【感想・ネタバレ】陽子さんはお元気ですか?のレビュー

あらすじ

家族のために生きる毎日に、ふと立ち止まる。

「わたし、どうして、こんなにせっせと働いているのかしら?」
誰に見張られているわけでもないのに、夫の小言を恐れて、完璧な家事をこなす自動操縦の毎日。

58歳の専業主婦・陽子さんの平穏な日常は、一人息子が連れてきた彼女みやちゃんによって一変する。「俺様」な息子の態度に直面したとき、30年間夫の顔色をうかがい、お利口な〈黒子〉として生きてきた陽子さんの心に、初めて強烈な違和感が芽生え…。

当たり前のように家族を支えてきた日々の愛おしさと、その裏にある寂しさにそっと光をあてる、「あなた」の心に深く寄り添う物語。


※価格、ページ表記は紙版のものです。一部記事・写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。

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Posted by ブクログ

表紙とオレンジページで連載という事でほっこりした話なのかと思いましたが、グサグサと突き刺さる場面がありました。
陽子さん同様に私も自分の事を振り返り、行動を起こしたい。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

私と年齢が近いので、とても感情移入しながら読んだ。おまけに息子がいるのも同じ。この小説に出てくる息子よりはだいぶ優しいけれど、陽子さんの気持ちがとてもよくわかった。
陽子さんとだんなさんがどうなるのか、ちょっとハラハラしたけれど、ハッピーエンドでよかった。自分の人生、楽しまなきゃ!と思わせる小説だった。

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

58歳の陽子さん、読んでると腹立たしいほど世界観が昭和だと思うのに、実際の自分を振り返ると根本には同じような考え方があるとわかり愕然とした。ちゃんと今の時代にアップデートしてると思ってたのに。夫に汚れを指摘されるうちに、事前に見つけサッときれいにしておく、それらは掃除というより生活に組み込まれている、わかるなあ。嫌な夫だと思うけどその夫と暮らすでなく『養ってもらっている』と感じてしまう、そう育ってきた、環境を思うと次世代には引き継いでほしくないと強く思う。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

「陽子さん」という人は、もしかしたら自分自身かもしれないし、姉妹や母親、友人かもしれない。それだけこの日本にはありふれている「女性」の姿のように思う。

彼女が文句ばかりを言われながら褒められることなく日々こなしてきたこと、なんとか受け流してきた酷いことばは、それは確かにこの世界にあって、わたしも何度も何度も耳にしてきた。

側から見たら酷いと思えることも、陽子さんは当たり前だと思ってやり過ごしてきた。それでも、人との出会い、対話を通してこれまでの当たり前を揺るがされ、変化していく。

現実はそんなに上手くいかないかもな、とわたしの身近な現実に思いを馳せつつ、それでもこの物語のような作品が世の中に増えていくことはとても素敵なことだと思うし、多くの人に読まれて欲しい。とても読みやすい作品だった。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

58歳陽子専業主婦。夫には文句を言われ、家を離れた息子にLINEを送ってもろくに返事が来ない。息子が連れてきた彼女が言った言葉から、自分がいかに蔑ろにされてきたか気づく。

なかなか面白かった。息子の彼女のみやちゃんがいい。自分の考えを持ち、いいものはいいとちゃんと言う。

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2026年07月29日

Posted by ブクログ

58歳の専業主婦・陽子さんの平穏な日常は、息子が連れてきた彼女・みやちゃんによって一変する。

夫に従順でひたすら家事をこなしてきた陽子にとって、みやちゃんの言動には驚かされるが、納得できると…。

結局、息子と結婚すると思っていたのにみやちゃんからお断りしたという内容に、今の時代はそうだよなぁと言わざるを得ない。

そんなふうに一人息子を甘やかしてきた自分に非があるのだとわかっていても…
今更なのである。

夫に対してもそうで…
遂には言ってしまった一言で…
あわや離婚かに思えたが…


夫の顔色をうかがい、黒子として徹してきた30年間を無駄にすることなく、上手く逆転させ、お互いに不満を持つことのない未来を構築させたことに凄いと思った。

58歳の陽子さん、目覚めたね。アッパレ!






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2026年07月08日

Posted by ブクログ

知り合いに この作家さんを薦められて初めて読みました。
陽子さん、家が大好きで人との出会いなども少し億劫になっていて、定年後嘱託社員の旦那、愛猫あんちゃんと暮らしている。
ある日独立した息子が彼女を家に連れてくるところから陽子さんの日常が動き始める。

結果的には とても丸く収まってめでたし て感じなんだけど、佳境に入るまでが少しもったりした感じ…の割にサクッと解決した(ように感じる)
所々に入るイラストが可愛い。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

陽子さんは、長年専業主婦として家族のために家事をしてきた。まるで上司とアルバイトのように夫から指示されたり、不平不満をチクチクと指摘されたりしてきた陽子さん。息子の彼女のみやちゃんとの出会いで、そんな日々に疑問を持つようになる。家族の機嫌を損ねないように、自分の思いは出さずに暮らしてきた自分に気がつく。自分の気持ちを押し殺さずに、伝える努力をし始める陽子さん。離婚ではなく、夫婦で変わろうとしていく様子がよかった。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

自分の母(彼氏の実母)に対する態度を見て、この人とは結婚できないなとジャッジしたって箇所すごく勉強になったわ笑。私はとっくに既婚ではあるけど、息子の教育に関してとてもためになったわ。

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

とてもほのぼのとした感じで始まって、家庭のことをすることが大好きな陽子さんのアラ還の話、かと思いきや、ヴィーガン、フェミニスト、昭和の亭主関白、モラハラと社会問題多めで驚いた…一章ごとが短く、読みやすい文体であっという間に読めた。令和でも、家庭環境?で自分を下に見るだんなが生まれるのか…?!驚いた。(陽子さんの息子)

またずーーーーっと自分を殺して生きてきた陽子さんが、嫌いな友人に打ち明けたことから、突然旦那に意見しブチギレし、(離婚して下さいと)言いたいことを言って、夫婦やり直ししましょうが、驚く速さで展開され、夫も驚く速さで改心したのがちょっと急すぎた。
最終的に好きなことを活かして、ホームセンターでいきいき働く陽子さんはすてきだった。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

chapter7編で構成された連作短編集。
文字も大きく、177頁と短いので一気に読めた。

主人公は58歳の専業主婦・陽子。
家族は男尊女卑的思考を持つ夫と、俺様気質のわがまま息子。

昭和の価値観そのままのスタイルにウンザリする。

ある日、陽子の自宅に息子の彼女・雅が訪れた事をきっかけに、陽子は自身の人生へ疑問を抱き始める。

この雅のキャラがいい。
思慮深さを持ちながら、思った事を丁寧に伝え、凛として生きている。

特に大きな出来事は起きないが、陽子の年代に近い方なら共感できる点が多いはず。

気付きを経て前進する陽子に乾杯!

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2026年07月16日

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