フリーライターの仕事で進藤が出会った、破滅を目前にした起業家、人気のピークを過ぎたアイドル歌手、生の実感をなくしたエリート社員……。東京を舞台に「今日」の哀しさから始まる「明日」の光を描く連作長編。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2013年07月09日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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哀愁的東京

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月05日

絵本を出版したことのあるフリーライター、進藤宏。もう今では絵本が書けない。
ゴーストライターやゴシップ雑誌の読み飛ばし記事、名前の出ない汚れ仕事でも何でもやる男。
雑誌の取材や自身の過去と向き合うために、何人かのひとたちと会って話す。進藤さんも含め、出会うひと全員がかつて輝いた時期があった。そして今...続きを読む

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2012年11月09日

東京に引っ越してきてから読んだ本。東京、哀愁。どこか寂しく、切なくなる本なのだけど、読み終わったあとにはそのどちらとも違う感情がぽっと沸きあがってくる本。

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2011年10月24日

ひとりの人間が様々な人と接している。
ページをめくるように、時間は過ぎゆく。

亡くしたものは、もう戻らない。
亡くしたもので、見つけたものがある。
見つけたことで、いつかは亡くしてしまう。

したいけど出来ないもの。
やりたくなくても出来るもの。
人よりは自分はきっと幸せなのだ。
...続きを読む

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2011年02月13日

タイトル通り哀愁感を存分に感じられた。
本を読みながら自分を通り過ぎて行った人々のことを考えてしまうような、メランコリーな気持ちになれる本でした。こういうテーマの小説が好きな人って、懐古主義なのかも。

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2010年12月27日

重松清の文には、どんな状況であっても常に『切なさ』が絡んでいるように思う。
東京という街が生み出す切ない光景を、自身を取り巻く切ない日常を、他人が抱える切ない毎日を、丁寧に描く、切ない文章。私の思う重松清の魅力は、そういうところにある。

一つの絵本をきっかけに巡る人間模様の在り方が、哀愁という言葉...続きを読む

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2010年12月08日

『哀愁的東京』

このタイトルが好き。なんか胸に響くんだな。
重松さんの本はよく読むけど、人の心の微妙なまでの変化を鮮明に捉え、それを言葉にして描くことが非常に上手な人だなと思います。
東京という街が織りなすドラマ。哀しみで終わる「今日」であっても、必ず始まる「明日」へ。弱々しくもその一歩一歩...続きを読む

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2018年01月06日

絵本が書けなくなった絵本作家がフリーライターの仕事でかかわる様々な人、応援してくれる編集者などとのつながりを通じて話は進んでいく。終わりまで読むと、哀愁的東京というタイトルそのものの話だなーと。
様々な登場人物を通して プロとは何かということを考えさせられ、プロゆえの重圧と哀しさが伝わってくる。これ...続きを読む

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2017年10月14日

重松清の文章は人間らしい生っぽさみたいなものがあって好き。
その人の人生の連続性が見えるからそう思うのかなー。

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哀愁的東京

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年04月11日

短編集。
舞台は東京ですね。現代東京の小市民達。
人のノスタルジーを掘り起すような作品で
読んでいると、あぁ、こういう風景有るかもー。と。

遊園地とかのぞき部屋とか、
今は廃れて錆び付いているような、
見た事無いのに行った事が有るような
知らないのに、こう言う所有ったねー、と思うような。

「哀愁...続きを読む

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哀愁的東京

Posted by ブクログ 2017年02月24日

重松清の小説は、子供の話も良いが大人のも良い。ちょっと突っ張った感じだが、主人公の真剣に向き合う態度、真面目さが伝わってくる。地方から都会に出てきた人の殺伐たる人の生活、人いきれ。そこからいろんな事を吸収して年老いてゆく。2017.2.24

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