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彼ほど嫌いな上司は、いや、人間はいなかった――。
1990~2000年代、時代を狂喜させた伝説の“鬼畜系”サブカル雑誌。
その創刊編集長のちっぽけな栄光と、ろくでもない死に迫る愛憎ノンフィクション。
関係者取材40人以上、延べ100時間以上のインタビューを経てたどり着いた
モンスターの真実。
「モラハラの権化」「サディストの化身」「セクハラ鬼畜」。
「強欲の炎」そのものだった男はコアマガジンで英華を極めたが、
遂には自らの炎に燃やし尽くされ、ひっそりと孤独死を迎えた。
彼の人生はいったい何だったのか。
魑魅魍魎の人間ドラマ。
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Posted by ブクログ
悪趣味サブカル全盛期の群像劇として非常に面白く、一気に読んでしまった。人物評伝として読むとちょっと物足りないが、当時のコアマガジン周辺の個性的な人たちの行状が生き生きと描かれており、ひとつのムーブメントの記録としてとても面白く読めたし、記録としても貴重なものである。クセの強い面々をうまく使った経営者のしたたかさと懐の深さは、コンプライアンスばかり気にしている今どきの企業経営者には到底まねのできないものだ。著者は「あの頃はよかった」にならないよう気を付けたというが、事実として歴然とあの頃は良かったのだ。巻末には弁護士のコメントも寄せられているが、こういう本を出すのにいちいち弁護士に事前相談しなければいけないギスギスした現代の世情といい、まったく「正しさ」の横暴には困ったものである。
Posted by ブクログ
・率直に言うと、こういう人いるな、けど、とりたてて珍しくない、と思った。
・身に覚えがある、実際の職場で会った上司。確実にこういう人はいる。が、読んでみてそれ以上でもそれ以下でも無い、と感じでしまった。著者の実際受けた「酷い目」の具体例の記述が少ないから?(思い出したくも無いだろうけど)
・なので、どこの職場にいる厄介な人以上の印象がなかった。もしかしたらそれが狙いかもしれないけれど。(更にもしかしたら、そういう自分の方がおかしいという可能性も)
・とは言え、アングラ出版社のやりたい放題の時代の記述は、全然褒められた物ではないとはいえ、やはり面白かった。
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