無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
家族のために生きる毎日に、ふと立ち止まる。
「わたし、どうして、こんなにせっせと働いているのかしら?」
誰に見張られているわけでもないのに、夫の小言を恐れて、完璧な家事をこなす自動操縦の毎日。
58歳の専業主婦・陽子さんの平穏な日常は、一人息子が連れてきた彼女みやちゃんによって一変する。「俺様」な息子の態度に直面したとき、30年間夫の顔色をうかがい、お利口な〈黒子〉として生きてきた陽子さんの心に、初めて強烈な違和感が芽生え…。
当たり前のように家族を支えてきた日々の愛おしさと、その裏にある寂しさにそっと光をあてる、「あなた」の心に深く寄り添う物語。
※価格、ページ表記は紙版のものです。一部記事・写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
たくさんの女性が読みながら陽子さんに頷き、陽子さんと一緒に怒り、陽子さんを応援したくなるのではないでしょうか。
時代はまだまだ、やっと、転換期。
私の子供たちが成人する頃には男も女も呼吸しやすい日本であってほしい。
娘にも息子にも、自分で考え、勇気と自信を持って選択する力と、1人でも生活できる力をつけてもらいたいと思います。
こういう女が目覚めて立ち上がる話(闘うのではない。これまでにもう十分闘って、諦めや無のフェーズに入っているはずなので)を男の人はどう感じるんだろうと前から気になっているのですが、この連載はオレンジページなので、目に留まらなそうで残念です。
男は男でこうあるべきという価値観に縛られているのでしょうね。
妻や家族を養うのは嫌だとか、妻に養われたいとか、仕事より家のことをしたいとか、色々あると思うんですよね。
あまり表に出てこないですが、そういうのも堂々と言える世の中だといいなと思います。
Posted by ブクログ
「陽子さん」という人は、もしかしたら自分自身かもしれないし、姉妹や母親、友人かもしれない。それだけこの日本にはありふれている「女性」の姿のように思う。
彼女が文句ばかりを言われながら褒められることなく日々こなしてきたこと、なんとか受け流してきた酷いことばは、それは確かにこの世界にあって、わたしも何度も何度も耳にしてきた。
側から見たら酷いと思えることも、陽子さんは当たり前だと思ってやり過ごしてきた。それでも、人との出会い、対話を通してこれまでの当たり前を揺るがされ、変化していく。
現実はそんなに上手くいかないかもな、とわたしの身近な現実に思いを馳せつつ、それでもこの物語のような作品が世の中に増えていくことはとても素敵なことだと思うし、多くの人に読まれて欲しい。とても読みやすい作品だった。
Posted by ブクログ
58歳の専業主婦・陽子さんの平穏な日常は、息子が連れてきた彼女・みやちゃんによって一変する。
夫に従順でひたすら家事をこなしてきた陽子にとって、みやちゃんの言動には驚かされるが、納得できると…。
結局、息子と結婚すると思っていたのにみやちゃんからお断りしたという内容に、今の時代はそうだよなぁと言わざるを得ない。
そんなふうに一人息子を甘やかしてきた自分に非があるのだとわかっていても…
今更なのである。
夫に対してもそうで…
遂には言ってしまった一言で…
あわや離婚かに思えたが…
夫の顔色をうかがい、黒子として徹してきた30年間を無駄にすることなく、上手く逆転させ、お互いに不満を持つことのない未来を構築させたことに凄いと思った。
58歳の陽子さん、目覚めたね。アッパレ!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸