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例大祭が近づき、皆で準備に取りかかる中、氏子さんたちから母の昔話を聞いたまことは、両親が出会ったご縁に思いを馳せます。芽生え始めたまことへの気持ちに戸惑う悟、その様子に不安をおぼえる小杉、達夫と十子の親しげな雰囲気に動揺を隠せない日輪子……と、祭りを前に、冴木神社にはなんだか複雑な想いが集っているようでございます──
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Posted by ブクログ
うう…このもどかしい恋愛モードがすごく好みで……!きゅうっと胸を締め付けられました。 好きになったのを自覚したのはいいけれど、七海の手前、自分の想いを押し込めようとする悟くんがいじらしい。まことのことを「好きじゃない」と言ってしまったあとの悟の表情の変化がすごくいい。
悟くん…驚きと萌えとよくわからない感情がマーブルになってあいた口がふさがりません。 悟くん、不器用な子だなあ。小杉君かわいいです。
かわい~~~!!! 恋モードの悟くんは見ててニヤニヤしちゃいますね。頑張れ少年! そしてハルちゃんもほんといい子だ。 まことも可愛いし、日輪ちゃんもかわいいし、可愛いものばかりですなぁ。 2ヶ月連続ってことは、次巻はしばらく間あくのかな?小説は口コミ見てから考えます。
悟くんの今後が気になるところですが、2人の出会いの過去編に入りそうなので、そちらがとても楽しみです(*^▽^*) おじさんが一瞬、銀太郎が視えるのかと思いきや違ったり、なんだかこちらの人はまだ不思議なままです。きっとこの人も、由ちゃんが本当に好きだったんだろうなあ…と思いました。
読書録「ぎんぎつね10」4 著者 落合さより 出版 集英社 p60より引用 “まあ祭り自体は人間のためのモンだからな それで稲荷大神が喜びゃ十分じゃねーの?” 目次から抜粋引用 “芽生える想い それぞれの想い 例大祭が近づく中で 由子の思い出 12年” 稲荷神社の十五代目跡取りであ...続きを読むる女子高生 を主人公とした、日常系ファンタジー漫画。 修学旅行から帰り、まことに対する気持ち の変化に揺れる悟。旅の疲れか心理的影響か らか、熱を出し寝込んでしまう…。 上記の引用は、冴木神社の例大祭に対する 神使・銀太郎の台詞。 神の使いがこんな風に思ってくれているのな ら、人間側も気楽でいいですね。 悟の変化、神社の例大祭、まことの母の思 い出、増々広がりと深さを見せる物語です。 それにしてこの作品は、背景師さんが大変 そうです。 ーーーーー
やっぱり高見には,銀太郎が見えていないのか.何だかいろんなもやもやがすっきりと腑に落ちた. やたら刊行が早いと思ったら,アニメのやっている期間に合わせて出しているということなんだろうか.
悟君のことや、船橋さんのこと、皆の矢印があっちこっちにとんでいてこれからどうなるんだろうとハラハラしてしまう。 しかしそれが心地よくもあり、楽しくもある。悟君と小杉君はなんだかんだでいいライバルだね。お互いに切磋琢磨していけばいい。悟君は戸惑い心をどうにかおさめられるのかが問題だ。 あと義友さん、銀...続きを読む太郎さまのこと信じてないわけじゃないんだろうなあ。昔は幼いまことの為に信じているふりをしたのかもしれないけれど、それでも何やら神様に思うところがあるのだろう。そうでなければ話しかけたりしない。 彼の胸の深い部分もそのうちさらけ出せる話があればいいなと思うよ。
変わらない場所にうつろう人々。変化する心もあれば、変わらない愛もあることがしっかり描かれていました。 400年はあっという間。今回は各自恋愛模様の決着というか、ひとまずのゴールを迎えました。これでもかみたいな大恋愛シーンはなかったですが、心の整理を済ますシーンはありました。船橋さんは恋愛ではな...続きを読むく父への憧れであることを自覚し、悟は迷いを欺瞞に変えて、その心を平静に導きました。彼らの17歳としての等身大の思いはなんとも言えない気持ちになりましたが、悟に関してはまだ終わりではないので小休憩といったところなんですかね。また、心の整理が終わってしまった代表である義友も今巻ではだいぶ目立ちました。今まで神使が見えているような素振りをみせていた彼も神使は視えない側の人間だったのは少し驚きました。死んでしまった由子を思い、いないと思っている存在に話しかける。どこか諦めにも似たその行動は、その後の船橋の説得にも繋がっており、義友というキャラクターに影がある良いシーンだと思いました。一方、相変わらずの達夫は変わらず亡き妻への愛をしっかりと語っています。三者三様、十人十色といいますが、今回のかれらの心の変わり具合の比較は面白かったです。この様々な人間たちの心の変わり具合は神使の銀太郎にとってはあっという間の出来事、しかし最後に真に向けて話した通り銀太郎たちはそれらのことをなにも伝えられない。だが、見ていることには変わりなく、その思い出を懐かしむことをしています。400年なんてあっという間と銀太郎は言いますが、神様の使いとしてしっかり人間を見て、それを昨日のように覚えているところをみると神様らしい行動をしているなと思いました。どんな時にも神様は見ているんだからしっかりやらないといけませんな。 節目の巻としてそれぞれの完全な整理とはいきませんでしたが、様々な人の思いが見れた面白い巻でした。次巻は神社の祭りのなかでもっとも重要とされている例大祭。もう少し、波乱があるもしくは銀太郎の過去の回想でも入るのかなぁと期待しています。
例大祭が近づく中、各キャラの恋を中心とした思いが様々に描かれる第10巻。完璧に恋模様が中心となってしまっているので、これまでの本作らしい魅力がなかなか出せていないような印象が強い。様々なキャラの恋慕が大きな進展のない形で描かれていくのでなんともやきもきする。このままこういう恋愛話だけを進めるのであれ...続きを読むば非常に心配になってしまう。 しかし、現在の様々な「恋」という部分に対応させながら、義友の行動や、達夫と由子の「かつての恋」を語りだしているので、この路線に非常に期待が持てる。彼らの話と現在の話がどのように結びつくのか、それによってはとても興味深い結末に辿り着くかもしれない。次巻が待ち遠しい。
ちょうど失恋したころに読んだので、 ちょっとせつない心理描写がたくさんでした。 9巻のワイワイ感とは打って変わって、 ちょっと物事が転じてきた様子が描かれています。 変わるから、愛おしい人生だということなんでしょう。 でも、その最中では、辛かったり、かなしかったり、せつなかったり… 複雑な模様です。
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