あわこさま―不村家奇譚―(新潮文庫)

あわこさま―不村家奇譚―(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

3.6

東北地方の旧家・不村家では数代に一度、特別な子供が誕生する。人智を超えた才知を授かることから繁栄の兆しと崇められる一方、「あわこさま」と呼ばれる怪異があると畏れられてもいた。異形の奉公人たちの手で守られる平穏な日常が闖入者により瓦解したとき、人々は思い出す。――あわこさまは、不村に仇なすものを赦さない、と。「水憑き」一族の栄枯盛衰を描く、危険すぎるホラーミステリ。(解説・朝宮運河)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

あわこさま―不村家奇譚―(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ――東北地方の旧家・不村家では数代に一度、特別な子供が誕生する。

    ――奇妙なことに、不村家の奉公人は、すべて異形の者だった。

    プロローグの舞台は1898年春。
    奇譚の定番に思える始まりだけれど。
    その後のエピソードの舞台は、
    1978年夏、
    1977年春、
    1978年秋、
    1998年春、
    203

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    登場人物は誰も彼も、邪悪の権化とまでは言えないにしても、善人とは言い難い手合ばかり。そうした彼らが織りなすエピソードもグロテスクだったり、おぞましかったり。にも関わらず、このお話を端的に形容するならハートウォーミング系になるだろう。そういう意味ではほんとに変な話。グロ耐性があるならぜひ。

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    恐ろしくも妖しい幻想的な世界観。旧家に代々とり憑いている水憑き「あわこさま」に身体の一部を持っていかれるのと引き換えにずば抜けた才覚を授かる当主。様々な異形のものたち。揺らめきの世界に浸ってる感覚だった。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    東北地方の旧家・不村家では、数代に一度、特別な子供が誕生する。人知を超えた才知を授かる事から、繁栄の兆しと崇められる一方、「あわこさま」と呼ばれる怪異があると恐れられてもいた。
    異形の奉公人たちの手で守られる平穏が瓦解したとき、人々は思い出す。あわこさまは不村に仇なすものを絶対に許さない、と。


    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    東北地方の旧家·不村家では数代に一度、特別な子どもが誕生する
    また不村家には『あわこさま』と呼ばれる怪異がおり、周囲の人々から恐れられていた…
    …というあらすじからわくわくするホラー!

    1900年代からおよそ100年、語り手が変わりながら不村家について描かれている
    ただホラーなだけでなく、読み進め

    0
    2025年06月14日

あわこさま―不村家奇譚―(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

彩藤アザミ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す