ハルオと立人と私。恋人でもなく家族でもない三人が始めた共同生活。この生活の唯一の禁止事項は「同居人同士の不純異性行為」――本当の家族が壊れてしまった私にとって、ここでの生活は奇妙に温かくて幸せなものだった。いつまでも、この居心地いい空間に浸っていたかったのに……。表題作「幸福な遊戯」(「海燕」新人文学賞受賞作)の他、「無愁天使」「銭湯」の2編を収録。今もっとも注目を集める作家、角田光代の原点がここにある。記念碑的デビュー作!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2018年03月30日

角田光代のデビュー作。
けっこう狂った感じ。
もはや共感はできないほどの
おかしさだけど、
いつも描こうとしているだろう
普遍的なテーマが原点を感じさせる作品。

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幸福な遊戯

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年12月07日

2014年の67冊目です。
3つの短編が収められています。
1つ目の「幸福な遊戯」は、女子大学生の主人公が、男性2人と、家賃の倹約の為シェアハウス生活を始めます。そこでのルールは「同居人同士の不純異性交遊」禁止です。自分自身の家族から得られなかった”居心地の良さ”を3人の生活の中に見出した主人公。で...続きを読む

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2014年03月16日

2014.3.15ー15
門田光代の原点はここにあるのかと思わせる、著者23歳の頃の主人公がほぼ同年代の作品。家族とは?自分とは?じんわりと考えさせられる良質な著書でした。

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2012年02月10日

角田光代のデビュー作。
あとがきで永江朗も書いてるが、本当書くことがぶれないなぁ。
そして、いまも昔も好き。

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2012年01月31日

これがデビュー作なのかと、あとがきで知る。彼女の小説を読むのは四冊目かな?
角田光代のエッセイはすごくすごくすごーーーく好きなのだけれど、小説は苦手だった。暗いし、わぁ!ってならないし。
でも、大学二年の今、読んでみたら、なんかもうこれはすごいわと思ってしまった。無自覚のどろどろが文字になっている。...続きを読む

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2012年01月07日

角田光代さんのデビュー作と、全く意識せずに読みました。なのに、書かれているテーマや表現、また作品に現れている社会に対する視点・見通しが、一貫していると感じた。ほんとに良い作家さんであると思う。

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2011年08月31日

「生きてくことって遊びなんだと思う。…当分死ぬまでに時間があるから、だから遊ばなきゃいけない。…」

こういう気楽さの中に本気が眠っていてね。


疑似家族がテーマになった話で、人間の営みには色んな形がある。

2人以上いれば、利害関係も生まれるしね。
3人の男女だなんて、複雑な関係になりそ...続きを読む

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2011年07月27日

いまを生きる人々の心情をデフォルメして描き出している。主人公らの極端な言動は、行き過ぎているように思う。常軌を逸しているように思う。でも、そこまでひどくはない程度なら、自分自身にもありそうだから怖い。
特に2作目の「無愁天使」。主人公が物を買いまくる。そして、一度も使わないまま、部屋のどこかに放置さ...続きを読む

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2011年05月01日

角田さんの処女作を収めた作品集。3品とも、かつて私が読んだ角田作品のどれよりも、骨太な文学でした。

人間を見つめ抜いて、そこからかすかな希望を見出す、文学の王道です。

しかし、後の作品に比べて、描写がこなれていないのは事実。
読み手を意識した書き方、すなわち大衆性の獲得が課題。

しかし...続きを読む

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幸福な遊戯

Posted by ブクログ 2010年10月27日

角田光代で最初に読んだだけに一番印象が深い作品。静かで淡々としているも主人公のどこか病んでいる雰囲気があるところはすべての作品に通ずるところ。この何とも言えない癖が好き。短編集なためそこまで急ぐ必要はないのですが一気に読むとさすがに食傷気味。

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