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Posted by ブクログ
劉邦亡き後の漢~高祖・劉邦が亡くなると呂后は盈の即位を許したが,寵愛を恣にしていた戚妃の手足を切り,舌先を切り落として,目と耳を潰して肥溜めに落としたが,盈は酒に溺れて政を顧みず子作りもままならない。織女が産んだ恭が即位したが,盈の子であるかは怪しい。劉邦の孫である斉の章は長安で出世し,呂氏には珍しい美女を娶ったが,呂后が亡くなると,反呂陣営の先頭となって,劉の天下を取り戻した。しかし,兄は皇帝とならず,代王の恒が即位し,仁政を施すが経済は復興しない。章の妻・呂氏は呂一族の恨みを晴らすため,淮南王に接近し,夫を暗殺する。皇位を狙う長は北方民族討伐と見せて長安に攻め込もうとするが,計画は頓挫し,巴に流される途中で餓死する。呉は銅山を開発して豊かであるが,これを奪おうとする皇太子・啓の師傳・晁錯は,啓即位後に諸王の小さな罪を理由に郡単位で領土を削っていく。呉王・?は8カ国と連合して兵を挙げるが斉と斉北は早々に脱退し,啓は晁錯を処刑して気勢を削ぐ一方で,反乱軍の糧道を断って野望を挫く。皇后の嫉妬を理由に后と太子を廃し,王美人の子・徹を太子に立てる~呉楚七国の乱を呂后・劉章・劉長・周亜夫の視点で語っていくが,どれも地味。出入り・毀誉褒貶が激しくて流石に大国を感じさせる。制度的変遷も権力闘争の挙げ句の偶然かも知れないが,それは歴史的必然となる。それが小説家の想像力を刺激するのだろう
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