遠い他国でひょんと死ぬるや

遠い他国でひょんと死ぬるや

968円 (税込)

4pt

4.0

戦没詩人の“幻のノート”が導く南の島へ――
大戦の記憶、民族と宗教、友情と神秘…
予測不能の旅に男が見たものは!? 千変万化のエンターテインメント!

激戦地ルソン島で戦死した、詩人竹内浩三の幻のノートを追って――須藤は、TVディレクターの職を捨て、彼の足跡を辿るべく現地へ渡る。到着直後、謎の西洋人男女に襲われたところを救ったのは、山岳民族の娘ナイマだった。大戦以来の日本人への反感を隠さない彼女は、須藤をミンダナオ島独立闘士ハサンの家に伴うことに。だがムスリムの一族は、秘密を抱えていた……。
第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞作

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遠い他国でひょんと死ぬるや のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦時中の詩人“竹内浩三”の幻のノートを求めて、中年のバツイチ男が仕事をやめてフィリピンで“自分探しの旅”に出る、そんなイメージで読み始めた。
    ところが、案外これが不思議な冒険活劇になっていく。

    フィリピンは複雑な歴史をもつ。

    もともと複数民族がルソン島とミンダナオ島を中心に多島に散らばって文化圏

    0
    2025年09月08日

遠い他国でひょんと死ぬるや の詳細情報

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