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Posted by ブクログ
シリーズ第三作。
正木数馬に代わって馬廻役筆頭となった村野小平太と初めて行動を共にした別式女筆頭・万里村巴。
たまたま行きあった、女性が襲われそうになっている場面で、『にこにこ大福』というあだなとは全く違う小平太の顔を見て、驚き警戒する。
そんな小平太から、巴一家が役宅に招かれ、ますます巴は警戒するのだが…。
夫の音次郎に輪をかけて物怖じせず懐にするりと入り込む息子の誠之助の良さが光った話だった。
何しろ小平太の娘・小雪とも交流し、小平太のとげを抜いてしまった。
誠之助が何者になるのかまだ分からないが、この能力は何にしても活きるだろう。
第二話は巴が仕える由利姫が嫁ぐ前の、お忍びの外出。
美味しいご飯を食べた後は町の中を散策して帰るはずが、途中で由利姫の許嫁は登場するわ、許嫁と家臣たちに由利姫を攫われそうになるわ、許嫁側のいざこざに巻き込まれそうになるわで、大変なことに。
もちろん巴や小平太が必死に守るのだが、このまま由利姫は嫁いで大丈夫か?と心配になった。
第三話は巴の夫、音次郎が三日も行方不明になり、巴が探し回る話。
音次郎が何か事件に巻き込まれたのか…と心配になった巴は、元別式女筆頭の世津に相談。すると、たちまち糸口が見つかる。
結果的に音次郎らしい結末だったのだが、巴が意外にも音次郎のことをこんなに必死に思っていたのかと安心した。また、いつも音次郎と口喧嘩ばかりしている巴の父・源蔵も心配しているのが意外で、でもやはり家族なのだなと安心した。
今回もゆるくサクサクと進んだが、楽しく読めた。
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