうなるのか気になって面白かったけれどあんな女に好き勝手させていいはずがない。でも男女の恋愛と違って、女は本当に感情で動いてしまうんだなぁ。どこをつついても欠陥だらけだ。ただ「魔王」をだしてくるところはうまいなぁと思った。
中山可穂さん初めて読んだけど他のも読みたいと思いました。

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深爪

Posted by ブクログ 2010年09月14日

著者である中山先生はレズビアンであると公言しているのですが、この本は他の中山先生の本同様に女同士の恋愛が主体となっています。
本書はバイセクシュアル、男と結婚してみても満たされなかったりする人間の話です。
人妻と付き合っているレズビアンのなつめとその人妻、そして、その人妻の夫の3人の視点から描写がさ...続きを読む

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深爪

Posted by ブクログ 2010年01月29日

結局、母でも娘でも先生でも友達でもなく、
あれは女だったのだ。
まぎれもなく、女だったのだ。
三つのまなざしとひとつの痴話。

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深爪

Posted by ブクログ 2009年12月05日

と、ゆーわけで中山可穂にドップリです。
コレは読んでて辛かった・・・。もーマツモトキヨシが可哀想すぎる・・・!!
ふざけんなー!あのおんな!なつめでいいじゃないかー!
てゆーか誰も幸せになってないぞこんちくしょー。

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深爪

Posted by ブクログ 2008年12月18日

ホモセクシュアルは、ゲイにしろビアンにしろ複雑な人間関係を持ち込みやすいので、小説としてはわりと書きやすい分野だと思う。この3連作も最初はビアン不倫のねっとりしたエロスがテーマかと思ったが、視点が転換するたびに違うテーマ性を帯びてラストは家族愛の形までも描き出してしまい、なかなか面白い話だった。マツ...続きを読む

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深爪

Posted by ブクログ 2012年06月30日

ジャンル人妻らしい作品。正直主人公の恋人だった人妻より、その旦那のほうに感情移入してしまった。主人公でなく新しい恋人と出て行った妻を憎むでなく残された息子のために動く旦那と主人公の交流が面白い。

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