人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた(小学館新書)

人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた(小学館新書)

1,056円 (税込)

5pt

3.9

ドラゴンズは「不条理」を学ぶ教科書だった。

球団史上初の「3年連続最下位」で2025年シーズンを迎える中日ドラゴンズ。井上新監督による再出発をドラファンは注目する一方、“どうせドラゴンズは…”と達観(諦観)の目で見ているファンも少なくない。
それというのも、強かった時も弱かった時もファンは「残酷な思い」を味わい続けた歴史があるからだ。
そんな屈折した思いを、ファン歴半世紀の拓殖大学教授・富坂聰氏が綴る。日中問題の専門家による「中日(ファン)問題」とは──。

●強くても嫌われ、弱くても蔑まれてしまう中日ファン
●長嶋茂雄と松井秀喜の花道を邪魔した「KYなチーム」
●名選手でもオールスターに選出されない「田舎球団の悲哀」
●「ナゴヤ・アズ・ナンバーワン」「名古屋ファースト」のファン心理
──そんな“悲哀”を味わっても、“冷たい視線”を浴びても応援するファン。そうした「残酷さ」を含めてドラゴンズは魅力的だからである。

巻末には「ウーやん」こと宇野勝氏と著者による爆笑スペシャル対談「ドラゴンズと名古屋にどっぷり浸かった私たち」を収録!

(底本 2025年4月発売作品)

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人生で残酷なことはドラゴンズに教えられた(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日中関係の専門家によるドラゴンズ本。手に取るまでは、アカデミックな分析が中心かと想像していたが、読み進めるうちに、それは熱烈なドラゴンズファンによる愛情たっぷりの一冊だと感じた。

    本書は、「民主主義」「人材育成」「敵役のつらさ」「多様性」という四つの視点からドラゴンズの歴史を紐解く。著者の過去の経

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    中日戦を見にナゴヤドームに向かう電車で読み進めていました。小さい頃テレビで見ていた選手の名前やら、父から聞いたことのある選手の名前やら続々と出てきて生まれながらのドラファンとしてはクスクスしながら読みました。

    ドラゴンズ…今年はBクラス確定しちゃったけど、ヤキモキしたり絶望したりしたけど、でもなん

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    自分はドラゴンズファンでないが、愛知県人。幼少の頃から周りに沢山のドラゴンズファンを見てきているので、
    「どうせドラゴンズ」の珍しくもない話であったが、これで酒席でのドラファンを凹ませるネタを仕込むことができた。

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

    ドラゴンズファンとしては、ちょっと本の内容が軽くても星4つはいるよね。
    関東でドラゴンズファンを続けていくには愛知県在住の私とは違う苦労、見方があるってことを教えてくれた。
    Make Dragons Great Again

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    頭から尻尾まで、どこをとっても100パーセントドラゴンズファンの生き様。技術論や組織論なんてものは一ミリも存在しない、純然たるまじりっけなしのドラゴンズ雑談。いかにしてドラゴンズファンはドラゴンズファンとなるのか、ドラゴンズファンの生態とは?で一冊本にするなんてどうかしてる(褒め言葉)

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    近年低迷を続ける中日ドラゴンズ。愛知県出身日中(中国)関係の専門家が語るドラゴンズ愛。東京や大阪とまた異なる文化、名古屋独特の環境。地元から見た中日ドラゴンズに関するラブレター。
    過去のエピソードを多少は織り交ぜるもちょっと食傷気味。自虐が過ぎる感あり。
    ただし、あの宇野勝との対談は素晴らしい。

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    ■前説
    本や雑誌で散見するタイガースの評論って、スカタンぶりも愛嬌と見なす自虐性、スカタンぶりをことさら糾弾するような他虐性、大体このふたつに分けられ、キャッチーなタイトルが付けられる。

    雑誌『Number』は1984年の開幕特集号で、『阪神は大阪の恥やと言われていいのか、タイガース』と奮起を促す

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    日中問題を専門とする大学教授による中日ドラゴンズ論。
    愛知県出身で中日ドラゴンズファンでもある著者が、中日ドラゴンズにまつわる過去の出来事を交えながらその不憫さというか理不尽さを嘆く内容になっており、昔からのファンにとっては懐かしい話も多いわけですが、そうでなければ一体何が言いたいのかよくわからない

    0
    2025年05月16日

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