越境

越境

2,200円 (税込)

11pt

3.4

自衛官出身、『小隊』の砂川文次が圧倒的なリアリティーで描くノンストップ・ミリタリーアクション巨編!

ロシア軍の侵攻から10年が過ぎた北海道東北部は、ロシア軍や自衛隊の残党、民兵、マフィア、ヤクザなどが群雄割拠している。日本政府「支援飛行隊」のイリキは、ヘリコプター墜落から九死に一生を得る。救ってくれたヤマガタ、アンナと共に、血なまぐさい「無法地帯」を奥へ奥へと進んだイリキの前に、ついに究極の兵器が現れる!

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越境 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    北海道がロシアに侵攻される
    しかしロシアが侵攻部隊を反乱分子として切り捨てたことによって、応戦した自衛隊は不法入国者に対する違法な攻撃とされてしまう
    その後戦場となった北東部はロシア残存兵、あくまでも交戦した一部の自衛隊、取り残された市民、海外から密入国する者達からなる無法地帯に
    日本政府も国民もこ

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    なかなか難渋な文体で、迫力ありつつダラダラと
    凄まじい場面が展開してゆく。
    あるかもしれない北海道を舞台に、自衛隊の内実に沿ながら、墜落後、帯広釧路標別旭川に辿りつき、
    最後落ち着くかと思いきや、札幌で、最終決戦へ。

    これも諦めず最後まで読んで満足。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    戦闘や壮絶な描写が延々と続き読んでると大変疲れます。これは北海道の騒乱というより、仮想近未来の日本人や極東を取り巻く思想の戦いを描きたかったのかなと。危機感と国民に対する誠実な政治がどこまでも重要である、と言うのが主題かもね。H県とか米とかホンマに大丈夫なん?

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『ブラックボックス』、『小隊』と作者の小説を読んできたがいつも通りの内省的な文章と独りよがりの社会分析が心地よかった。基本的に私も同じような思考回路なんだろう。
    今回の舞台は『小隊』の10年後。ロシア反乱勢力、自衛隊くずれ、分類不可能な反社などが入り乱れてのカオス状態になった北海道。カオスは最後まで

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何かの紹介をざっと読んで、ロシアが北海道に突然攻め込んで来るという話を元自衛隊員の作者が描いたものという事で、戦時の戦略やら国家間の攻防、戦場のリアルな描写とかを勝手に期待して読み始めたが、そうではなかった。
    舞台は、ロシアが攻め込んで10年程経過した北海道で、ロシア軍、自衛隊、機動隊、マフィア、民

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本の雑誌・年間ベスト。本作なんて、完全なエンタメ作だと思うんだけど、芥川賞作家なんですね。意外。とはいえ、特に導入部分の、改行や会話文が殆ど無い、びっしり埋め尽くされた字とか見ると、なるほど、文学だなって思えたりもする。舞台は、ロシアが進行し、無政府状態になった北海道。当然、ウクライナの被害が頭を掠

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    越境

    著者:砂川文次
    発行:2024年7月30日
    文藝春秋
    初出:「文學界」2023年1月号~2024年3月号

    砂川文次の小説を読んだのは、芥川賞作品(2021年下期)「ブラックボックス」以来の2作目。その前年に「小隊」という戦争小説を出していて、それは読んでないけれど、ロシア軍が北海道に上陸、

    0
    2024年08月27日

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